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Kasanare year review 2024~カサナレの1年をハイライトで振り返る~
皆さん、こんにちは!
カサナレ株式会社インターン生の廣瀬遥人です。
クリスマス、年末年始休暇が明けて、あっという間に2025年を迎えてしまいました。振り返ると、2024年の1年間はカサナレにとっても、私自身にとってもさまざまな出来事や変化に満ちていました。
特にカサナレにとっては、案件やメンバーの増加、追加の資金調達の成功、さらには数々の表彰など、目まぐるしくも大きく飛躍した年だったのではないかと思います。
そんな躍進を遂げた2024年を、今回はインターン生の私が内側から見て感じた感想やリアルを踏まえてハイライト形式で振り返ってみました。
個人的なTOP3トピックは、
・9月:歴史に残る第1回「Kasanare KICKOFF MTG」の開催
・11月:日本トップクラスのVCからの出資、資金調達のリアル
・12月:ふるさと返礼品の魅力を生成AI引き出すGPT活用
です。
私にとって、自分の成長や変化に特に影響を与えた3つを選びました。
他にもカサナレの軌跡をまとめているので、ぜひ最後までご覧ください!!
1月から12月までのハイライト
‐1月:
SanSan主催の展示会に出展、案内役として公式チャットボットを導入
名刺管理アプリ「Eight」を提供するSanSanが主催する展示会で、カサナレのチャットボットが会場の「公式案内役」として採用されたそうです。展示会は大盛況でした。
この時は、せっかくのEightと連携するのであれば、もっとパーソナルな案内が出来たら良いなと思っていましたが、なんとこの12ヶ月後に連携が実現したのです。
本当にすごいスピード感です👀
私はまだ入社前だったのですが、カサナレでインターンをしていた友人はこの日のことを「もう何も考えなくても、自然とカサナレの説明ができてまう」と笑って話していて、当時は“インターン生が大人相手に説明をする”という光景自体が想像出来ませんでしたが、実際に私もその後に展示会に参加することで、その意味を理解することになります。
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‐2月:
事前予約で全体405社中2位!話題のDX製品が集結した大規模イベントに出展
ブース内のプチ講演やエンジニアとの個別相談会を実施。その結果、405社が集う中、カサナレは事前のブース予約ランキングで全体2位になるほど注目度高く盛り上がったそうです。
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セールスフォースやフリー、ビズリーチなど大手や勢いに乗る企業などが多数出展する中で、まさかこんな出来たばかりの会社がなぜ!?と思いました。
展示会に出展している企業は、漠然と「すごい企業」というイメージを抱いていて、実際に多くの有名企業が出展していました。それにもかかわらず、名だたる人気企業がひしめき合う中で、2位を獲得したのは非常に衝撃的でした。(この後、実際はどんな企業でもお金を払って申し込みをすれば参加できることを知りました。笑)
私は就職活動中で、商社のインターンと天秤にかけ、イベントには参加しませんでした。全体で事前の予約が2位だと聞いた時には、2位嘘だろ!と衝撃を受けたのを覚えています。
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今振り返ると、あのとき顧客商談やスタートアップの熱気を体感しておけば、入社してからのキャッチアップがもっとスムーズだったかも、経験できた業務の幅が広がっていたかも、と思います。
当時は、正直「いや流石に商社のインターン行くでしょ」と思っていましたが、今では結構本気でカサナレに入ってから一番の後悔かもしれません。
戻れるなら迷わず展示会への参加を選ぶだろうなと、これを書きながら自分の価値観や考え方の変化にも改めて気づかされました。
‐3月:
沖縄のピッチイベントに参加(廣瀬カサナレヘ本格ジョイン)
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3月は、私がカサナレに本格的にジョインした月です。また、インターンの先輩であり、大学の友人である中川君と一緒に那覇市のDX推進プログラムにも参加しました。沖縄とのプロジェクトを担当していた彼が社長たちに混じってピッチを行い、堂々と意見交換でも発言し、その日一番の盛り上がりを生んだ姿に衝撃を覚えました。
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インターンってここまで成長できるのかと、驚きや期待だけでなく、正直自分への不安も覚えました。Total24時間ほどの滞在でしたが、友人との圧倒的な差、初めての企業交流会、懇親会、名刺交換(会場に入る前に小雨の中、中川君に作法を何度も確認されました笑)など濃い経験ばかりでした。
‐4月:
「ITreview Grid Award 2024Spring」の受賞
「ITreview Grid Award」は、IT製品/SaaSのレビュープラットフォーム「ITreview」で掲載された口コミのみで評価されるアワードです。
カサナレは、「AIモデル構築」「チャットボットツール」「文章生成AI」の3部門で受賞しました。
私が連載しているメンバーインタビューの中でも、こういったお客様からの反応が貰えること、対応の真摯さが評価されることが大きな喜びだという話が本当に良く出てきます。この受賞も、メンバーのモチベーションに繋がっている喜ばしいことだと感じます!
