雑談・4コマ漫画のセリフ文字数とか、編集者の呼称とか

4コマのスペースと文字数について

先日の記事、「妖こそ怪異戸籍課へ えくすとら」、PDFファイルをダウンロードしなければならないにも関わらず、ご覧いただきましてありがとうございました。
普段、4コマはExcelファイルで書いているため、あのような形となりました。
ご覧になっていない方のため、その記事はこちらです。

こちらのExcelファイルは、4コマのコマ割りを明確にするためと、文字数チェックを兼ねたものになります。「セリフ」欄のセルが一行いっぱいになると「あ、4コマにしてはセリフ長いな」と思えるようになっています。このあたりの文字数は僕の勝手な目分量で、もちろん長セリフを書く人もいるかと思いますが。
ただ、個人的にはセリフは少しでも短くできた方がいいと考えているので(あくまで個人的なやり方です)、文字数には気を付けています。

正直、現状ですら「セリフ長くない? 怒られない?」と怯えながら書いていたのですが、幸い、編集者さんから怒られることもなく通っております。

ここからず~っと脱線・編集者の呼称

そういや「編集者さん」という上記の呼称。
ほんとは昔、ある作家先生に「編集者に『さん』は付けないよ」と教わったのです。でも、それを知った上で「編集者に『さん』を付けないなんて、笠間は生意気だな。殴ってやろう」とか思われないかな、と考えてしまって、結局、さん付けで書いてしまいました。いけませんね。気弱で。
「編集さん」とかならいいのかな……お寺さん、みたいな感じで。

この問題は意外に難しいのです(僕の中では)。たとえば、僕も、編集長を呼ぶ時には「さん」は付けません。編集長は、役職、尊称ですから。部長とか課長とかも同じ。
でも「編集者」の場合、役職でもあり尊称でもあるかもしれませんが、同時に、彼らの職業全般を指す言葉でもあるから遠慮しちゃうんですよね。

一例を挙げれば、パン屋さんはパン屋さんです。よっぽどパンに恨みがある人でもしてなければ「パン屋!」と呼びつけにはしません。パン屋さんの「店長」なら、役職だから、さんは付けずに「店長」と呼ぶ。それは納得。

でも、編集者って言葉は、編集長やらデスクやらも含めた職業、ジャンルの総称です。上記のパン屋さんと同じじゃないですか。つまり、編集者とはパン屋さんです。何言ってんだこいつ?(ゲシュタルト崩壊)

まあ、とにかく、役職でもありながら職業名でもあるから、僕は呼び捨てに抵抗があるのかも……と自分では分析しております。
「編集長!」と呼ぶのは抵抗なくても、「編集者!」と呼びかけるのは、なんかこう、乱暴に聞こえません? 僕だけ? そもそも人生において「おい、編集者」と呼びかける場面がないかもしれませんが。

ええと、つまりは僕は、今後も間違っているかもと知りつつ「編集者さん」とさん付けで書くこともあるかもなぁ……と、くだらないことをくどくどと考える人生でありました。そんなことしているうちに人生終わり。

もうちっとだけ続くんじゃ。


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