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根本章
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15回もの規定投球回数到達を達成した大ベテラン。
百戦錬磨の投球術と遅いカットボールで凡打の山を築くピッチングスタイルは未だに色あせない。
経歴
大和学院高ー奈良24年目(41歳)
選手としての特徴
最速137キロのストレートと多彩な変化球のコンビネーションで打者を打ち取る軟投派。得点圏での被打率も低くギアを変えつつ老獪なピッチングで的を絞らせない。
また遅いカットボール「徒花落とし」は二回曲がっているように錯覚させる変化球。これが決め球となって奪う三振も多い。
人物
ひげを蓄えた強面の人物ではあるものの中身はひょうきんであり、寝ている長崎竜の顔に落書きしたり、天野がインタビューされているところに大隈や和也と一緒にと突然割り込んでジャックしたりと後輩たちからは「いたずら好きのおもしろいおっさん」と認識されている。
これは若手時代に根本がベテランの先輩が怖い人物だらけでアドバイスも聞かせてもらえず苦労した時期があり、同じ苦労をしてほしくなく距離を縮めたいと思ったため。
事実、悩みを打ち明けてくる選手がいた際には親身に話を聞いてやっている。
私的メモ
近年は40歳を超えたベテラン投手でも150キロをポンと投げ込む選手が増えてきている手前、少し前時代的なピッチャーを作成しました。
オリジナル変化球は作ったのが昔だったせいか「あれ、こんなしょっぱいボールだっけ?」とちょっと困惑しています。