※カサナレは(2025年1月現在)、4期連続で受賞し続けております!
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・AIモデル構築部門
2024Spring~2025Winter:Leader
・チャットボットツール部門
2024Spring~2024Summer:High Performer
2024Fall~2025Winter:Leader
・文章生成AI部門
2024Spring~2025Winter:High Performer
‐5月:
東北大学 言語AI研究センターとの連携開始
5月には、東北大学言語AI研究センターと共同で、生成AIの大きな課題である「ハルシネーションの抑制」に向けた研究がスタートしました。実はこの連携は、私の大学の友人であるカサナレインターンの先輩たちが、さまざまな大学や研究施設に協業のご依頼メールを送ったことがきっかけとなって実現したものです。同じ学生インターンとして、「この功績を超えなければ、自分自身の価値を証明出来ない」と、内心メラメラ燃えていました(笑)
実際、展示会でお客様と話すと必ず聞かれるのが、「生成AIは間違ったことを言うから使えない」という声。だからこそ、このハルシネーションを抑える研究が進むことで、お客様がより安心して生成AIを使いこなせる未来に近づいていると、カサナレにとっても社会にとっても価値のある研究なんだなと感じます。
‐6月:
‐情報セキュリティマネジメントシステム「ISO/IEC 27001:2022 / JIS Q 27001:2023」の認証取得
6月に、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証を取得しました。この認証は、情報の機密性・完全性・可用性を確保する厳格な管理体制が整備されていることを証明するものです。
生成AIの活用・導入を検討する多くのお客様にとって、最も気にされるのがセキュリティです。そのため、認証取得のプロセスは膨大で大変だったそうですが、社内でも多くのメンバーが時間と手間をかけて取得に向けて動いていました。
最近では、様々な形の詐欺や攻撃が蔓延しており手口が巧妙化している今、自分のちょっとした行動が大問題に発展しかねないと常に感じています。(この前、Netflixの支払いを装った詐欺メールには驚きました⚠️)
カサナレでは全メンバーが、毎週セキュリティに関する研修を受講しています。特に私の楽観的な性格では、いつ自分の行動が大問題に繋がるかわからないので、受けて終わりではなく、しっかりと身になるよう意識して取り組んでいます。
-【国内大学初】生成AIアバターによる次世代デジタル技術活用を導入!
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和洋女子大学のオープンキャンパスにおいて、生成AIを活用したアバターによる学校情報案内サービスを導入しました。
2026年4月に同大学に開設予定のAIライフデザイン学部(仮称・設置構想中)に先駆けた先進的な取り組みの一環として、生成AIを用いた実証実験をオープンキャンパスにて実現したものです。私もこのアバターと何度も対話しながら確認業務を行いましたが、レスポンスがとても早く、自然な会話ができることに驚きました。
また、AIライフデザイン学部にも大いに興味をそそられ、「もし通えるのなら通いたいな」と学部選びを少し後悔しました(笑)
しかし、生成AIという新たな技術が、教育の現場でどのように活用され役立つのかという実証が大きく進んでいるのを肌で感じることが出来た取り組みでした!
