金とプラチナ投資を続けてみて
金とプラチナを毎月積み立て投資しています(だいたい金:プラチナ=1:1になるように設定しています)。丁度30ヵ月経過したので、感想を書いていきます。この記事は個人的な感想なので間違っている可能性もあります。その点はご了承ください。
金・プラチナ投資のデメリット
いきなりデメリットから書いてしまいますが、手数料が割高、配当などが無い点です。
①手数料が割高
私が利用している貴金属グループは、毎月3万円の積み立てをすると600円を手数料で取られます(2%)。ETFで有名なVOOの経費率が約0.03%なので、それと比べると割高です。
②配当が無い
金やプラチナはETFや株式と違って複利の効果がありません。長期投資したら雪だるま式に資産が増える可能性は低いので、定期的に配当が欲しい方には向いてないと思います。
金・プラチナ投資のメリット
私は資産を増やす意味より守る意味合いで投資をしています。メリットとしては一般的にインフレに強い、資産を分散できる点があります。
①金はインフレに強い(一般的に)
金は一般的にインフレに強いと言われています。今は世界的にインフレが続いているので、その対策として資産の一部を金に換えるのは1つの手だと思います(プラチナは価格が安定しないので要検討です)。9月に米国株式が不調になった時も金の評価が下がらなかったので、今の所はインフレに強そうだと感じています。
②資産を分散できる
投資の鉄則として卵は1つのカゴに盛るなという諺があります。1つだけ資産を持っていてダメになると致命的なダメージになるから分散すべしという考えですね。ビットコインなどの暗号資産もありますが、価格変動が大きすぎて私には耐えられないので、株や投資信託以外で分散するなら金とプラチナが良いと思って続けています(ポートフォリオ的には資産全体の1割未満です)。
プラチナは毎日使用していたので馴染がある
インフレ対策なら金だけに投資するべきかもしれませんが、プラチナは毎日使用していた時期もあり馴染があります。
プラチナ毎日使う仕事って何?と思われるかもしれませんが化学分析です。プラチナは耐酸性に秀でているので、るつぼとして酸を使用した分析で使用していました(一時期、硫酸や硝酸を浴びるように仕事で使用していました)。金属ですが柔らかく、少しの衝撃で変形してしまうので扱いが難しかったです。るつぼにはナンバリングがされていて、使用後は金庫で厳重に保管されます。貴金属的な意味より経験から工業的・化学的に需要があると見込んで投資をしています。
この記事を書くきっかけ
普段は囲碁の記事を投稿しているのですがカラフルな碁石を見つけて、金とプラチナの碁石を作ったら話題になるのでは…と一瞬だけ考えました。
金額とか比重とかそもそも盤どうすんのか考えて諦めましたが、何か形に残そうと思って記事にしてみました。最後まで読んで頂きありがとうございました。