「セクシー田中さん」のドラマにおける改変問題についての私見 補足
実写もそうだけどアニメもあるよねという話
オタクとして思うのが、アニメも結構原作改変あります。有名?なのでいうと宮崎駿が初監督を務めた『未来少年コナン』は原作がアメリカの小説家アレグザンダー・ケイのSF小説『残された人びと(原題:The Incredible Tide)』らしいですが、最終戦争後の世界という大まかな設定と一部の登場人物の名前以外、特に共通点はないそうです。
『魔女の宅急便』は原作者が違和感を覚えて、何回か話し合いの場を設けなければならなかったそうです。
京都アニメーションの主催していた小説コンテスト『京都アニメーション大賞』で入選した作品はアニメ化の題材として使われるというお触れで募集されてましたが、原作とはことなりオリジナルストーリーに改変されてます。
ほかにも数えられないくらい改変された作品はあります。ただ改変された方が面白くて好きと思ってしまうのはオタクの罪深いところなんだと反省することが多いです。
うる星やつらの劇場版のビューティフルドリーマーなんかやっぱり傑作だと思うんですよね。
面白ければOKではない
前節で言ったように改変された方が面白くて好きということがファンの方にはありますが、それは原作者にとって関係ない話ですよね。今回の改変問題で一番根が深いと思ったのが、この改変は面白かったのでOK、原作者がなにを言っても問題ないと思っている層がいることです。
面白いとかつまらないとかそういうことではなく、原作者にあらかじめこういう改変をしたいと話をして、許諾を得てから制作を始めたほうが問題ないのではないでしょうか?