-7月:
中部経済産業局主催「Meetup Chubu」への登壇
安田さん(当社代表)が中部経済産業局主催のイベントに登壇しました。
エンタープライズ企業で実現する「オーダーメイドCopilot」をテーマに、実際に直面した機能的ハードルや、新しい技術アプローチについての事例を紹介しました。
カサナレでは、今年独自技術である「AAG」で特許を取得したこともあり、画面やユーザー情報から質問を補完することが可能です。よく「RAG技術以外の部分が生成AI関連の企業の価値になってくる」という話を安田さんがしているように、こういった新たな技術アプローチを広げていくことが今後の成長や生き残りのカギなのかなと感じました。そういった変わり続けることの重要性、必要性を再認識させられました。
私自身、地方自治体などへの提案やプログラム業務に携わる機会がある中で、こうしたイベントで耳にした課題や要望の声は、今後の提案に生かせる貴重な情報ばかりでした。個人的には、全国的に横展開できるような自治体向けの提案などを形にしてみたいと考えています。
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‐8月:
三菱UFJ信託銀行の金融市場取引業務において、生成AIプロダクト「Kasanare」の活用により社内問い合わせ対応業務を50%削減
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三菱UFJ信託銀行で使用されるシステムの仕様書や業務マニュアルを生成AIに読み込ませることで、専門部署への問い合わせ対応を一部自動化し、対応時間の削減を実現しました。検証プロジェクトでの結果を受けて2024年4月から正式な業務利用がスタートし、担当部署の対応時間を50%削減しました。
このプロジェクトは、従来の方法では回答精度向上が困難であった金融機関特有の難易度の高い条件や膨大な資料に対して、カサナレの生成AI技術により適切に対応できるというカサナレ独自の価値を示すことが出来た素晴らしい事例になったのではないかと強く感じます!
この記事が出たときは、すごい反響があり、問合せのメールが止まりませんでした。今市場ですっごい注目されていると、明確に感じるくらいでした。
問合せの数もですが、展示会での反応もすごく変わった感覚があり、私がすごいなあと思っていた何倍、何十倍もインパクトがあることなのかと、そこで初めて認識しました。
‐9月:
歴史に残る第1回「Kasanare KICKOFF MTG」の開催
9月には、記念すべき初の全社総会「Kasanare KICKOFF MTG 2024」を開催しました!
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2024年8月8日に創業2周年を迎えたカサナレにとって、ひとつの節目となりました。普段はフルリモートワークのカサナレで、国内外から多くのメンバーが集まりました。
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メンバー全員が直接顔を合わせてコミュニケーションを深めるだけでなく、会社の今後の方向性を共有し、全員が一丸となって新たなステージへと進むための重要なイベントに参加できたことは、インターンの私にとってとても貴重な経験でした。キックオフが終わった後の飲み会では夜遅くまで、趣味から私生活など様々な話題で盛り上がり、最終的にはこのカサナレをどうしていきたいかなど熱い議論が巻き起こっていました。
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会社のビジョンや方針だけでなく、様々なキャリアの可能性や価値観にも触れて、自分の知っている世界がすごく広がる感覚がありました。まだわからない話も多くありましたが、いつか社会人として成長してその点と点がつながるような自分になっていたいと強く思いました。個人としてもターニングポイントだなと感じており、カサナレに入ってよかった日ランキングTOP3に入るそんな2日間でした。
海辺で夕日が落ちていくのを見ながら食べるご飯は最高でした🍖🌇 来年はどこで開催されるのか楽しみです、!
-10月:
日本経済新聞主催「生成AIサミット」事業ピッチ登壇
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日本経済新聞社主催の「生成AIサミット」で、インパクトピッチセミファイナリストとして安田さん(当社代表)が登壇しました。
インパクトピッチでは、自社の生成AIに関するサービスを用いて、社会課題解決への取り組みを国内外にアピールできるチャンスでした。
12月には国際ピッチにも参加し、世界へと挑戦を広げていきたいと思います。このような挑戦を通じて、カサナレが国内外で認められ、さらなる価値を生み出していける未来を考えるとワクワクでなりません。
優秀な方たちのピッチやお話を聞く中で、技術だけでなく、それを活かして社会にどう貢献できるかを考える、その姿勢を学べた貴重な機会でした‼
‐11月:
四日市市におけるマクニカの自動運転EVバスを活用したモビリティ実証実験に、カサナレの「生成AIコンシェルジュ」を導入
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四日市市にて、株式会社マクニカの自動運転EVバスを活用した、中心市街地における回遊性向上を目的に自動走行技術検証が行われました。
自動運転バス×生成AIコンシェルジュというロマンが詰まったものを体験したかったのですが、四日市市まで同行することは叶いませんでした。
