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221年に一度のセミ周年とセミのいないカリフォルニア
そういえば今年の夏、
カリフォルニアではセミの鳴き声を聞きません。
アメリカってセミが大量発生するんでなかったっけ・・?
調べると、2024年は221年に一度のセミイヤーだと判明しました。
221年前って江戸時代…!
なんでも、13年周期のセミと17年周期のセミが同時に発生する年らしいのです。
素数と素数のマリアージュ?!ワクワクしかありません。
カリフォルニアにセミが少ないわけ
まず、アメリカのセミは東部〜南部に多く生息しているそう。
私の住むアメリカ西海岸南側のカリフォルニアには、セミが少ない。
理由は、ロッキー山脈以東のように広範囲の緑豊かな落葉樹林がないかららしいです。
なるほど。
毎年、セミは自由気ままに生息しているようです。
まさにLAティーンですな。
(参考にしたニュース記事)
周期セミの不思議
前述しましたが、アメリカには13年周期と17年周期で大量発生するセミがいます。
このセミの繁殖戦略は、大量発生して捕食者に食べ尽くされないこと。
"どさくさ"をフル活用した結果なのですね。
それぞれの生息域は、通常重なっていません。
イメージ的には東北地方が17年セミ、関東〜関西地方に13年セミ。
だから、大量発生×2の数が街に出現するわけではないんです。
たしかに、土の中の栄養は限られています。
ちなみに、アメリカには周期セミ以外にも100種類のセミがいるそう。ヒィイ。
周期的に大発生する理由
13年周期と17年周期になったのにはいくつか説があります。
交雑して周期が乱れていくとセミはまばらに発生して捕食者に食べられ尽くされるので、
自然と素数になっていった説。
2年周期、3年周期の捕食者とズレるのを繰り返しているうちに、素数周期の集団が生き残った説。
周期に当てはまらない、はぐれゼミの話もありました。
分からないことがまだたくさんあるようです。
実際どうだったのか
実際の大量発生の様子が動画に上がっていました。
TikTokの投稿で、
木の根元に大量の抜け殻と本人(?)がおり、
木の幹はびっしり。
幹と間違えて撮影者の脚にも登っていました。
わたしだったら耐えられない…。
投稿者はセミが好きらしく、喜んでいました。
わたしの住まいがカリフォルニア州で助かったと思いました。
まとめ
「今年セミ見てないな…」からここまで調べて詳しくなってしまいました。
正直なところ、実際のセミは近寄れません。笑
昔、セミの歌の歌詞に
「ひと休みは許すけど ベランダでは死なないでね」
と入れましたが、それくらいの距離感です。
写真を挿入しなかったのも、スマホにセミが並ぶのが怖いから。
でも自然の不思議は大好き。
新しい知識が増えると、身の回りの景色が変わります。
ではでは、良い一日を。