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メーガン・トレイナー「All About That Bass」 歌詞、日本語訳徹底解説!【リクエスト募集中】

◆「All About That Bass」について

All About That Bass」は2014年にリリースされたメーガン・トレイナーのデビュー曲で、世界中で大ヒットしました。
この曲は、「体型にとらわれず、自分を愛そう」 というポジティブなメッセージが込められています。
特に「ベース(低音)」は豊満な体型を象徴し、周囲の意見に惑わされず、自分に自信を持つ大切さを歌っています。



◆「All About That Bass」ザックリいうとこんな曲

「私は痩せてないけど、それでいいの!だってベース(豊かな体型)がある方が魅力的だから」と、ありのままの自分を肯定する歌です。体型にコンプレックスを持つ人への応援ソングであり、自己肯定感を高めてくれる一曲です。

◆次のリクエスト募集中!

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歌詞解説:All About That Bass

[Verse 1]

"Because you know I'm all about that bass, 'bout that bass, no treble"
→ だって私はベース(低音)がすべてだから、ベースよ、高音じゃないの。

  • 単語・熟語解説:

    • all about ~ = ~がすべて、大事。

    • bass = 低音(ここでは「豊かな体型」の比喩)。

    • treble = 高音(細い体型を象徴)。

"I'm all about that bass, 'bout that bass, no treble"
→ 私はベースがすべてだから、ベースよ、高音じゃないの。

"Yeah, it's pretty clear, I ain't no size two"
→ そうよ、明らかに私はサイズ2なんかじゃないわ。

  • 単語・熟語解説:

    • pretty clear = はっきりしている、明確な。

    • size two = アメリカの服のサイズ2(非常に小柄なサイズ)。

    • ain't = am not / are not / is not のカジュアルな短縮形。

"But I can shake it, shake it, like I'm supposed to do"
→ でも、私だって踊れるわよ、そうするのが当然なんだから。

  • 単語・熟語解説:

    • shake it = 体を揺らす、ダンスする。

    • supposed to do = ~するのが当然、やるべきこと。


理解:
彼女は「痩せていなくても、それでいい」というメッセージを堂々と宣言しています。「ベース」は豊かな体型の象徴であり、世間の理想に合わせる必要はないと伝えています。どんな体型でも、自分らしく楽しんで、魅力的でいられるという自信が感じられます。


"Cause I got that boom boom that all the boys chase"
→ だって私には、男の子たちがみな追いかけたくなる魅力があるから。

  • 単語・熟語解説:

    • boom boom = ここでは「魅力的な体型」や「女性らしいカーブ」の比喩。

    • chase = 追いかける、追い求める。

"And all the right junk in all the right places"
→ しかも、すべての魅力が、ちょうどいい場所にあるのよ。

  • 単語・熟語解説:

    • junk = (カジュアルな表現)ここでは「体の魅力的な部分」を指す。

    • in all the right places = ちょうどいい場所に、適切に。


理解:
彼女は自分の体型の魅力に誇りを持っています。「boom boom」や「junk」といった言葉を使い、女性らしい体型をポジティブに表現し、理想の細さを追いかけなくても十分魅力的だと伝えています。

[Pre-Chorus]

"I see the magazines workin' that Photoshop"
→ 雑誌はフォトショップを使って、細く見せようとしてるわね。

  • 単語・熟語解説:

    • magazines = 雑誌。

    • work (something) = ~を使って作業する、操作する。

    • Photoshop = 写真編集ソフト(ここでは「体型を加工すること」を意味)。

"We know that sh*t ain't real, come on now, make it stop"
→ そんなの現実じゃないってみんな分かってるでしょ?もうやめようよ。

  • 単語・熟語解説:

    • sh*t = 不適切なもの、くだらないこと(強い表現だが日常で使われる)。

    • ain't = is not / are not のカジュアルな短縮形。

    • make it stop = それをやめる、終わらせる。


理解:
この部分では、メーガンが雑誌やメディアが作り出す「細すぎる理想像」に対して疑問を投げかけています。Photoshopで編集された体型は現実ではなく、そんな「不自然な美しさ」に振り回されるのはやめようというメッセージです。


"If you got beauty, beauty, just raise 'em up"
美しさを持っているなら、それを堂々と見せつけましょう。

  • 単語・熟語解説:

