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視点を変えてみよう

 「自分に出来ないことは何か」または「彼に出来ないことはどんなことか」ではなく、「自分に出来ることは何か、そして彼に出来る仕事は何か」
 ドラッカー

 相手よりも優位に立ちたいという感情はいつもどこかにあって、社会人になって担当/主任の頃がそれが一番強かったですね。特に、後輩には負けたくなかった。自分に出来ないところは出来るように、相手が出来るところは最低限同じレベルに、相手が出来ないところは常に優位が保てるように強化しようってことを考えてた。
でも、相手が優位なところはやはり相手の方が上手くできるので、結果的にそこに時間を掛けてもあまり意味がない、特に会社目線で見た時。
と、いうことに気づけるようになったのは、意識していた後輩が部下になった時。ちょっと腹立たしかったけど、後輩が出来る部分は完全に任せ、σ(^^)はそれ以外のところをカバーするようにしてみた。本に書いてあったら。そうしたら、なんだか流れのようなものができてチームとしてのアウトプットが格段に良くなった。先人達から見れば当然のことなんだろうけど、実際に割り切りが出来るようになるには、時間/経験が必要だったし、感情を抑えるのはやはり難しかった。

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