【囲碁】本因坊戦7局目封じ手予想
囲碁の本因坊戦7局目の封じ手予想をしてみます。
封じ手予想やタイトル戦の棋譜解説をされている方もいるので、表現の自由ということで見て頂ければ幸いです。
泣いても笑っても最後の封じ手
来年からは1日制に縮小されるので、笑っても泣いても最後の封じ手です。
封じ手をするのは12連覇がかかる黒の井山本因坊です。
現在のポイント
封じ手である黒71を予想します。
現在は左下で戦いが起きて、黒が白を攻めている局面です。
白70とカケツギ、黒は続けて攻めるか大場に向かうかの選択です。
白70と守ったものの×の断点があり黒からキル手も十分考えられます。
井山先生は最強手を打たれるイメージなので、封じ手=×(十7)も十分に考えられます(私だと自信が無いので他の手を予想します)。
封じ手予想
封じ手は上辺に入る手を予想(三12)します。
局面としては白に陣地が無いので、白の陣地になりそうな上辺を荒すことが目的です。
黒71は次でAの封鎖が気持ちよく、Bの二間ヒラキも睨んでいるので白から取られることは無さそうです。
仮に黒Bの地点に援軍が来れば黒×を決行しやすくなります。
本因坊戦で秀策のコスミ
黒△が秀策のコスミと呼ばれる定石です。
本因坊秀策の定石が本因坊戦の最後の対局に出てくるのは感慨深いですね。
現代なら三12より三13の方が三15の白石に重圧をかけられると言われそうですが、秀策の棋譜を並べていると予想した地点に置く棋譜が多いです(個人的な感想です)。
2日制最後の本因坊戦ですし、秀策と関連する手が封じ手なら面白いかな♪と思って選んだのも理由の1つです。
局面は黒を持ちたい
黒は弱い石が無く攻めを続けることができるので、局面は黒を持ちたいです。ただ、白にもチャンスは残っているので最後までどうなるか分かりません。
本因坊戦も明日で最後となりましたが、囲碁界が盛り上がって欲しいと心から祈っています。今回も読んで頂きありがとうございました!!
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