ペア碁のルールと魅力
今日は「ペア碁」のお話です。
囲碁は老若男女楽しめる
昨日は囲碁を打つ付加価値として、年配の方とのコミュニケーションツールになるという記事を書きました。
囲碁は年配の方に限らず、一度覚えてしまえば老若男女問わず楽しめるゲームであり優れたコミュニケーションツールです。
欠点として1対1で試合をするため、知り合える人数に限りがあります。
ペア碁について
その欠点を補えるのが「ペア碁」です。
通常の試合と異なり、男女ペアで試合を進めるのが特徴です。
1試合ごとにペアを交換すれば、通常の3倍のスピードで交流を深めることができます。
ただ私も勉強不足のため、これを機に正式なルールを知って理解を深めたいので、備忘録を兼ねてルールを載せます。
ペア碁のルール
以下、日本ペア碁協会様から抜粋。
原則として男女のペア同士で対局を行う。
碁盤を挟み試合するペアと向かい合うように、パートナー同士は並んで着席する。また同性同士が向かい合うように着席する。
対局者は対局中、相談、身振りなど着手以外の方法でパートナーと意思の伝達、アドバイスなど情報交換をしてはならない。
例外として投了(負けを認めること)に関しての相談(投了に同意するか否かのみ反応できる)と、手番の確認のための会話を認める。
ペア碁の魅力
細かい規則はありますが、ペアと原則コミュニケーションを取れないため、対戦相手を含めると3人の事を考えて囲碁を打つ必要があります。
通常の囲碁と比較して、知力を競いエチケットを尊重する紳士、淑女のペアゲームとのことなので、独りよがりにならないように気を付ける必要がありそうです(服装・身だしなみも含めて)。
裏を返せばエチケットやマナーが重要視されているので、初心者の方も安心して参加できます。
棋力が離れていても、適切なハンデキャップやパートナーにアシストして貰えるので、どんな方も気兼ねなく参加できます。プロアマ混合のペア碁大会も面白そうです。
高木ユーナさんが描かれている漫画もありますので、興味のある方は是非!
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