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【RSL期】シンシア型ホズミエルフ解説【アンリミテッド】

はじめに

お久しぶりです。カサイシオミです。
RSL環境もいよいよラスト1ヶ月。MPリセットも迫ってきました。
プレイヤーの皆様の中には「ラスト1ヶ月だし、とりあえずアンリミのグラマスだけ行っておきたいなー」という方もいるのではないでしょうか?
RSL期は大量の能力調整の影響で、従来のデッキ達に加え、新たにアミュレットビショップ、武装ドラゴンが環境入りするなど、アンリミ環境が激変しました。
そのため、何を使えばいいのか分からない方もいると思います。
というわけで、今回は簡単!早い!強い!3拍子揃ったホズミエルフを紹介します!

シンシア型ホズミエルフの特徴

長所

・簡単
→カードゲームというよりは麻雀に近いデッキで、手札にパーツを揃えたら勝ちです。細かいプレイングもあまり関係ないです。

・1試合が短い
→やっぱりランクマッチはサクサク盛りたい!
最速先5で20点出ます。

・環境での立ち位置が良い
→ホズミエルフは特殊なデッキで、明確な不利対面というものは無く、対策されていれば全対面不利。対策されていなければ全対面有利です。
イメージ的には骸ネクロが近いです。
現環境は自然にホズミを対策できているデッキが、アミュレットビショップ、回復ビショップ、秘術ウィッチくらいなので、かなり立ち位置が良いです。

短所

・対策が簡単
→後述しますが、極光の天使、安息の領域、禁約の黒魔術師などで簡単に対策できます。

・運要素が強い
→プレイングが簡単ということは、言い換えればプレイングの介入要素が少なく、ほぼ運だけで決まります。

デッキ構築

2024/3/3現在、筆者が使用している構築は以下の通りです。

デッキ構築

以下、採用カードについて解説します。

確定枠

筆者の考える確定枠は以下の通りです。
大体この29枚は固定になるのかな、と思います。

確定枠

以下、各カードの解説になります。

グランスエンジェル
厳密に言うと必須カードではないのですが、入れない理由が無いため確定枠としています。
直接召喚を止められる他、ウィスプ1枚でホズミを出す時に使います。
また、ミラーではこれを置くことで相手のメイ直接召喚を止めて、OTKを1T遅らせる、という小技もあります。

腐食の絶命
これも必須カードではないですが、入れない理由が無いです。
主に対ヴァンパイア、対武装ドラゴンで使用。

森への郷愁
1コストでウィスプを生成しつつ、体力を2回復できる超便利カードです。
効果が重複するため、これを3連打するとウィスプが3枚手に入ります。

フレイア
ホズミを確定サーチできるフォロワーです。
残りEPが相手より多ければ実質1コストになる点も強く、後攻であればこれがそのままホズミ展開用フォロワーとして使えます。

妖精花
2コスト1ドロー+ウィスプ生成。
バウンスorラストワードでウィスプが貰えるため、手札のバウンス札を疑似的にウィスプ生成札に変換できます。
盤面を埋めてしまうため、これがあるせいでホズミが展開できないというミスには注意しましょう。

化かし女将・ホズミ
このデッキの主役。
このターン中にプレイした枚数が4枚以上なら、自分のフォロワーを全て消滅させて、その枚数だけデッキからエルフフォロワーを場に出します。
このカードを使って疾走フォロワーを並べてOTKしましょう!

エルフナイト・シンシア
ホズミから出るフォロワーその1。
攻撃時にそのフォロワーの攻撃力を1上げます。

森林の狼
ホズミから出るフォロワーその2。
そのままだと3点疾走ですが、アクセラレートを使用すると自動進化して6点疾走になります。
また、これ自体がアクセラレートを持っており、バウンス札として使えます。

ドゥルガー
ホズミから出るフォロワーその3。
アクセラレート0で森林の狼を進化させるコンボは時々使います。

ウィンドフェアリー
ホズミから出るフォロワーその4。
アクセラレート1でバウンスしつつウィスプを1枚生成します。

自由枠

筆者が考える自由枠は以下の通りです。
ホズミエルフは構築の幅が非常に広く、全てを紹介することはできないため、このデッキに採用したカードのみ解説します。

確定枠

神秘の指輪
1コストで手札を入れ替えられます。
手札の不要牌を交換しましょう。

アクティブエルフ・メイ
直接召喚カードその1。
ホズミ展開用のフォロワーとして使えます。

新芽の風・メイ
直接召喚カードその1。
ホズミ展開用のフォロワーとして使える他、1点or2点AoEで相手の守護フォロワーを除去できます。
これのおかげで、ロイヤルのセラ進化が怖くなくなりました。

