遠く離れた距離に住む人々をつなげるサービスたち
二拠点生活の住居事情は書いてきましたが、どうもさまざまな支援サービスがあるぞ、ということでまとめました。随時更新していきます。
※特にアフィリエイトなどは埋め込んでいないのでご安心(?)ください。
1.遠距離家族向け商品
温かみを感じる:ハグビー
やはり遠距離恋愛中・結婚中で最も寂しさを感じるのは「寝る時」なのではないでしょうか。
人型の人形の中に「携帯電話」を入れる部分があり、その人形(ハグビー)をハグして通話することで、より身近に感じながらコミュニケーションをとることができるそうです。(現在は販売されていないようです…)
■レギュラー(約たて80cm×よこ55cm) 価格:¥11,000(税込)
■子どもサイズ(約たて50cm×よこ35cm) 価格:¥ 8,800(税込)
論文:遠隔コミュニケーションにおける抱擁の効果
体験を共有する:SYNC DINNER
レストランで、離れた二人がまるでひとつの空間にいるかのような体験ができる「SYNC DINNER」。東京と大阪の「ひらまつ」というレストランで実施されていたようです。(現在は実施していないようです…)
通話:Zoom, messenger, LINE, Skype
もはや定番すぎるので詳細は割愛しますが…特にZoomの例を。
開発者が大学1年のとき、に遠距離恋愛中の彼女さんと、電車に乗らず、離れていてもすぐに会話ができるものがないか必死で考え、そのアイデアが、Zoomに結実したというストーリーがあります。
音質と、タイムラグが小さいことがスムーズなコミュニケーション・会話につながる、なくてはならない存在です。
情報共有:TimeTree
コンセプトは「時間を重ねる」Googleカレンダーでいいのでは・・という話になることが多いのですが
・共有したい人だけのカレンダーグループを作ることができる
・どの予定を誰と共有したいのかをタッチですぐに選ぶことができる
ところが簡単で良いとのこと。
ちなみに、別拠点に住む夫婦の家賃問題はこちらにまとめておりますので気になる方はぜひ。そろそろ交通費問題も着手せねば。
2.核家族と祖父母のコミュニケーション
まごちゃんねる
孫の写真や動画を送ると、祖父母宅のビデオに繋がっている「まごチャン」というデバイス経由でテレビで動画を見られるサービス。
※「まごちゃんねる」公式サイトから引用
おばあちゃん、おじいちゃんにとっては、
・テレビで見られる
・動画が届いたときに「家」がほんのり光る通知形態
・テレビで繋ぐだけでOK
というところが良いそうです。
まごころポスト
離れて暮らすおじいちゃんやおばあちゃんなどへ、スマートフォンで撮影した家族の写真をボイスメッセージと共に、リビングなどに置けるデジタルポストをを通じて簡単に紙で届けられる。
よりハートフルな家族のふれあいを促進してくれるそうです。
Famileel
わざわざ電話をかけたりしなくても、機器に近づくだけで「ここにいるよ」というメッセージになり、家族の存在を近くに感じられるデバイス。
Famileelをテレビと接続し、ボタンをタップするだけで簡単に会話がスタートするそうです。
これもテレビに繋がっているのですが、おじいちゃん、おばあちゃんはやはりテレビに繋ぐのが効果絶大なようですね。
OQTA
スマホで鳴らせる鳩時計。
相手のことを考えていたり、想っているときに、アプリのボタンを押すと相手の家においている鳩が鳴き、孤独感が癒されるといったツールのようです。
OQTA HATOしろ(Wi-Fi)5,500円(税込)
OQTA HATOもく(Wi-Fi)8,800円(税込) とのこと。
これと似たもので、2019年に行ったドイツの展示会(IFA)ではメールが届いたときに箱からハートが出る、といった装置もありましたねぇ…
随時更新していきますが
いずれも
・光などで存在を伝える
・体験をスムーズに共有する
ということがキモのようですね。
同じ場所に住む家族のコミュニケーションツールからもヒントがありそうなので、次回はそちらもまとめてみたいと思います。
最後に定番のこちら。ご協力いただける方は、ぜひお願いいたします!