    • beauty = 美しさ、魅力。

    • raise 'em up = raise them up の省略形。「それを掲げる、見せる」。

"Cause every inch of you is perfect from the bottom to the top"
→ あなたの体のすべての部分が、頭からつま先まで完璧なんだから。

  • 単語・熟語解説:

    • every inch of ~ = ~のすべての部分。

    • from the bottom to the top = 頭の先からつま先まで、全身。


理解:
このパートでは、体型に関係なく「ありのままの自分が完璧だ」という力強いメッセージを伝えています。美しさは一つの形ではなく、自分自身の魅力を堂々と受け入れることが大切だと歌っています。

[Chorus]

  1. "Yeah, my mama she told me don't worry about your size"
    → ねえ、ママが言ってたの。「体型なんて気にすることないわ」って。

    • 単語・熟語解説:

      • mama = お母さん。

      • don't worry about ~ = ~を気にしないで、心配しないで。

      • size = 体型、サイズ。

  2. "She says, 'Boys like a little more booty to hold at night'"
    → 「男の子たちは、夜に抱きしめるのにちょっと丸みがある方が好きなのよ」って言ってたわ。

    • 単語・熟語解説:

      • a little more = もう少し多くの~。

      • booty = お尻(カジュアルな表現、女性の体型の魅力を指すことが多い)。

      • hold at night = 夜に抱きしめる。

  3. 理解:
    彼女のお母さんが「体型を気にせず、自分を大切にしなさい」と教えてくれたことを歌っています。**「丸みのある体型」**を魅力的だと肯定し、世間の細い体型至上主義に対抗する力強いメッセージです。


  1. "You know I won't be no stick figure, silicone Barbie doll"
    → 私は、細いだけの棒のような体型シリコンのバービー人形にはならないわ。

    • 単語・熟語解説:

      • stick figure = 棒のような細い体型。

      • silicone Barbie doll = シリコン(人工的な美しさ)のバービー人形。

  2. "So if that's what you're into, then go ahead and move along"
    → だから、もしそれが好きなら、他を当たってちょうだい。

    • 単語・熟語解説:

      • what you're into = あなたが興味のあること、好み。

      • go ahead = どうぞ、好きにして。

      • move along = 先へ進む、他に行く。

  3. 理解:
    ここでは「不自然な理想の体型にはならない」と宣言し、ありのままの自分を受け入れない人は去っていいという強い意志が描かれています。彼女は「自分に自信を持ち、偽りの美しさには惑わされない」と堂々と歌っています。

[Verse 2]

"I'm bringing booty back, go ahead and tell them skinny b****es that"
→ 私は大きいお尻の魅力を取り戻すわ。細いだけの女の子たちに伝えてちょうだい!

  • 単語・熟語解説:

    • bring something back = ~を取り戻す、復活させる。

    • booty = お尻、体型の魅力(カジュアルな表現)。

    • go ahead and tell ~ = 遠慮せずに~に伝える。

    • skinny b****es = 痩せた女の子たち(強い言い方なので注意が必要)。


"No, I'm just playing, I know you think you're fat"
→ 冗談よ!でも、あなたたちも自分が太っているって思ってるんでしょ。

  • 単語・熟語解説:

    • just playing = 冗談を言うだけ、本気じゃない。

    • think you're fat = 自分が太っていると思う。


理解:
この部分では、メーガンが「痩せた女性たち」を軽くからかいつつ、彼女たちも体型に不安を感じていることを指摘しています。「どんな体型でも、みんなそれぞれの悩みがある」と、体型にとらわれないメッセージを込めています。


"But I'm here to tell you every inch of you is perfect"
→ でも私は伝えたいの。あなたのすべての部分が完璧だってね。

  • 単語・熟語解説:

    • every inch of ~ = ~のすべての部分。

    • perfect = 完璧な、欠点がない。

"From the bottom to the top"
→ つま先から頭の先までね。

  • 単語・熟語解説:

    • from the bottom to the top = 全身、完全に。


理解:
このパートでは、どんな体型や外見であっても、自分のすべてが完璧だと肯定しています。特に「全身」に焦点を当て、特定の部分ではなく全体を受け入れる重要性を伝えています。


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