英雄の覚悟
1コストで2プレイを稼げるため、Wメイの直接召喚や、郷愁の発動に便利。
ついでとばかりにドロー効果も付いてきます。

楽園への来訪
ホズミを確定サーチするスペルです。
筆者は運が悪すぎるため、フレイアとこれを両方採用しています。

輪廻の女神
アクセラレート1で極光の天使or熾天使の剣を手札に加えます。
ミラーマッチではこの極光の天使を何回出せるかで勝負が決まります。

マリガン解説

このデッキでは、以下のカードをキープします。

マリガン

先攻/後攻問わず、いずれか1枚:
フレイア、楽園への来訪、化かし女将・ホズミ
優先度はフレイア>来訪>ホズミ

先攻/後攻問わず、合計2枚まで:
妖精花、森への郷愁、ウィンドフェアリー
優先度は妖精花>郷愁>ウィンドフェアリー

対エルフ、何枚でも:
輪廻の女神

対ドラゴンorヴァンパイアorネクロorロイヤル、1枚まで:
腐食の絶命

対ヴァンパイアorネクロ、1枚まで:
グランスエンジェル

余裕があればキープしてもいいかも:
英雄の覚悟

ホズミ本体orそれをサーチできるカードを1枚。
ウィスプを生成できるカードを2枚持ってスタートが理想です。
また、対エルフ(ほぼ確定でホズミ)は輪廻の女神の枚数で勝負が決まるのでキープ。
対ドラゴン、ヴァンパイア、ネクロ、ロイヤルは腐食の絶命が刺さりやすいためキープ。
対ヴァンパイア、ネクロはグランスエンジェルで直接召喚を止めるとかなり有利になるのでキープ。
英雄の覚悟は4枚プレイに便利なので余裕があればキープしてもいいかも?

プレイング解説

基本の勝ち筋

このデッキはカードゲームというより麻雀に近いです。
ホズミOTKコンボを決めるために必要な手札を揃え、それを並べれば勝利となります。
基本のOTKパーツはウィスプ2枚+1コストフォロワー2枚+ホズミです。
0、0、1、1、ホズミ……と覚えましょう。
6PPある時はウィスプ1枚+1コストフォロワー3枚+ホズミでもOKです。
この0011ホズミコンボを決めると…
シンシア、森林の狼、ドゥルガー、ウィンドフェアリー、ホズミ
の盤面が形成されます。
全員で殴ると進化無しで合計20点のOTKとなります。
なお、注意点として、Wメイはエルフフォロワーなので、直接召喚でデッキから抜いておかないと、ホズミから出てきてしまいます。
どちらか1枚を素引きしている時は問題無いですが、2枚とも素引きできていない時は、ホズミターン前に4プレイしてデッキから抜いておきましょう。

基本の負け筋

このデッキの負け筋は単純で、以下の4種類です。

①ホズミOTKパーツが揃わない。
②ホズミOTKをする前に相手にトドメを刺される。
③ホズミから出すフォロワーを全て引ききってしまう。
④ホズミOTKコンボを決めたが、ダメージカット等で20点OTKが決まらず、次の相手のターンでホズミ盤面を処理される。

特に注意したいのが④で、ダメージカットを貼られていたとしても、相手がホズミ盤面を処理できなければそのまま勝ちます。
そのため、安息の領域や禁約の黒魔術師でOTKを防がれたとしても、相手が盤面処理札を持っていない可能性があり、そのまま勝てることがあります。
対ビショップや対ウィッチでは、長引けば長引くほど不利になるため、ダメージカットを貼られている場合でも、とりあえずホズミを出して殴りましょう。
極光の天使やアストロジカルソーサラーなど、攻撃力を下げるタイプのバリアを貼られた場合は、ホズミを出しません。
次の相手のターンで確実に負けることが目に見えている場合のみ、ホズミを出して殴らずにターンを返す、という対応をします。

カードを無駄に引きすぎない

前述した通り、ホズミから出すフォロワーを全て引ききってしまうと、神秘の指輪で返さない限り基本的に負け確定です。
つまり、カードを引けないのはダメですが、カードを無駄に引きすぎるのも良くないです。
手札にOTKパーツが揃っている時は、極力ドローやデッキ圧縮をしないことを心掛けましょう。

4面+ホズミにこだわりすぎない

基本的には4面+ホズミの20点を決めたい所ですが、毎回パーツが揃うとは限りません。
その場合、3面+ホズミでリーサルが取れるかを検討する必要があります。
アクセラレートによる森林の狼の自動進化や、相手の自傷があれば、3面+ホズミでもリーサルが取れることがあります。
ホズミから出るフォロワーの運も絡みますが、3面+ホズミの場合でも、
ウィンドフェアリー進化+森林の狼自動進化+ドゥルガーなら22点です。

