見出し画像

#15 西本克利氏と自己表現

 今回は全身にタトゥーが入っている「NISHIMOTO IS THE MOUTH」のディレクターである西本克利さんについて。顔にもタトゥーがバキバキに入っていて一見怖いイメージがあるかもしれないけれど多分めちゃいい人。
西本さんの服を買ってIGにアップしたらDMまでくれてありがとうございます。って連絡くれた。人を見た目で判断するのはもう時代遅れだね。そんな西本さんと僕が思う日本の見た目対する偏見みたいなものを書いていく。

 西本さんをどこで知ったのかは良く覚えてない。多分西本さんより西本さんがプリントされている服を先に知ってその後知ったんじゃないかな。ドレイクやヴァージルが着用しているのを見て何それ?!ってなったんだっけな。ちょっと曖昧。自分で作った服に自分の顔をプリントする事はなくは無いと思う。ただ、このプリントされてある顔は今よりタトゥーが入ってないけどね。それでもインパクト大。何より書いてある言葉がいい。架空の宗教をテーマとしていて、子供が神様で、その声が聞こえるのが預言者である西本さん。西本さんが神のメッセージを口にするから『NISHIMOTO IS THE MOUTH』という風になったらしい。こういうTシャツに込められた意味を知るとさらに愛着が湧くし、着ていて凄く楽しい。こんな面白いTシャツ買わない理由がない。

 全身にタトゥーが入っていて、言ってしまえばメディア向きでは無いのかも知れないけれど評価されるべき人はどんな見た目でも評価されていくもの。日本はまだその辺が遅れている感じはあるけれどこれからはもっとオープンになっていってほしいな。西本さんに限らず、タトゥーはこれから絶対増えていくと思う。温泉やプールとかタトゥー禁止の所が今沢山あってタトゥーが入っている人は少し生きづらい日本だけれど何も法に触れている訳じゃ無いんだからそれぐらいいいじゃないって。タトゥーだけじゃない。医療従事者の髪の毛は基本暗い色が多いし、飲食店では髪が長いとか、ピアスはダメとか。確かに見た目が大切なのは凄く分かる。でも話してみないと分からない事の方が多いし、見た目だけで判断しちゃダメだよね。同性婚や女性の社会進出が受け入れられつつある今日。つまり少しずつだけれど誰でも自分を表現しやすくなっているのにタトゥーはいまいち受け入れられていない印象がある。みんながみんな怖いわけじゃないのに。

 今回は西本さんの事だけを書こうと思っていた。でも自分の考えも一緒に書いた。金髪の看護師や医者がいても全然いいのに。上手く伝わるかはわからないけどいい内容になったんじゃないかな。今の20歳は世の中に対してこう思ってます。みたいな。
また書く機会が来るかも。。


参考文献



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?