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夏セミの外からの夏セミ
副実行委員長のあやです。
実行委員長を終えた2022年8月。
いろんな人に聞かれました。
「次は何するの?」
この1年、もっとも多くの時間と愛情をかけてきたものから卒業しなければなりませんでした。
そこで私が考えたこと。
この3年間、夏セミを通して家庭医療の概念、魅力、素晴らしさについてはたくさん話を聞いたが、実際に見てはいない。
もっと自分の言葉で家庭医療・総合診療を語れるようになりたい。
半年で12か所の病院見学に行くぞ!!
8月から3か月たった今。
5か所の見学を達成し、大きく2つのことを感じました。
一つ目
夏セミは自分が思っていた以上に社会に大きな影響力ある存在だということ。
今年のJPCA2022でも、「夏セミの実行委員長をしています」、と自己紹介につけるだけで、初対面の先生の顔がパッと明るくなり、「頑張ってね」「応援しているよ」、と常に応援の言葉をかけてくださいました。
中には「何か力になれることはある?」とまで聞いてくれる先生もいらっしゃって、今困っていることを話してみると、いろいろと道標を示してくださいます。
こういう体験を通して思うことは、
夏セミは
・何も持っていない熱い学生と、まだマイノリティなこの領域のエキスパートが集う三日間。
・「知らなかった」ことが「知っている」ことに変える瞬間で溢れる空間。
この二つの存在をつなぐ大きな役割を果たしてるんだ、と自分の仕事にこれまで以上に誇りを感じました。
私を含め、楽しさや充実した学生生活を求めてスタッフになった人も多いと思いますが、そういったわくわくを経験した人が35年の歴史の中でたくさん日本全国に存在していて、未来ある私たちに多くの期待を込めてくれています。
ここに使命感や義務感を感じる必要はもちろんありません。
ただ、自分から夏セミスタッフを見るだけでなく、社会から夏セミスタッフを見渡してみると、こんな感じだということを知ってもらいたかったです。
プライマリケアの領域で自己紹介をするときがあれば、是非自信満々に「夏セミスタッフしてます!」と言ってみてください!笑
二つ目
これは私の話になってしまいますが、
・家庭医になれば私のやりたいことがすべて満たされると思っていたけど、そんなことなかった
・行脚の動機は「自分で家庭医療を語れるようになりたい」んじゃなくて、「医師が作りだす穏やか空間を見に行きたい」だった
家庭医に対する私の夢の解像度が上がったということですかね。
前回、「スタッフ1年生」の投稿をした私ですが、次なるステップへ踏み出しつつあります。
それは、この3年間夏セミに一生懸命になれたからだと思っています。
(ちなみに私の最近のテーマ、「多動」からの「発信」)
私自身、このVisionの影響を受けた一人ですね。
Vision:夏セミの目指す未来
家庭医療・総合診療の領域に関わる仲間及び、
この領域に理解ある仲間を増やし、
家庭医療・総合診療のマインドを持った多くの医療者が日本を支える未来