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【お悩み】火災保険の信頼できる営業マンを見分ける方法とは?
最適な保険プランを提案してくれるのは、当たり前
最近の火災保険の選び方は、保険会社それぞれの営業マンから話を聞くよりも、さまざまな保険会社と提携し、比較してくれるところが増えてきました。
複雑な保険の仕組みを把握しつつ、あらゆる補償内容と契約プランを検討するには、やはり信頼できる営業マンに任せたいと思いますよね。
しかし、残念ながら信頼できない営業マンや、詐欺のような悪質な営業マンもいます。
信頼できる営業マンとは、最適な保険プランを提案してくれるだけではありません。それは営業マンの基本中の基本であり、それができないなら、営業マンですらないからです。
災害から大切な家を守るため、営業マンを見分ける方法をご紹介します。
信頼できない営業マンは最悪!?
先に、信頼できない営業マンに当たってしまったらどうなるのか、ということをお話ししておきます。
信頼できない営業マンは、このような特徴があります。
・質問に答えられない
・間違った答えを返してくる
・とにかく契約を取ろうとする
・要望と契約内容が合っていない
もしこんな営業マンに当たってしまったら、割高な保険料を払わされたり、契約プランを見直すことになったり、いざというときに必要な補償が受けられなかったりします。時間やお金も損をしかねないので、軽く考えてはいけません。
それでは、信頼できる営業マンとはどんな特徴があるのでしょうか。
話を聞いてくれるか?
まず、営業マンはあなたのニーズをしっかりと把握し、それにあった火災保険を選ぶ必要があります。
建物の立地や種類だけではなく、マンションの上層階なのか1階なのか、予算はどれくらいなのか。さまざまな面から、保険会社や契約内容をしぼっていくのですから、「一戸建てならコレが最適ですね」なんて一言で提案できるものではないのです。
あなたの話をよく聞いて、要望をできる限り引き出してくれる営業マンであってほしいですよね。
質問に正しく答えられるか?
わからないことがあった場合は、どんどん質問するべきです。
知識がある営業マンに越したことはありませんが、わからないことはわからないとハッキリ言ってくれる営業マンは信頼できます。きっと調べた上で、後日明確に回答してくれるでしょう。
最悪なのは、わからないまま予測で答える営業マン。「たぶん〇〇です」「たしか〇〇だと思います」なんて、あやふやな回答を鵜呑みにしてはいけません。言いにくいかもしれませんが、正しい回答を求めましょう。
デメリットをはっきり教えてくれるか?
火災保険を比較していると、必ずそれぞれにメリットとデメリットが出てきます。
A社:保険料は高いが、補償内容が充実
B社:補償内容は少ないが、保険料は安い
たとえばA社とB社を比較して、悩んでいたとします。
信頼できる営業マンであれば、「A社のこの補償内容を削れば、もう少し安くなります」とか「B社はこの補償内容を追加すれば、もう少し補償対象が広がります」とか、そうやってデメリットを極力減らそうとしてくれるでしょう。
メリットだけに目を向けるのではなく、デメリットをはっきりと伝え、あなたの納得できる保険を見つけるのが営業マンの仕事です。
レスポンスが速いか?
これはどんな仕事でもそうですが、レスポンスが速い営業マンは、基本的に信頼できます。
営業時間や不在の予定もきちんと伝えてくれると、こちらも安心して任せられますよね。遅ければ仕事がたまっている営業マンである可能性が高く、その分ミスも増えるでしょう。
期限や約束を守ってくれるかどうかも、見分ける重要なポイントです。
こまめに確認してくれるか?
火災保険のような難しい説明を受けていると、つい聞き入ってしまいます。途中でよくわからないことがあっても、とりあえず受け流してしまうという人は少なくありません。
しかし、「ここまででご不明点はありますか?」「この単語ってご存知ですか?」などとこまめに確認してくれる営業マンは、とても信頼できます。
優秀な営業マンであれば、あなたの話を聞く表情を見ながら、わからなそうな部分をくみ取って説明してくれる人も。
質問する必要のない営業マンだと最高ですが、そうでなくても質問できる環境を作ってくれる営業マンなら、信頼できそうですね。
火災保険は、信頼できる営業マンに任せよう
火災保険の相談をする際、なんとなく契約プランを決めてから相談する人もいるでしょう。しかし、営業マンはあなたが気づいていないリスクに気づき、契約プランを選ぶことも仕事のひとつです。
予算オーバーだったとしても、いざというときに「これも契約しておけば…」とならないよう、安心できる保険を見つけてもらいましょう。
くれぐれも、悪質な営業マンには騙されないようご注意ください。
参考:よくある火災保険の質問(記事中段)