悩むなら踊れ!【わたしのダンス遍歴】②
小学3年生になり、スパっとダンスを辞めたわたしは、塾に通い始め、学校に行く、塾に行くのルーティンをこなす小学生となった。
ちょうどダンスが心から楽しいと思えるようになってきたときに辞めたダンスは最初は寂しかったが、小学生ルーティンも悪くないもので、勉強し、再放送のドラマを見て、土曜日9時の日テレ系の学園ドラマにどっぷりハマり、月曜日は学校で友達とエンタの神様とドラマのトークするなどありきたりなルーティンをこなす小学生の時期を過ごしていた。
そう、わたしは英語もダンスも一切やらなくなってしまったのである。しかもその生活に馴染むのも早かった。
でも人生は、人間は面白いものである。
一旦辞めても体で覚えたものは必ず残る。
ダンスのことをすっかり忘れたわたしは高校3年生になった。
今回はその頃のお話をしたい。
簡単にいうと
当時、市内最大級に校則の厳しかった高校で、
クラスの皆さんに「レディガガ」の「Born this way」を伝授して文化祭で踊ったことである。
当時、わたしは海外ドラマの「glee」にハマっていた。
「glee」はさまざまな事情をかかえ、負け犬のレッテルをはられた落ちこぼれ合唱部の部員達のことを描いたミュージカルコメディドラマである。
わたしはそのドラマの中で、レディガガを踊るシーンがあり、ハマってしまった。
ミーハーっぷりを当時から発揮していたわたしだが、文化祭のために真剣にクラスメイトにダンスを伝授した。
わたし達は校則のとても厳しい高校でレディガガの「Born this way」を踊った。
すごーーーーーくスカッとしたことを覚えている。
そして何より謎にレディガガを踊ることに付き合ってくれたクラスメイトが大勢いた。
わたしのただのミーハーに真剣に付き合ってくれたことは高校でのいい思い出でもある。
わたしにとってダンスは人生において思わぬスパイスとなる。下手、上手いは関係なく。