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柏木公宰のエッセイ 第七十八回「ポートフォリオの整理」

そろそろ物の断捨離を始めようと思ってまして、まず最初は今まで描いたイラストのポートフォリオを整理しております。

自分で描いたものだから、アルバム写真のようにいつ何時描いたものか鮮明に覚えていたりします。

この絵は大学時代にいろいろ描いてたな~っといったものから、コンペにだして全然ダメだったものまで大量に保管しております。

その大量の絵を整理していてある興味深い発見をしました。

自分で言うのもなんですが、初期の頃の絵はすごく上手い!

結構丁寧だったり発想も面白かったり魅力的に感じる。他にも力強いものもあったりと表情豊かでなんか自分の作品とは思えない。

逆に一番ひどい時期の作品は中期の作品です。

なんというか手抜きというか楽をしようとしている。絵の具の乗りも悪く、汚いものも多かったりする。おそらくこの時期はだいぶ迷っていたのかもしれないです。

ポートフォリオを通して自分の好調、不調がみれて結構勉強になりました(まだ整理は終わっていませんが・・)。

やっぱり「手を抜く」「迷う」はよくないね。描くなら全力で描かないとダメだし、迷ったりやる気がないのなら描かない方がいい。

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