しかし、最先端の取り組みが社内で動いていることを感じることが出来たのはとてもワクワクする経験でした。いつか社会実装が進んだときには、絶対に乗ろうと強く心に決めています。
‐GB&MUIPという豪華な「資金調達」 ❘ プレシリーズAファーストクローズにて累計2.25億円
前回、グローバル・ブレイン株式会社様からシードラウンドで出資いただいてから約1年強が経ち、様々な分野でのサービスの展開実績を積み上げてきました。今回、その実績が評価され、グローバル・ブレイン株式会社様に加えて三菱UFJイノベーション・パートナーズ様からも資金調達をいただくことが決定しました。
私はあまりVC関連に詳しくなかったのですが、調べれば調べるほど日本を代表するようなトップVCだということが分かり、スタートアップならではの非日常的な躍動感に包まれているのを感じます。
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安田さん(当社代表)は資金調達やVCの仕組みについて、私たちインターンに対しても惜しみなく教えてくださるので、まさに「スタートアップ」の醍醐味を身近に感じながら学ぶことができています。
カサナレでは教育の一環として、アクセラレータープログラムへの応募を積極的に行っています。ただ、私自身なかなか採択に至るまでは進めることが出来ず、第三者に認めてもらうというのは本当に大変なのだと実感中です。
実際の資金調達では、「誰にも考えつかないような素晴らしいアイデア」が大事だと思っていましたが、安田さんが見せてくれる資金調達用の資料は、「なぜ同様のアイデアが溢れる中でもカサナレが勝てるのか?」の理由が変化の激しい市場に合わせて修正され、戦略の再検討が繰り返し行われています。どんな夜中でもスラックの緑マークが点滅しているので、計り知れない重圧の中で戦っているのだと思います。
2024年の終わりという節目に、この重要な資金調達を通じて次なる成長への一歩を踏み出すタイミングに関われたのは、私にとっても大きな学びと喜びです。今後のさらなる事業拡大に向けた挑戦の場面で、私も何か一つでも価値発揮できるよう2025年も進んでいきたいと強く感じています。
‐「Get in the Ring Osaka」 国際ピッチコンテスト 日本大会優勝
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「Get in the Ring」は、スタートアップが事業プランを競う国際的なピッチコンテストです。今年のテーマは「AI Revolution」で、日本各地から集まったスタートアップが、企業評価額に基づく3階級で競い合いました。
カサナレはその中で、Heavy級(企業評価額約4億円以上)のファイナリストとして参加しました。このコンテストはとてもユニークで、ボクシングリング上で1対1の英語ピッチバトルを行い、30秒×5ラウンドでアイデアの優位性を争う形式でした。
この日に向けて、ニュージーランド在住の「りなさん」が来日。リングに上がり、堂々とカサナレの魅力をアピールしたことで見事優勝を果たしました。優勝が決まった時には、オンラインで見ていたみんながSlackで大盛り上がりしました。「フルリモートワークでも会社全体が一体となっていると感じることが出来るんだ!」と、とても嬉しい経験でした。
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2025年に開催される「GET IN THE RING」世界大会への出場権を獲得したカサナレは、さらなる高みへ挑みます!!
‐12月:次世代の展示会体験「パーソナル・ナビゲーション」公開
「Eight EXPO 第3回営業マーケDX 比較・導入展」にて、カサナレの生成AI技術を活用した次世代の展示会体験「パーソナル・ナビゲーション」を公開、参加者一人ひとりに最適化された情報提供を可能にしました!
私自身、イベント開催までの期間に、「パーソナル・ナビゲーション」の挙動チェックを何百回と行いました。挙動修正は、私がエンジニアチームとも密なコミュニケーションを取り、「もう少し回答を簡潔にできないか」「この動きをしたとき回答がおかしくなってしまう」など、微修正を繰り返して完成させたという経緯があります。
その過程で、生成AIを「ユーザーファースト」の形で活用する難しさと面白さをリアルに実感できました。
【 「パーソナル・ナビゲーション」のデモ動画はこちらから 】
多くのポジティブな反応を見れたことは出展した価値があったと同時に、準備段階でのエンジニアの方の果てしない改善が報われた瞬間であり、インターンとしてもとても嬉しかったです!!
‐カサナレ公式ホームページの全面リニューアル
2024年12月4日付でカサナレの公式ホームページが全面リニューアルされました。なんとこのリニューアルは、たかみんさん(当社社員)が社内用の生成AIツールを使って、一から手がけたものだそうです。未経験ながら、プロの知識がなくても、ウェブページのデザインやコーディング、イラストまで、見た目の楽しさとわかりやすさを両立しているところが本当にすごいなと思いました。
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インターンの私から見ても、サービス内容や会社の雰囲気がポップに紹介されていて、一目で「ここってどんな会社なんだろう?」という疑問がパッと晴れるようなデザインに仕上がっていると感じます。ページ構成も大きく見直されていて、必要な情報を素早く探せるので、私自身も何度もサイトを訪れたくなります!
