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天王星と占星術 ∑(゚Д゚)⚡️

天王星は1781年にイギリスの天文学者ウィリアム.ハーシェルによって発見されました。主にガスや氷でできている極寒の惑星で平均気温は約マイナス200度となっています。
画像では見えませんが天王星にも土星と同じようにリングがあり、現時点で28個の衛星も見つかっています。
天王星の一番の特徴として挙げられるのは自転軸が約90度ほど横倒しになっているというものです。地球の赤道の軸が、天王星の北極と南極の軸になっているというイメージです。そのため昼が42年続くという、地球に住んでいる身としては非常に極端と思える現象が起こっています(夜も42年続くわけです)。

天王星の自転は17時間14分で、比較的地球と近いものになっています。
公転周期は84年。
直径は5万724kmで地球の約4倍の大きさです。
地球からの距離は25億8650万〜31億5550万kmで、
平均距離を28億kmとした場合、光の速さで2時間30分ほど。
時速800kmのジャンボ旅客機で399年ほどの時間を要します。
何世代も繋げないと辿り着けない距離となっております。


占星術においての天王星は、
「個性、革新性、革命、独立、反抗、ルール破り、ショック、激化、別離」
などなどを象徴します。
冒頭でも書きましたが天王星はアメリカ独立革命やフランス革命と同時期に発見された天体で、それは人類の進化と追随するような形をとっているようになっています。専制君主制などの制度の組織的、構造的な国家権威に対抗するように、個人個人の尊厳の獲得を戦い勝ち取っていった時期です。
また天王星は地球に最も接近しない限り肉眼で見ることが難しい天体で、さらに遠くにある海王星、冥王星などは望遠鏡でなければ観測できない天体となっています。
これは社会や国際的、世界的な人類としての大きな枠組みが象徴の範囲とされていると考えられ、意識しなければ認識できないようなものでもあるようです。
支配者や権威者の言うことに従わざるをえなかった時代から、個人の自由や権利や要求を通せる時代に移り変わってきたからこそ、ようやく人類の多くの人たちの意識に加わってきたものです。もちろん歴史上、人権や自由を求めて行動した方はいましたが例外なく権力者によって潰されていきました。そういった方達の積み重ねの上に成り立っているわけですよね。

個人としての表れとしては、「個性的な人」というものです。
しかし、これが場合によっては「奇抜な人、奇妙な人、一匹狼」というものにもなります。確かに紙一重ですよね。
また、自らの個性が発揮されることにより、今まで付き合ってきた方との関係性が変わってしまうという事があります。例えばパートナーに合わせて自分の要求を抑えてきたけれど、それではもう済まなくなり本音を出してみたら別れることになってしまったなどです。確かにその時は辛いでしょうが、その本音の自分に相応しい相手との出会いも未来に望めるようになってくるわけです。


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