傘の種類
傘のタイプは大きく分けて中棒が短くなるタイプとならないタイプに分かれます。
短くならないタイプの傘を長傘、短くなるタイプの傘を折りたたみ傘と言います。大きく分けるとこの2種類という事になります。
ちなみに、折りたたみ傘は 中棒が2段のもの3段のもの、、、とどんどん数が増えていきますが、パイプの太さに限界もあるため、現状実用可能なのは5段ぐらいだと思います。
もっとも、畳んだ時の体積を最小にしたいのでないならば、2段か3段が使いやすいので、全体の中でこの2タイプの折りたたみが大多数を占めます。
この時、2段タイプを折りたたみ傘、3段タイプをミニ傘と称する事か多いです。
さて、展開方法など細かく分ければ10種類はあろうという傘の種別ですが、結局のところカバンに入るか入らないかというのが類別する上での最重要事項となります。
長傘は全長が1m近くあり、短くなる機能がないのでカバンには入らないです。
折り畳み傘は畳むと30㎝ぐらいになるものが多いため大き目のカバンであれば入ります。
ミニ傘はだいたい20㎝ぐらいになるものが標準なので小さなカバンにも入るというわけです。
当然ですが全体サイズが小さいものほど強度が弱く軽くなっていきます。また、他展開のしやすさも長いものほど簡単であり、短いものほど展開時や折り畳み時に面倒になります。皆さんが傘を選ぶときにはこれらの要素を勘案して適切な種類のものを買っているという事なわけです。
ちなみに、実際の傘の売れ行きはと言うと、ざっくりではありますが、長50%折10%ミニ40%と言われているようです(使い捨てのビニール傘を除く)。
この中で折りたたみ傘の売れ行きがいまいちであるところを見ますと、中途半端だと思われているのかもしれませんね。