生成AIを使うことで、デザインのヒントを得たり作業を効率化したりできるんだと、改めて生成AIの可能性を実感しています。
一度ホームページを訪れて、カサナレについてもっと知っていただけると嬉しいです!ホームページが開く際の🥚が可愛くてイチオシなのでぜひ☝
(※ホームページ内から採用も行っておりますので、そちらも興味がある方はぜひご確認ください。ご応募お待ちしております!)
‐生成AIでふるさと納税の魅力を引き出す ❘ 新潟県関川村
私は今年、新潟県関川村とカサナレ株式会社が連携して進める「ふるさと納税返礼品プロモーションへの生成AI活用」というプロジェクトを担当する機会をいただきました。
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目的は、「返礼品が売れるための文章」をつくること。
全国のふるさと納税利用者に向けて、関川村ならではの魅力や返礼品の背景にあるストーリーを、生成AIでどのように引き出すかを検証しました。
私はAIに壁打ちをしながら、返礼品の特徴だけでなく、地域に根付く文化や歴史を自然に盛り込みます。ふるさと納税は「お得な返礼品」以上の、本質的な地域の魅力を発見するきっかけになるんだと感じました。
実は、想像をはるかに超える成果が出たと聞きまして、「ついにバリューを発揮出来たぜ!」と心から嬉しかったです。
これまで部活などで感じてきたものとは、また違う種類のすがすがしさ、高揚感がありました(笑)
今後、生成AIの活用をさらに進化させ、関川村の多彩な魅力を発掘・発信していくとともに、他の自治体にも横展開できるモデルケースとして広げていきたいです。また、私自身大分県の田舎出身ということもあり、地域創生や地方活性化に少しでも貢献できるよう、頑張りたいです!
インターン生が感じたこの1年間
カサナレでのインターンは、私が入社前に想像していた「決まった業務をこなすインターン」とは全く異なるものでした。
生成AI業界のスタートアップという特性もあり、毎日が未知の連続で、「これが君の仕事だ」と与えられるものだけではなく、自ら考え、提案し、挑戦する機会が多く与えてもらえる環境にありました。
最初の頃は、正直なところ手探りの日々でした。何かを提案しようとしても、頭に蓋をされてしまったみたいに、まったく考えが浮かばず時間だけが過ぎることも良くありました。見切り発車で無茶苦茶な提案をして、皆さんに苦労を掛けてしまったこともありました(苦笑)
そんな中、インターンの先輩(大学の友人)から、「良質なアウトプットには膨大なインプットが必要だ」と悔しいですが、もっともなアドバイスを貰い助けられたこともありました。
そのアドバイスもあり、カサナレに入った後は、格段に本や記事を読む時間も増え、自分の中の「インプット不足」を埋める努力をするということを学ぶこともできました。また、そうしていく中で、「考える」「提案する」ことに対する恐怖感が少しずつ薄れていく感覚もありました。
そして、最近ようやく「自分なりのアイデアを形にする」、自分の少しでも価値の出せる余白を見つける行動が出来るようになってきました。
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2024年を振り返ってみると、カサナレでの「物事を自分事として考える環境」に身を置いたからこそ、なかなか変われないと思っていた自分自身が大きく変われたのだと実感しています。また、自分の中にあった当たり前の基準がいかに低かったのか気づかされました。
カサナレで培われた新たな“当たり前の基準”を満たすために必要なスピード感、熱量、そして多種多様な人々との出会い。
どれをとっても刺激的で、まさに“生きた学び”に触れることができた少し長いと感じた、そんな1年でした。
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編集後記
こうして2024年の成果を振り返ってみると、社会やクライアントに対して価値を発揮して躍進できた1年だったのではないかと思います。
この成長を支えているのは、やはり人であり、メンバー1人ひとりの懸命な努力と熱意、それを後押しする企業文化だと改めて感じます。
これからは本格的な成長フェーズを迎え、新たな仲間がどんどん増えていくことでしょう。ですが、カサナレの良さをしっかりと守りながら、さらに伸ばしていきたいと思っています。
もしこの記事を読んでカサナレに興味を持ってくださった方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください。
きっと、カサナレの魅力を様々な視点から感じていただけると思います👀
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