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#15 【エンジニア飯-1】エンジニアとして一番必要なもの
あなたが仕事をする上で一番必要なもの・ことは何ですか?
エンジニア歴20年を超えた私が答えるならやっぱりコレ。この答えは新卒でエンジニアとして就職して数年で明確になりました。
ソレほとんどの職業に当てはまるんじゃないか?といわれると、たぶんその通りだし、当たり前のことでしょう。。。
これがないと無理な状況
今は転職しましたが、新卒入社して、全体研修のあと配属されたのは某部署。そこは大炎上真っ只中で、他部署に配属された同期も駆り出されて動作確認の日々でした。
私達が入社前、その部署は不夜城と揶揄されるほど常に長時間の残業が発生していたようです。終電だから帰ろうか、というのが日常茶飯事だった模様。もちろん全員ではないでしょうが。
私が入社・配属されたときは、機器の開発としてはだいたい終わっていたものの、不具合が頻発や、再現しないなど火消に追われているころ。ほぼ毎日23時頃まで作業して、ほぼ毎週休日出勤が当たり前でした。
その機種は何とか収束するものの、他にも現行機の改修や新機種の開発で常に残業が発生する状況は続いていました。
そんな中、世の流れや経費節減などもあり、全社的に残業は22時までに規制され、21時までに規制され、10年以上経つと原則残業禁止となりました。労基の監査が入ったとのウワサも。。。残業禁止といっても、上司の指示または許可があれば20時まではOKでした。それまでは残業するのは各自の判断?気分?でしたが、定時前に何時まで残業するかをメールで送り、上司からはほぼノーチェックでOKが返ってくるという形式的なもの。会社が禁止しているが、上司の責任で残業させているという証拠を残すために。。。さらには上司の指示であっても「申請出してね」という???な状況。
残業禁止と言いながら、予定については以前より明確に、そして厳しくなっており、プロジェクト開始前からその予定では無理だろうというものも多く、結果、予定遅れ発生、残業は定常化。もちろん作業効率を上げていることで、残業なく予定通りに進めるのが目標でしょう。でも、ほとんどの人間が過去の機種から未来の機種まで複数のプロジェクトを背負ったまま、新規開発中でも他機種に不具合や仕様変更が発生すれば時間を取られるわけで。
コレが尽きかけて変わった仕事観
そんなこんなで多忙な日々を送っていたわけですが、入社数年目、心身ともに疲れてしまったようで、体調を崩しがちに。
就職により実家から大学に通う生活から、一人暮らしで夜遅くまで仕事する生活になったことで一番変わったのは睡眠時間。
平日は6時間寝れれば良い方となって、日々疲労が蓄積していくのを感じ、大学時代まで元気に過ごせていたのは、睡眠時間が確保できていたからなのかなぁと思いました。私には8~9時間の睡眠が必要なのだろうと思う今日この頃。結婚して子供もいる今は5時間眠れれば良い方。
さて、長時間の仕事に短時間の睡眠、この生活を続けていくうちに気づくのです。エンジニアとしての仕事は好き!そして、この仕事を続けるにはコレが一番必要だ!
大好きな仕事を辞めないためにはコレを維持しなければならない。ということで、私は残業しないマンになったのです。全くしないわけではないですが、他の人より圧倒的にしなくなりました。KYなのは重々わかってます。でも、自分を守るためにはそうするしかなかったのです。
結局コレ!エンジニアは○○仕事!
で、結局何かというと、体力です!
残業続きも、休日出勤続きも体力がないと乗り切れません。エンジニアに限らず毎日続けるにはそれだけの体力がいります。
加えるなら健康も大事!せっかくの体力も心身の健康が損なわれると発揮できません。いや、体力が尽きたから健康が損なわれるのか?
転職してようやく向き合い始めた
転職によりほぼリモートワークになりました。というかそれが条件。
通勤時間が無くなり、また、子供にかかる手も徐々に少なくなっていき、ちょっとだけ時間に余裕ができました。また、若干の給与アップと公的な給付金やら手当やらが手厚くなり、ちょっとだけ金銭的にも余裕ができました。いや、余裕はまだないです。でも若干楽にはなりました。
そんなことからようやく自分の身体、健康に目を向けることができるようになりました。
あなたの身体はあなたが口にしたもので・・・
健康の維持には栄養、運動などなど必要です。運動はまだ習慣化できていませんが、食事にはちょっとだけ気にするようになりました。
といっても小難しいカロリー計算だとか、バランスとかは置いといて、質を気にしましょうという話。
理想的には、国産、無農薬、無添加ですが、そうすると食べられるものが限られてしまうので、100点を目指すのではなく、1点でも点数が取れるように少しずつ変えているところ。
どうしても価格は高くなってしまいますが、できるだけ国産、できるだけ無添加を選ぶということ。
有機JASやレインフォレスト、フェアトレードの認証マークがついたもの
「国産」と明記されている
「無添加」と明記されている
このようなものを目安に、経済的な負担が大きくなりすぎないように。また、家族の好みが異なるので、自分だけで実行でき、家族には強制しないことなども条件になります。
いろいろと制約があるなかで、私が取り入れたものについて『エンジニア飯』としてご紹介していけたらと思います。
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