カウンターマジックを撃たれても諦めない

カウンターマジック、エイル、エヴァミアといった「受けるダメージを1回無効にする」というバリア効果のあるカードを撃たれると、もうダメだと思ってしまうかもしれません。
…が、実はこれ、ウィンドフェアリーに進化を切れば貫通できます。
森林の狼で攻撃(バリアを剥がす)→ウィンドフェアリー進化+ドゥルガーならピッタリ20点です。

対面ごとの相性

ホズミエルフ:互角

基本的には先攻有利ですが、極光の天使を何回出せるかで決まります。
この構築は輪廻の女神2枚採用のため、ミラーマッチにはやや弱めです。
ミラーマッチが増えてきたら3枚に増やしてもいいと思います。

コントロールロイヤル:互角~微有利?

ヴァイス連打以外は負けないので基本的には有利だと思いますが、対面のロイヤルは大体ヴァイス2枚持ってます。
相手のセラ進化はメイのAoEで対応しましょう。

財宝ロイヤル:互角~微有利?

極光の天使連打以外は負けないですが、対面のロイヤルは大体極光の天使持ってます。
相手の横並べには腐食の絶命で対応しましょう。

超越ウィッチ:超有利

カウンターマジックやエイルでバリアを貼られますが、守護を出して来ない関係上、ウィンド進化で貫通できるので手札事故以外で負けません。

秘術ウィッチ:無理

基本的に負けですが、相手が禁約の黒魔術師やホズミ処理札を引けてなければ勝てます。
禁約を貼られても構わずホズミを出して殴りましょう。
長引けば長引くほど不利になってしまいます。

武装ドラゴン:超有利

相手がホズミを止める手段を基本的に持っていない上、こちらがフォロワーを出さない関係上、武装カウントを稼がせないことが容易であり、手札事故以外で負けません。
極光の天使連打だけは負け筋ですが、それをやられると武装以外でも普通に負けるのでノーカンということで…

ディスカードドラゴン:有利

相手がアグロをしてこない上、リーサルターンが6T(上振れても5T)という関係上、こちらの方が先にリーサルが取れるため有利です。
極光の天使を大量投入した構築をあまり見ないため、ホズミを防がれることも少ないと思います。

庭園ドラゴン:有利

この対面もリーサルターンの関係上、こちらが有利です。

骸ネクロ:有利

大佐3体以外はホズミ進化で守護を貫通できます。
3T骸や大佐3体は無理ですが、それやられるとどのデッキ使っても勝てないのでノーカンということで…

葬送ネクロ:有利

リーサルターンの関係上、こちらが有利です。
極光の天使で遅延されることも基本的に無いです。
相手の3T以降は直接召喚を連打されるため、グランスエンジェルが非常に有効です。

狂乱ヴァンパイア:微不利~先攻ゲー

後攻だと大体負けますが、グランスエンジェルを引けていれば後攻でも希望があります。
相手の3Tフラ煉をグランスエンジェルで阻止しましょう。
相手は疾走打点が中心なので極光の天使も有効です。

宴楽ヴァンパイア:微不利~先攻ゲー

こちらもグランスエンジェルが非常に有効です。
序盤の横並べには腐食の絶命で対抗しましょう。
極光の天使も有効です。

アミュレットビショップ:不利

安息の領域で1T遅延→ウヌエルOTKが主な負け筋です。
相手が事故っている可能性もあるので、安息の領域を出されてもリタイアせず、とりあえずホズミを出して殴ってみましょう。
まあ大体負けなんですけど。

回復ビショップ:不利

安息の領域で遅延され、ベレロフォンで盤面を処理されて負けます。
安息の領域を出されても、とりあえずホズミを出して殴りましょう。

コントロールビショップ:微不利~不利

通称ユカリセイバー。
安息の領域で遅延され、マーウィンで盤面を吹き飛ばされて負けます。
…が、マーウィンをサーチするカードが無い関係上、引けていないことも多いです。

AFネメシス:有利

虚数物体を出されると負けですが、採用している構築が少なく、あまり出されません。
リーサルターンの関係上、こちらが有利です。

共鳴ネメシス:互角

相手が虚数物体を出してくるかで決まります。
基本的には有利なはずですが、それなりの確立で虚数物体が飛んでくるので互角、といった感じです。

おわりに

ホズミエルフは環境での立ち位置が良く、試合時間も短めなので、かなりランクマッチ向きのデッキです!
武装ドラゴンが増えた今がチャンスです!
次のパックまでにサクサクグラマス登頂!

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