2/16養分の予想【京都記念】
まず過去10年の傾向から。
6番人気が最多の4勝をマーク。しかし7番人気以下は馬券に絡んだことがないという珍しいレース。逆に1番人気は【2.2.2.4】とあまり勝ちきれていない印象を受ける。
脚質を見ると逃げが1勝、先行が8勝、差しが1勝、追込みが0勝。上がり3Fが5位以下の馬は0勝なので、ある程度前目で競馬ができてなおかつ上がりも使えるという馬を軸にしたい。直線で止まってしまう馬はバッサリ切ってもいいのではないだろうか。
前走を見るとG1出走馬が【5.5.8.18】とかなり安定している。またG2組よりもG3組の方が成績が上。オープン戦組、条件戦組は0勝と厳しい結果になっている。能力がそのまま反映されやすいレースなのではないだろうか。
アメリカズカップ
前走アンドロメダS7着。前走は前目の競馬だったが直線で息切れ。ただハナを切りやすい小頭数はプラスにはなりそう。ただ上がりは使えない馬なのでここは厳しそう。
アルメリアブルーム
前走愛知杯2着。中団から貯めて末脚を使い好走した。堅実に走る印象。過去上がりは使えてはいるが、牝馬限定が多いので牡馬に混じるとどうなるかは読めないところがある。
カレンブーケドール
前走ジャパンカップ2着。最内枠から好位につけ直線もしっかり伸びていた。しかし軽い斤量プラス重馬場だったということで地力で勝ったかと言われると疑問が残る。それでも今回のメンバーでは実力上位は間違いないので前回同様にうまく運べれば勝ち負けしそう。あまりにも人気がかぶるようであれば切るのも考えたい。
ガンコ
前走巴賞13着。6月以来の出走。前走ではコーナーの手前あたりでは好位につけたがそれまで。ここは厳しそう。
クラージュゲリエ
前走東京ダービー6着。前目で競馬できて上りもそこそこ使えるといった印象。このメンバーでは能力は上位とみます。ただ長期休養明けがどうなのかが気がかりなところではあります。
クロノジェネシス
エリザベス女王杯5着。過去は牝馬限定戦の出走なので牡馬に混じってどうなるかという点で読めない面もある。
ステイフーリッシュ
AJCC2着。前走はうまくレースを運び、好位から抜け出し2着。ただそれでも躱されてしまったので決め手には欠けるのではないか。それでも安定して走る印象なので狙いやすい1頭とは思います。
ドレッドノータス
前走天皇賞秋16着。天皇賞での惨敗は使い詰もあったので度外視。ただそれでも早い上がりを使える時と使えない時があり、折り合いが難しそう。人気しないので有れば狙いたい一頭。
ノーブルマーズ
中山金杯4着。前目で競馬はできるが、最後の直線ではあまり伸びない印象。小頭数はプラスに働きそうだがそれでも厳しいのではないでしょうか。
プリンスオブペスカ
日経新春賞5着。前走は出遅れもありかなり不利を受けたがそれでも5着と粘ったのは評価できる。
以下展開予想、最終の印。
おそらくハナはアメリカズカップが切りそう。スローペース気味の予想。少なくともハイペースになるのは考えにくい。早い上りが求められるものの仕掛けが遅すぎると届かないだろう。中団から長めに早い脚を使える馬を狙いたい。
◎7クロノジェネシス
スロー気味のペースになれば馬券内はよほど不利を受けない限り確実かなと見てます。このメンバーの中じゃ上がりの脚は1番ですね。陣営も勝ちに来ている様子ですし、調教も良かったですからね。1番人気ですが本命にしたいと思います。
○9ノーブルマーズ
今回上位を狙うには絶好の舞台。調教も良く見えました。前目で競馬できるのもいいですし、いまの京都の馬場的に時計がかかりそうなのでプラスに働くのではないでしょうか。人気もしなさそうですしここは狙いたいと思います。
▲1カレンブーケドール
ここは本命にするかかなり悩みました笑。能力的には◎とほぼ同格。内枠も良いですし斤量が軽い分こちらの方が上かとも思いましたが、どうも陣営的にここはドバイ遠征の調整で使ってきている感じ。それなりの結果は出したいでしょうが勝ちに来ているわけではないように思います。そもそも使いながら良くなるタイプですので、本命にはしませんでした。
△8ドレッドノータス
上述したように前走は度外視。ただ京都ではめちゃくちゃ走るのでここは抑えておきます。人気もそれほどしなさそうですしね。良馬場より雨が降った方がこの馬的には良さそうな気もします。
消ステイフーリッシュ
京都のコースは問題なく、今の馬場はプラスに働きそうなもののやはり決定力に欠けるかなと思います。昨年の京都記念も2着でしたが展開がかなり向いても勝ちきれていません。鞍上が変わるのもプラスと思えませんし、人気も割としそうなのでここは軽視します。
◎7クロノジェネシス
○9ノーブルマーズ
▲1カレンブーケドール
△8ドレッドノータス
買い目
◎→○▲△
馬連、3連複の計6点で勝負します。
以下レース回顧
1カレンブーケドールは直線良く伸びてはいましたが2着。レース運びは理想的だったようでしたが、前述しているようにドバイに照準を合わせていて8分ほどの仕上げで来たのが7クロノジェネシスとの差だったのかなと感じました。結果2馬身差つけられましたが、万全での状態であればもっと良い勝負になったのではないかと感じます。鉄砲でも走らないことはないですが、やっぱり使いながら良くなる馬なのでその辺りが勝てなかった理由ではないでしょうか。ドバイでは応援したいと思います。
5ステイフーリッシュは予想していた通り決め手に欠け3着。それでも直線は思っていたよりも良く粘っていました。馬場状態もプラスに働いたように思います。展開もこの馬にとっては向きましたがそれでも3着だったので、やはり決め手に欠けると感じました。安定して走ってはくれるのですがよほど実力差がない限りイマイチ勝ちきれない印象を受けました。
7クロノジェネシスはかなり強い競馬でした。昨年から比べても上積みがあったように思います。今後も注目したい1頭です。
9ノーブルマーズは悪くない競馬をしましたが、4着でしたね。欲を言えばもう少し前で競馬出来たらとは思いましたが、5ステイフーリッシュが良く粘ったと思います。外枠でしたし一瞬差せると思ったんですけどね。シュタルケ騎手の批判も一部あるようですが、自分的には頑張った結果の4着だと見ているので仕方ないとおもいます。
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