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太陽と占星術。( ´∀`)/

太陽は天の川銀河に数千億ある恒星のうちの一つで、標準的なありふれた大きさの星です。しかしながらこの適度な大きさであるために地球に生物や植物が生まれることができました。恒星は巨大であればあるほど寿命が短くなります。
太陽の寿命は100億年と言われており、すでに誕生から46億年が経っていると考えられています。変わって巨大質量をもつ恒星の寿命は100〜1000万年程度で、これでは生命が進化し育っていく時間などないわけです。

太陽の直径は約139万キロメートル、地球の直径の約109倍。

質量は地球の約33万倍。
これは太陽系の惑星、小惑星、微細な岩石なども含めた全質量の99.86%にあたります。言い換えれば木星や土星などの大きな惑星の質量を全て合わせても太陽の質量の0.14%にしかならないということです。
太陽はその超巨大な質量から生み出される強力な重力で太陽系の星々を影響下におき、自らはその中心に位置し、惑星らに周りを公転させています。
その様からは占星術において「王・女王」と象徴される理由が窺えしれます。

地球からの距離は平均で1億4960万キロメートル。
ジェット旅客機(時速800km)で21年程かかり、光の速さで8分19秒かかります。

中心は2500億気圧という途方もないものであり、この圧力の中で核融合反応を起こし1500万度という高温であると考えられています。現在、この太陽で起こっている核融合反応を再現するような発電方法が盛んに実用化に向け研究されているそうです。厄介な放射性核廃棄物などが出ないクリーンなもので、燃料も海水由来の重水素を使うため資源の枯渇がないということですがどうなるんでしょうか。


変わって占星術においての太陽は、
「自我、自己表現、生命エネルギー、人生の目的」
などなどを象徴しています。
他の惑星と比べても簡単に目視できる大きさと光量は圧倒的に大きく、わかりやすくその重要性を物語っています。ただ月も不思議なことに太陽と同じ視直径であり(見た目の大きさが同じであるので日蝕でピッタリ重なりますよね)、偶然などという言葉で片づけられないこの不思議な一致には運命的な、大きなものの意志を感じさせられます。月もまた太陽と同等の重要な象徴を持ちます。
自我.エゴを象徴する太陽は、人間としての個人の中心にあるわけですが、太陽系の中心に位置していることと一致していますよね。

また、太陽は身体の「心臓」を象徴しています。
熱いハートを表し、生きているあいだ脈動し続け、体の隅々に血液を運びます。

よく雑誌やTVなどで星座占いがありますが、この太陽が位置する星座のことを言っています。太陽が牡羊座にあるなら、その方は牡羊座。太陽が山羊座にあるなら山羊座という感じです。
本来、占星術は太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星などの位置や繋がりを考慮して総合的に観ていく複雑なものなのですが、それを1900年初め頃のアメリカのとある新聞社が、簡略化し太陽の位置する星座のみにしたものが現在の星座占いの始まりなんだそうです。
相当に簡略化しているので当たっていると思う人もいれば、まるで違うという方もいて当然なんですね。ですので星座占いはちょっとした参考程度にとどめておくのが良いと思います。しかしながら、わかりやすく身近にしてくれたおかげでここまで世間に広がったという事実もあります。見ていて結構楽しいですもんね。


太陽は少しずつ放出する光と熱量を増やしていき、6億年後には地球は熱されて植物すら生息できない状況になると言われています。
生物はもっと早い段階、2億5000年ほどでそうなると考えられています。細菌やバクテリアのような単純な構造のものしか存在できなくなると考えられています。

この頃に人類はどうなっているのでしょうか?

そもそも生存できているのか、地表ではなく地下や水中に居住地を移しているのか、SFの世界のように宇宙船で他の恒星系の惑星に移ろうとしているのか。人体ではなく、技術の進化により機械体になっているのか。気候をコントロールする技術を開発していたりすることも考えられます。
うーむ。( *`ω´)

人類が絶滅してしまった場合、再び知的生命体が地球に誕生するにはもう時間が足りないのではないかと個人的に考えています。ですから世界的な戦争はなんとしても避けたいわけです。
地球は誕生から46億年経つとされており、言い換えれば人間は46億年という膨大な時間を経て存在しているわけです。
目まぐるしく様々な世界的な出来事が起こっていますが、人類の叡智で存続を勝ち取っていきたいですよね。( ´∀`)



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