4年の推し活で初めてライバーカメラを視聴した感想【ROF-MAO 1st LIVE】
先日VTuberユニット「ROF-MAO」の1stライブ『New street, New world』が開催されました。
ステージを活用したバラエティは普段の倍以上に大迫力でとても見応えがあり、且つ披露された曲は毎回力強く全力で、ステージを完遂した姿にかっこいい大人のひと時を見れたライブだったと思っています。
今回のライブ、本編のチケットとは別に「ライバーカメラ」という別売りのチケットが存在していました。どういうモノかは後々説明するとして、このライバーカメラが導入された当時から存在を知りながら、今まで視聴したことがありませんでした。
今回のライブ出演者に対してかなり拗らせているからです。
情けない話ですが、普段の3D配信でも視聴は後日に回しがちで、いざ見るぞとなれば一呼吸を挟んで、テストに挑むぐらいの姿勢を構えてしまう。始まってしまえば肩の力を抜き、一視聴者として何事もなかったかのように楽しめるけども、第一歩を踏むことに対して、恐ろしく緊張してしまう人間でした。
そんな限界人間が初めてライバーカメラを体験した感想を残したいと思います。
今回のライブの視聴期限は切れてしまいましたが、今後の提案に成れたらと思っています。
終始ヲタクの文章になっているのでご注意ください。
ライバーカメラ とは
本編配信とは別に、出演するライバーを常に追尾しているカメラ映像が視聴できる配信。
要は2時間半ずっと推しだけの映像が流れる。
画面は全身と顔アップの二画面構成となっており、ファンにとってこれ以上ない映像です。
ライブの配信チケットには、ある程度の視聴期限が決まっており、めでたく円盤化され発売されればライブを再度視聴することが可能です。
ただ円盤化されるのは本編映像のみが殆どであるため、ライバーカメラは視聴期限を過ぎると本当に見ることが出来なくなってしまいます。
これも本編チケットと大きな違い。ライバーカメラは儚い。
購入までの経緯(私情)
ライバーカメラの存在は、にじさんじ4th Anniversaryライブ『FANTASIA』から知り、ソロイベントや5th Anniversaryライブ『SYMPHONIA』でもライバーカメラはありました。
どれも本編のチケットは買って視聴はしていたのですが、ライバーカメラは毎回臆してしまい買わずに満足していました。
半年前、VTuberを知らなかった友人に『木10!ろふまお塾』(※YouTubeで公開されるROF-MAOのバラエティ番組)をオススメし、毎週通話を繋ぎながら二人で動画を見る期間が4カ月ぐらい続いた結果、
これまで好きなコンテンツがぼんやりとある程度の穏やかで大人しかった友人は、見事にROF-MAOメンバーの一人である不破湊さんに落ちており、7年間の付き合いで抱いていた印象が覆されるぐらいに姿勢も語気も強く勇ましくなっていました。
そんな友人から「ライバーカメラが最高だった」とライブの次の日に連絡があり、続くメッセージは「ライバーカメラの話をすごいしたい」という内容でした。
2年前にROF-MAOも出演していたライブ『Aim Higher』を1人で観に行っていた時には無かった、自主的に推して話したいという人が居る、という状況が今までになく、とても嬉しかったため大分先にはなりましたがライバーカメラを購入しました。
ライバーカメラの感想
率直な感想は本編映像とは全く違うライブ体験が出来たと思いました。
と言っても、ライブとして見に行く体勢とはちょっと違うな?とも思いました。ライバーカメラは前述したように常にライバーを映すので、ライブの全体像や状況はあまり確認できるものではありません。ライブを見るというより本当にライバーを観測するという感じだった。
ただ楽しいのは間違いなく、見たい人の楽しそうな姿をずっと見れるというのが本当に良かった。
自分はにじさんじ内でのコラボから、順々と沢山のライバーを好きになっていった、言わば箱推し人間であるため、フォーカスした映像でライブを楽しめるかどうかが正直不安でした。
ですが見えなかった部分を見たからこそ「この人やっぱり良いな」と思える箇所が増えたように感じました。
大きなライブがあると、ライブの感想配信をしてくれることがありますが、言葉で語りつくせない部分は当然あると思います。そんな部分を充分に思い馳せることが出来るし、これだけ燥げばそりゃ楽しかっただろうなって思える視点でした。
ヲタク視点の感想
ここからヲタクの感想になってしまいますが、
めっっちゃくちゃ画質良すぎて感謝しかない…。
もちろん本編配信もとても綺麗に視聴できますが、大きな演出を映すとなると引きの映像は必要だし、ライブ映像として盛り上げるためのカメラ技術もある。また誰が歌っているかが分かるように、出演ライバーを上手く切り替えて映す必要もあったと思います。
ライバーカメラは、この本編の綺麗な映像が、ずっと推しにフォーカスした状態で見ることが出来ます。
フォーカスした映像で何が楽しめたかを挙げるとするなら、
・全編通した全身の大きな動きや表情の細かさ
・本編配信で映ってない時のライバーの仕草
・これらを定点カメラで視聴できること
ROF-MAOの楽曲は明るく一緒に盛り上がる曲が多いため、にじさんじ内でも特にライバーがハチャメチャに動き回るライブだったと思います。
飛んで走って暴れまわって楽しそうな様子を、カメラのズレもなく映像に収めていたので、少しでもライバーが好きと思っているのなら視聴した方が良い。等身大の姿で返してくれる。
(ニッチ過ぎるかもしれないが、瞳孔の動きまで認識できるの凄すぎるだろと思っていた)
また本編は出演ライバーを均等に映しているので、本編配信で抜かれていない時の様子が確認できるのが強みだ。
当たり前のことを言っているが、これが思っていた以上に、本編の映像に映っていなかった仕草や動きがわんさか出てくる。
MCを聞いている時の反応、大迫力の演出を見上げている姿、楽しそうに笑っている姿、そしてライブ中の振り付けや歌い方。あと後ろ姿。
なんだったらライバーカメラで遊びだしてくることもある。自分が見た対象のライバーカメラではコメントでのツッコミが多かったので、とても楽しかった。
終わりに
今回、ROF-MAOのライブで感じた事を書いてきたので、今後の購入判断をするには参考にする文章ではないかもしれないですが、違うユニットの別のライブであろうと、それぞれがまた新しい姿を最前で見せてくれるのだろうなと思っています。
自分は本当に恥ずかしがりですが、いざ始まってしまえば終わった頃には、かなり満足していました。
可愛い姿やカッコいい姿が見られる点が主な感想として挙げられますが、ライバーカメラは純粋に「楽しかった」という面でもオススメしたいです。
もしライバーカメラを買うことが怖いな、と思っている自分と似た人が居たなら(居るのか…?)きっと終わった頃には楽しかった思い出になると思います。好きなライバーさんが出演するのなら、細かい感情は置いておいて成すがままに体験してみてもいいかもしれないです。
余談
(ROF-MAOライブ内容の余談です)
ライブで披露する曲が全て終わった直ぐの加賀美社長の言葉が、本当に良いなと思ったので残しておきます。
文字に残すだけじゃ全然伝わらない、最大級に想いと力が籠められたこの言葉を、今回のライブが円盤化されたなら、何回でもライブの最後に聞きたいし、沢山の人に聞いてほしいと思っています。
あと限界化している推しライバーは剣持さんです。
ありがとうございました。
追記
SYMPHONIAからライバーカメラがBlu-rayに導入されてて大歓喜です