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デートの成否は段取り8割
どうも、柏木です。
あなたは女の子とデートが決まった時に
ちゃんと段取りをしていますか?
僕は非モテだったころに
デートの段取りを怠ったため
せっかくの良質な出会いを
取りこぼしてしまうという
失態を犯してしまいました。
今回はその時の事例を
ストーリー形式でシェアいたします。
僕の哀れな失敗談から
事前の段取りの大切さを理解していただいて
女の子といい感じになるデートに
役立ててほしいなと思います。
SNSで出会った女子大生とのデート
僕が社会人1年目、
23歳の時の出来事です。
当時はmixiというSNSが流行していて
そこで一人の女の子と出会うことができました。
相手は二十歳の大学生。
プライベートのメールアドレスを交換して
メールのやり取りをして
二人で会おうという話になりました。
季節は12月、クリスマスの前。
この時期に恋人がいない
男女が会うということは
クリスマスを一緒に過ごす恋人候補だよねという
暗黙の了解のようなものがあります。
そんなドキドキを胸に秘めて
当日が来るのを待ちわびていました。
当時の僕は横浜に住んでいたのですが、
引っ越してから数か月しかたっておらず
あまり詳しくありませんでした。
デートの場所をどこにしようか考えたのですが
中華街であれば有名だし
どこかしらお店もあるだろう
と短絡的に考えて、
中華街で飲もうということで
約束をしました。
デート当日、第一印象は良好
最寄りの駅の出口で待ち合わせの約束をしてたので
少し早めに待ち合わせ場所について
女の子が来るのを待っていました。
約束の時間になると、
待ち合わせ場所で待つ僕の前に
一人の背が低くて可愛らしい
ロングヘアーの女の子がやってきました。
『あの、柏木さんですか?』
「おっ?○○ちゃん?」
『そうです!よかった、すぐに会えて!』
「めっちゃ可愛いじゃん!今日はよろしくね」
『はい、よろしくお願いします^^』
実際に会うのは初めてだったのですが
思ってた以上に可愛くてテンションが上がりました。
しかし、
この瞬間が今日一番の盛り上がりで、
僕の段取り不足によって
ひたすら盛り下がり
下降線を辿ることになるとは
この時は思いもしませんでした。
「とりあえず、中華街に行って、飲もうか」
『はい、行きましょ行きましょ!』
出会った時点では相手のテンションも高く、
第一印象は悪くないのかなと感じました。
想定外、お店探しに難航
とりあえず中華街に移動したのですが、
僕自身、中華街に全く詳しくなくて。
有名な場所だから
デートで入れそうなお店が
すぐに見つかるものかと思ったのですが
それらしいお店が全くつからず、
お店探しの段階で右往左往する有り様でした。
「中華街だったらすぐにお店、見つかると思ったんだけどな~」
なんて言い訳じみた独り言を言いながら歩き回るも
デートの雰囲気に合致したお店は見つからず・・・
このまま歩き回るのはマズいと思って
とりあえず目の前に見えたお店に入ることしました。
「とりあえず、ここでいっか」
『はい、入りましょう』
とりあえず入ったお店が
街の中華屋さんみたいな雰囲気のお店で
お客さんはほとんど入っていませんでした。
おしゃれ感も賑やかさもなく
入った瞬間に
「雰囲気が微妙過ぎる・・・」
と感じましたが、
これ以上歩き回るのはマズいと思い
とりあえず入ったお店で飲むことにしました。
飲みたかったお酒が無いっ!
事前のメッセージのやり取りで
女の子もお酒を飲むのは好きみたいで
サワーなどのさっぱりしたお酒が好きだと
聞いていました。
だけど、
メニュー表を開いたらびっくり。
サワー系のお酒は一切なくて、
ビールや焼酎などばかり。
女の子が飲めるようなお酒はほとんど無くて、
唯一飲めそうなのはお茶ハイだけでした。
楽しみにしていたサワー系のお酒が無くて
口には出さないけれど
ちょっと残念そうな表情を浮かべてました。
結局、僕はビールを
女の子はウーロン杯を注文しました。
しかし、あまり好きなお酒じゃないからか
女の子のお酒はほとんど進みませんでした。
お店のがらんとした雰囲気のせいか、
どこかよそよそしい会話しかできませんでした。
というか僕自身が
自分の段取りの悪さから焦ってしまって
メンタルが正常ではありませんでした。
入るお店が見つからなかった焦り、
慌てて入ったお店の雰囲気が微妙だった焦り、
お酒の種類が少なすぎて、
女の子が楽しみにしていたサワー系が無いという焦り、
その焦りから自分が空回りして
思うように会話が続かない焦り。
女の子の方からも
気を使って話題を出したり
会話を振ってくれるものの
その表情は心から楽しんでいるとは
言えないものでした。
1時間ぐらい経過しましたが
女の子は最初に頼んだウーロン杯を
飲み干すことはありませんでした。
どうやらめっちゃ濃くて
飲めたもんじゃなかったみたいなのですが。
この雰囲気はマズい・・・
場所を変えれば雰囲気が変わるかも。
そう思って、
お店を出ることを提案しました。
極寒の山下公園がとどめを刺す形に
ノープランだったのですが
このままお店に居座っても埒が明かないと感じたので。
他に良いお店があれば行きたいけど
このあたりのお店も知らないし・・・
デートの定番スポットの山下公園が
近くにあることを思い出しました。
どうしようか考えましたが
山下公園に行ってみようと提案しました。
山下公園はたくさんのカップルで賑わっていました。
