合言葉は、ちょっとだけ
はじまりはいつも突然だし
やめてしまうのも突然
忘れたころにまた戻ってきたり
ふらふらするのがあたりまえ
お久しぶり、ごきげんよう
かさねです🦥
ふらふらしたっていいじゃない
誰でもない、わたしの1回きりの人生なのよ
だぁれも咎めないし、気にもとめない
ふわふわと、
暇そうだねって笑われるくらいが
とても生きやすい
さて
前回noteを書いてから、それはそれはたくさんの出来事があったのだけれど
それをひとつひとつ文字にしていったら
今日お話したかったちょっとわくわくしたお話がまた3年後くらいにnoteに登場することになってしまうから
また気が向いたらお話しに来ようかな
今日はね
珈琲の道具をちょっと揃えたよ~!!っていう
ちっちゃな1歩のお話
とてもよい香りと、奥深い味で私を和ませてくれる珈琲
朝、ひといきついたときに
15時、仕事のひと区切りに
夜、ごほうびおやつと一緒に
私の生活の中で、珈琲はかなり要な存在
今思い返すと、珈琲を欠かす日の方が少ないことにハッと驚いているところ
同じ“珈琲”という飲み物なのに
淹れる人や、時間、豆の種類、お湯の温度……
様々なことで味が変わってくるのもとても興味深い
自分好みの珈琲に出会いたい!!
というわくわくが、小さな夢になっていました
いつか珈琲を淹れる道具を揃えて、
珈琲屋さんで豆を選んで飲み比べをしたいなぁ
なんて
ふわふわした気持ちのまま
日々の忙しさと、余裕の無さに負け
インスタントコーヒーでも満足できてしまう私は
なんとなく、後回しにしていたのです
これまたずーっと気になっていた珈琲屋さんに、行く予定ではなかったけど、ちょっと寄ろうかなって気持ちになって、お洒落な扉をカランコロンと開いて、いざ!!
店内は珈琲のよい香りに包まれ
カウンターにはピシッとしたシャツにネクタイの先を邪魔にならないようにシャツの間にねじ込み、ボトムスはカジュアルにジーパン、すらっとしたマスターがひとり
カウンター奥には、珈琲豆が入った深緑色の大きな缶がたくさん棚に並び
右の窓際には、珈琲を淹れるための道具たち
左奥には、味見ができる珈琲カウンター
中央には、珈琲のおとものかわいいおやつたち
店内すべてのものがきらきらして見えました
珈琲の他にも、紅茶が置いてあり
最近は紅茶にも興味がわいている私を落ち着かせつつ
「初心者ですが、珈琲の淹れ方を教えてください」
ねじ込みネクタイのマスターが丁寧に教えて下さり、
ようやく、豆を挽くミル、お湯を注ぐケトル、豆を計るスプーンを選びました
軽い気持ちでお店に入ったので、購入するとは思っていませんでしたが
まあ、いつかは買おうと思ってたし、ね
えいや!と購入
言わずとも豆選びもとてもとても楽しかった
酸味が苦手なので、酸味が少ない深煎りの豆
お店の名前が入ったブレンド豆
まずはこの2つを購入
「商品をまとめている間に、どうぞ」
と、マスターが本日のブレンド珈琲を淹れてくれた
こんな小さなティーカップでなく、もう少し大きいカップでマスターの珈琲を飲みたかったなぁ
などと欲をかいたのだけれど
ここで頂いた珈琲は、スッキリとした味わいにもかかわらず、不思議なことにこの量でもたいへん満足だったのです
私にも満足のいく珈琲が淹れられるかなぁ
などと小さな不安を抱いているうちに
お待たせしました、とマスター
ご好意で、先程頂いたメキシコブレンドのお豆もサービスで頂きました
ありがとう、マスター
わたし、ちょぴり自信がないけれど、ちゃんと珈琲と向き合ってみるよ
そんなこんなで
私のおいしい珈琲を淹れる挑戦が始まった訳です
朝、ちょっとだけ早く起きて
今日はどれにしようかな、と豆を選び
ケトルに水を入れコンロへ
軽量スプーンですり切り1杯10g
よい香りに誘われて、豆の袋の中に鼻を突っ込んでひと吸い
ころんと丸くてかわいいミルに豆を入れ
ごーりごーりごーりごーり……
豆を挽くのって、ちょっと力が入るから10回くらい回しては、ふぅ、とひといきつきながら
フィルターをセットしたドリッパーに、腕を痛めながら挽いた豆を入れ、均す
よい香りに、もうひと吸い
ケトルからお湯をしずかに中央に注ぎ、蒸らす
ぷくっとふくらむ粉がなんだか愛おしい
のの字を描くようにお湯を注ぎ入れ
お湯が落ちきる前にドリッパーを引き上げる
なんだかよくわからないけど、
いつも飲んでいたインスタントコーヒーよりはおいしい
朝からこんなに丁寧に珈琲を淹れたことがなかったものだから
あらやだ、わたしったらちょっとだけていねいな暮らしができちゃってるのかしら???
なんて、低い鼻をちょっとだけ高くして
ふふふん♪と、ごきげんな1日が始まるのです
次はどんな豆を選ぼうか
そんなわくわくが止まらない毎日です
難しく考えていたことも
ちょっとしたことで
やってみたら、あら意外とかんたん
こんなに楽しいなら
もっと早くやっていればよかったな
なんて
最初の1歩を出す足が重すぎて
様々な経験を逃してばかりだけど
これからは、ほんのちょっとだけ
足も気持ちも軽くして
先延ばしにしていたことをやってみよう
毎日わくわくしていたいものね!!
こうみえて、まじめでがんばり屋さんで猪突猛進な私だから、がんばりすぎて嫌にならないように
「ちょっとだけがんばる」
を心がけて、スキップしながらふわりふわりと生きていきます
それではここまで
かさね🦥
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