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蟹座のあなたへ -Cancer-

蟹座というと、母親、保育士、看護士、癒し手というイメージが真っ先に湧いてきます。優しさと慈愛に満ちた、情緒の豊かな水の属性の星座。月を守護星に持ち、月が満ち欠けするように、またその感情もその都度変化していきます。

家族を大切にしているという方はとても多いのではないでしょうか。
家族に限らず、友人や、恋人、近所の方、職場の同僚など自分が好のまれる方を大事にされていると思います。自分が認めた方を、蟹の甲羅の中に入れて守っているというイメージです。母親が赤ちゃんに母乳を与え、一緒に遊んだり、寝かせたり、うんちなどの処理もして養育し世話をしていく。そんな感じの面倒見の良さを持たれています。家庭的なお母さんのイメージです。

人と思いやりに溢れた関わりを築かれていく代わりに、繊細さと傷つきやすさも持たれてもいます。感受性が豊かである代わりに、負のものに対する感覚もまた鋭いのです。
厚い甲羅を持つ必要があるのは、その事から自分を守るためでもあります。
信頼できる相手と心を許して付き合うことができるならいいのですが、それが望めない場合、本来の自分を甲羅の中に隠し、見せかけの姿で生きておられる方もいらっしゃるかもしれません。甲羅の内にある、傷つきやすい柔らかなその心を見せられる方と出会えることが大切になるはずです。
望む愛情を得られない時、物や金銭への執着として現れる場合もあります。


恋愛面ではやはり結婚を意識したお付き合いが前提となるのではないでしょうか。
温かな感情の交流と安心感を求められると思います。
アットホームでホッとする感じ。
家は蟹座さんにとって最も重要な場になります。
面倒見の良い蟹座さんは色々と尽くされそうですね。そしてなんですが、ちょっとやり過ぎかなっていうか、過干渉、過保護という形で現れることもありそうです。
感情の揺れ動きも激しいと思われるので、時々、「えっ?」という感じで驚かれることもあるかと思います。相手にしてみると理解が難しいのです。自身の感情のコントロールということが大切になってきそうです。パートナーへの多少なりの理性的な説明も必要なのかもしれません。

守護星の月には記憶、それは前世さえも含む象意があります。そのため記憶力に優れている方が多そうです。勉学などに使えると心強そうですし、大切な思い出を心に克明に残されているのではと思います。旅行先で初めて訪れた場所なのになぜか見覚えがある、といった事もありそうです。

仲間を大切にするのですが、排他的な側面もあるとも思います。自分を裏切らない、信頼できる人だけで集まっていたいという気持ち。それも安心できる方法ではあるのですが、他の方を受け入れられる余裕ができてくると、人間関係が更に広がり、豊かなものになっていきそうです。

思いやりという面では12星座一かもしれません。


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