海王星と占星術 (๑˃̵ᴗ˂̵)💐
海王星は1846年にドイツの天文学者ヨハン.ゴッドフリート.ガレによって発見されました。しかし実は1612年頃にガリレオ.ガリレイの書いた図面に海王星が記されており、ガリレイは海王星を見つけてはいましたが惑星とは考えておらず恒星と捉えていたという話があります。
惜しい( *`ω´)!
画像では意図的に着色されて濃い青色になっていますが実際の海王星は薄い天王星に似た薄い水色となっています。
海王星の直径は4万9244kmで地球の約4倍。
自転は約16時間。自転軸が地球と似たように傾いているため、地球と同じように季節があります。しかし同じ季節が約40年続くという事が起こっており地球の季節の感覚とはだいぶ違うものになっています。
公転周期は約165年。
気温はマイナス220度で極寒の世界となっています。
海王星は最も遠くに位置する惑星となっており、地球からの距離は平均45億kmで、光の速さで4時間ほどかかります。
時速800kmのジェット旅客機では約620年を必要とします。
620年前といえば日本では室町時代にあたり、恐ろしく長い時間を必要としますよね。
また海王星には大暗斑と名付けられた高気圧性の巨大な嵐の構造があり、画像の中央にある目のような模様がそれです。海王星の大気の流動は活発で、高層大気圏では秒速600m(時速2200km)で、地球の台風の強風とされる45mの風速とは比較できないようなものとなっています。
人間は木の葉のようにぶっ飛んじゃいますね。
占星術においての海王星は、
「インスピレーション、映像、想像、創造性、美的感性、夢、幻想、直感、
無意識、混乱、困惑、消失、挫折、スピリチュアル」
などなどを象徴します。
海王星が発見されたのは1846年で、パリでクロード.モネやエドワール.マネなどの
印象派の画家が活躍したのが1870年頃ですので関連があると言われています。
海王星には人との共感といった象徴もあり、他人との境界線がぼやけ薄れてしまうという特徴があります。印象派の絵画はハッキリとした輪郭がなくぼやけていますよね。と同時にふんわりとした優しい印象も与えています。
またこの頃に国際赤十字という戦争において敵も味方も区別せずに看護や医療を施すという国という国境(境界線)を超えた団体も発足しています。
オカルトブームもこの頃にあったそうです。
映像的な美しさや、夢や幻想を表しもしますが、アルコールや薬物などの逃避の甘い誘惑なども同時に現しもします。貧困や病気などによる恵まれない人達への共感や救い、援助などもまた現しており、意義深い象徴を持った惑星となっています。
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