ベンチが開いていたので
とりあえず座ってお喋りしようと試みました。
しかし、
前のお店からの悪い空気を断ち切れずに
会話は途切れ途切れでした。
なによりも12月の屋外は寒すぎて
その寒すぎる空間に
女の子を連れ出したことの方が問題ありでした。
明らかに寒そうにしているので
このまま公園に居座ったらマズいと感じて
場所の移動を考えました。
でも、次の行き先も思いつかず。
山下公園から桜木町に向かう
雰囲気の良い歩道があったので
そこを歩くことにしました。
極寒の海沿いの遊歩道を
ただただ駅に向かって歩きました。
駅の近くに行けば
どこかしらの居酒屋に入って立て直したい。
そんなことを考えていましたが
女の子の方は、さすがに限界だったんだと思います。
お店探しのために歩き回る羽目になるし、
入ったお店も微妙過ぎ、
楽しみにしていたお酒も飲めず、
しかも会話も盛り上がらず、
しまいには12月の極寒のなか
歩かされるこの状況に。
駅が近づいたら
居酒屋が見えました。
そこで僕は
「寒いから居酒屋にでも入って温まろうか?」
と提案しました。
しかし、女の子の方から
『ちょっとこの後、用事ができたので、今日はこの辺で帰ります』
と告げられてしまいました。
そりゃそうなるわと思いながらも
最後のあがきで
「そしたら、また今度、飲みに行こうよ」
と伝えるも、
明らかにそれとわかる作り笑いで
『そうですね、機会があれば』
と言い放たれ、去っていきました。
その表情は
待ち合わせ場所で合流したときに見せた
天使の表情とは程遠く、
せっかく楽しみにしていた週末を
台無しにされた失望感が漂っていました。
完敗。
自身に対する失望感と
千載一遇のチャンスを逃した虚しさを抱え
一人、家路に付きました。
その女の子とはそれっきりで
僕がメッセージを送っても
返信が来ることはありませんでした。
せっかくのチャンスを
段取り怠ったことが原因で台無しにした
非常に勿体ない事例でした。
と、ここまでが僕の
不甲斐ないデートの一連の流れだったのですが。
ダメな要素が全部詰め込まれた
本当に最悪のデートでしたね。
デートの失敗理由を分析
このデートにはダメなポイントがいくつかあるのですが
一つずつ解説していきますね。
デートの場所選び
有名な場所というだけで
横浜中華街を選んだのですが
ほとんど行ったことのない場所を
選んだのが悪手でした。
良く知らない場所だったため
お店を探し回る羽目になったし
一見目を出たあとの流れも
グダグダになってしまいました。
やはりデートの会場は
自分のホームの場所を選ぶべきです。
この時で言うと、
中華街のエリアではなく
横浜駅の西口エリアであれば
ある程度土地勘があったし、
居酒屋などお酒を飲めるお店が
たくさんあることを知っていたので
自分がよく知ってる
横浜駅西口エリアにすればよかったと
反省しました。
お店を予約していなかった
事前にお店を決めていなかったことが
この時の最大の敗因でした。
入るお店を事前に決めておけば
現地でお店を探し回らずに済みましたし
雰囲気の悪いお店に入ることも避けられました。
しかもこの時は12月で
飲食店は繁忙期でした。
となるとやはり
お店の予約はしておくべきでした。
お店を予約しておけば
デートに適した雰囲気のお店に
確実に入れます。
メニューも事前にリサーチできるので
女の子が好きなお酒を
ちゃんと置いてあるお店を
選ぶことができたはずです。
事前にお店をリサーチして予約をするという
誰でもできる準備を怠ったことで
デートの序盤からグダグダになってしまい
その流れのまま雰囲気を盛り上げることができず
惨敗デートになってしまいました。
もし、ちゃんとお店の予約をして
落ち着きのあるお店で
女の子が大好きだったサワーで乾杯していれば
その後の流れも
全く違ったものになったと思います。
二軒目以降の段取り不足
最初に入るお店を決めていないどころか
お店を出た後の流れも
全く決めていませんでした。
一軒目である程度盛り上がったら
二軒目に行く可能性が高いので
そのためのお店をリサーチしたり
一軒目からのどのくらい離れているのかとか、
そのお店が満席だった時のための
他の候補のお店を用意しておくとか。
ちょっと飲み過ぎてしまった時に
夜風に当たれるような場所はどこかとか、
自宅も電車で3駅程度の距離だったので
その後の流れによっては自宅に誘うことも
想定しておくべきでした。
こういった流れを何も想定していなかったため
行き当たりばったりになってしまい、
激烈に寒い中、
公園から駅までの遊歩道を歩かせてしまい
今思うと本当に申し訳なかったなと思います。
そりゃ、途中で帰られて当然だよなと。
ということで
当時の文字通りお寒いデートを振り返ってみたのですが
いかに段取りが大事かということが
分かっていただけたことと思います。
段取りといっても
自分のホームとなる場所で
事前にお店のリサーチをして
ちゃんと予約をして
二軒目以降の流れを
何パターンか想定しておく
という非常にシンプルなものです。
少なくとも、
お店だけはちゃんと決めておきましょう。
それだけはマストですし、
決めてないことによる損失がもったいないです。
せっかくの女の子との楽しい時間を
段取り不足によって台無しにしてしまうなんて悲しすぎます。
ぜひ、しっかりと段取りをしていただいて
あなたのデートに活かしてほしいなと思います。
では。
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