『好き』を仕事にするか
お久しぶりです。もはや何のペースでわからない綴り方をしています。
相変わらず無職状態が続いています。
履歴書上は無職2ヶ月目(業務的には4ヶ月目)が終わろうとしています。
この転職活動では、前職と同様のSEという職種を中心に、色々な企業を受けてきました。前職のおかげで書類選考は中々の確率で通過し、真の実力が試される面接ではほぼ確実に落ちるということをかなり繰り返しました。
その中で、唯一、一社のみ(もしかしたら)内定を頂けそうな企業に巡り会えました。散々落ちてきた私にとって、とても有り難いお話です。
しかし、私はこの選考を辞退させて頂こうと考えています。
理由は私の能力不足と、SE職やIT業界に関する意欲の変化になります。
昔からIT…というかコンピュータが好きでした。
<自分語り 初め> ※飛ばしたい方は飛ばしてください
一番初めに触ったPCはNECのデスクトップで、OSはWindows 95でした。
起動時に蜂が飛んできた気がします。
カタカタ鳴るのが面白くて、図書館で借りたエジソンの伝記を一太郎に写していました。(著作権法に引っかかりそうw)
父親が、仕事用ノートPC(Windows98)でせっせとWordの資料を作成しているのを、「自分もやりたい」と思って羨ましそうに眺めていました。
家のPCもWindows XPに変え、多少のプログラムの本も読むようになり、「情報系に行きたい」と思うようになって、大学から情報系の道を歩むことにしました。
大学でプログラムの知識も多少付けて、前職の情報システム会社に入社し、PG、SEとして奮闘していった…つもりでした。
<自分語り 終わり> ※読んでくれた方、お疲れさまでした。
しかし、よくよく振り返ると、私の「コンピュータが好き」というのは、どちらかといえば使用者目線で好きということに気づきました。
プログラムも好きですが、自分の趣味嗜好のままに深堀りしているだけのため、はっきりいうと業務として使用できるものではありません。
また、前職ではレガシーシステムを主に扱っており、業務に対する学習もその分野が中心になりました。
そうなるとどうでしょう。
いざ、転職活動の面接で他の企業の方と話すと、明らかな技術的ギャップを感じてしまいました。
一般に、30代の転職では即戦力を求められます。いくら、「今後、精進します」と言っても、よほどの覚悟を見せる必要があります。
そして、私には…その覚悟を持つことはできませんでした。
コンピュータは好きです。プログラムも好きです。…ですが、あくまで趣味として、自分の興味が赴くままに試してみることが好きです。
それを仕事にすると、目的が生まれ、納期が生まれ、計画が生まれ、必要になる技術が生まれ、色々な人間関係が生まれ、ドキュメントが生まれ、プレッシャーが生まれ…押しつぶされる気がしてなりません。
『好き』が好きでなくなるかもしれない。『好き』が好きでいられる自信が無いかもしれないと思ってしまいました。
『好き』を好きのままでいたいと思っている私にとっては、やはり仕事にしたくなたいと思ってしまいました。
うだうだ言いましたが、SE職・IT業界は仕事としては引退して、新しい道を模索していこうかと考えています。
じゃあ「次はどうすんねん」という話ですが、まだ決めていません。。。
人生の迷子中ですが、自分でそう決めたのですから、決めたことにはしっかりと責任を持って進むしかないと思いました。
最後に、母親(バリ取りのパートをしています)に、商材に対する愛情はどれくらいあるのか真顔で尋ねてみました。「全く無いよ」と真顔であっさりと返されました。
なるほど。『好き』を仕事にするかの答えに近づけた気がします。
以上です。長文すみませんでした。