吉良暁美

投手能力

その他

客寄せパンダと軽蔑された女性投手は左打者殺戮マシンへと姿を変えた。
投手コーチ直伝の必殺球で今日も打者の断末魔が上がる。

経歴

内海高校ー奈良7年目(24歳)

選手としての特徴

女性選手としてはかなり球が早い部類に入る137キロのストレートはスライド変化するため左打者目線ではボールが逃げていくため打ちづらい。
彼女の代名詞とも言える諸橋投手コーチ直伝のスライダーはストレートと速度が遜色なく、変化量、切れ味ともに球界トップクラスの変化球。かつて奪三振の山を築き上げた変化球が、四半世紀近い時を経て吉良の左腕から甦った。

人物

人前では人懐っこく明るく振る舞うものの、自分の人気商売的な扱いについて長らく鬱屈した感情を抱えていた。彼女のスライダーはそれが具現化したモノだと諸橋投手コーチは語っている。
長らく野球をやっていたせいか異性との距離感がバグっており、ストレッチはトレーナーがいない場合は長崎竜一や小田桐雅美のいずれかに頼んだりしている。後者は人がいなければというスタンスだが、前者が問題で普通にストレッチに付き合うほか、彼女のボケに対して殴ってツッコんだりと長崎も長崎で幼なじみであるせいか彼女を女性と認識していないフシがある。

私的メモ

水島新司氏が野村克也氏に「女性選手を漫画に出そうと思うがどう思うか」という問いに「なにか一つ武器があるなら起用を考える」と答えたという話があったので吉良には強力な武器を持たせました。