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レジまぐの最古参がnoteを始めました!


まずは自己紹介を箇条書きで

  • パソコン歴:35年以上

  • 競馬歴:まもなく30年

  • メルマガ発行歴:足掛け15年

  • 予想スタイル:期待値(的中率×的中時の回収率)重視

  • 予想ツール:JRA-VAN Data Lab+独自開発の多変量解析プログラム

  • 略歴:競馬ポータルサイト「UMAJIN.net」で「指数Xの達人」の一人としてデビュー。その後、独自の期待値理論をベースとしたメルマガ【軸馬評価理論】シリーズを2010年7月から「競馬のレジまぐ」にて発行中。


【軸馬評価理論】シリーズとは?

JRA-VAN Data Lab.を通じて出走馬の詳細な競走履歴を取得できる中央競馬は「多変量解析」という統計的技法を用いることで、各馬の勝率など予想に必要な数値を十分実用に足る精度で算出することができます。※地方競馬も同様ですが、馬券売上が中央競馬に比べて遥かに少なく、オッズ変動が大きいため現時点では対象外としています。

ただ私自身を含め、馬券を買う人の多くが最終的な目標としているのは「利益」であって「的中」はあくまでもその手段に過ぎません。その馬券で利益を得るために必要な数値が「期待値(的中率×的中時の回収率)」です。

たとえば「勝率40%で単勝2倍の馬」と「勝率10%で単勝12倍の馬」を比べた場合、1回勝負なら前者の単勝を買ったほうが儲かる確率は高いでしょう。しかし、前者の期待値が80%(的中率40%×的中時の回収率200%)なのに対して後者の期待値は120%(的中率10%×的中時の回収率1200%)ですから、単勝馬券を買い続けた場合に利益が出るのは後者です。

【軸馬評価理論】シリーズは、この「期待値」に基づいて各レースの推奨馬をお伝えするメルマガで、現在は【軸馬評価理論-NEO】と【軸馬評価理論-core】の2つを発行中です。


期待値理論の落とし穴とは?

「各馬の期待値を正確に算出することが馬券で利益を出す唯一の方法」という考えはメルマガ創刊当初から変わりませんが、それだけではダメだということを足掛け15年にわたるメルマガ発行歴の中で学びました。

繰り返しになりますが、期待値とは的中率に的中時の回収率を掛けた数値ですので、以下の馬はすべて期待値120%となります。

A:勝率40%で単勝3倍の馬
B:勝率10%で単勝12倍の馬
C:勝率3%で単勝40倍の馬
D:勝率1%で単勝120倍の馬

従って、どの馬も単勝を買い続ければ最終的には回収率120%に向かって収束していくと考えられますが、問題はそこに至るまでの馬券代です。

Aの単勝は10回のうち4回は的中しますので、40~50回も買えば黒字に収束するでしょう。一方、Dの馬は100回に1回しか的中しませんので、200~300回買っても黒字どころか的中すらしない可能性があります。

いくら理論上は黒字になることが約束されていたとしても、これほど成功の確率が低いものに大切なお金を賭けるわけにはいきません。

そこで現在発行中の【軸馬評価理論-NEO】および【軸馬評価理論-core】ではまず勝率が高い馬を1~3頭選定した上で、それらの馬だけを対象に期待値を算出することで比較的短期間で黒字に収束する予想を提供しています。


noteでお伝えする内容について

前述のとおり、現在の【軸馬評価理論】シリーズでは、予想の前段階として勝率が高い馬(各レース1~3頭)を推奨馬として選定しています。※新馬戦・障害戦および9頭立て以下のレースは対象外です。

noteでは、この推奨馬をすべてレース前日に[無料]で公開します。

ちなみにレースによって推奨馬の頭数が1~3頭と異なるのは、選定の基準を「勝率の合計値が50%を超える最少頭数」としているためです。

2019年8月~2024年7月までの過去5年間に行なわれた新馬戦・障害戦および9頭立て以下のレースを除く13,700レースを対象に、推奨馬に選定された馬とそれ以外の馬の単勝成績を比較すると以下のようになります。

推奨馬:37,415頭中7,329頭が1着(勝率19.6%)
非推奨馬:160,171頭中6,398頭が1着(勝率4.0%)

1レースあたりの頭数で比べると推奨馬が約2.7頭なのに対して、非推奨馬はその4倍を超える約11.7頭もいます。それでいて1着馬は推奨馬のほうが多く、勝ち馬の半数以上は推奨馬の中にいる状況です。

このように書くと「1~2番人気の単勝を買うのと何が違うのか?」と思われる方もいらっしゃるかと思います。実際、上記の13,700レースで1番人気と2番人気は合わせて7,026勝していますので、勝ち馬の半数以上は1~2番人気で占められています。

ただ、最終的に何番人気になるかは発走直前まで分かりませんし、1~2番人気が必ずしも推奨馬になるわけではありません。上記13,700レースで1~2番人気が推奨馬になった場合と非推奨馬の場合の成績を比べると、以下のようになっています。

▼1番人気
推奨馬:11,323頭、勝率33.9%、単勝回収率80.7%
非推奨馬:2,377頭、勝率24.1%、単勝回収率71.8%

▼2番人気
推奨馬:8,685頭、勝率20.2%、単勝回収率81.7%
非推奨馬:5,015頭、勝率17.2%、単勝回収率77.7%

このようにして推奨馬を選定した後は、その中から「黒字が期待できる馬=期待値が100%を超える馬」を多変量解析で見つけ出すだけ。【軸馬評価理論】シリーズでは、この期待値の高さを「期待値ランク」という指標で表していますが、noteではより分かりやすく推奨馬の中でも特に自信を持っておすすめできる馬については「自信度S」として、こちらは[有料]での公開とさせていただきます。

なお、「自信度S」の出現頻度は日によって異なりますが、2019年8月~2024年7月の5年間で計2,453頭(1競馬場あたり1日平均1.7頭)ですから、3場開催時で1日平均5頭前後の見込みです。

▼2019年8月~2024年7月の「自信度S」単勝成績
2,453頭中664頭が1着(勝率27.1%)
単勝配当合計287,820円(回収率117.1%)


今後のnote公開スケジュール

原則として開催前日の19時頃に公開します。


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