囲碁棋士の賞金額
井山本因坊が12年連続の賞金王
22年の囲碁棋士の賞金額が発表され、井山本因坊が12年連続の賞金王となりました。
棋聖と名人を明け渡したこともあり、1億円の大台は下回る結果となりますが頭一つ抜けています。
2021年は↓こちらです。
賞金額上位棋士まとめ
端数を丸めた2022年の囲碁棋士ランキングは下記の通りです。
3位までは昨年のメモがあるので()内に推移を書いてみました。
1位 井山本因坊 約9,200万円(-4,800万円)
2位 一力棋聖 約7,500万円(+3,100万円)
3位 芝野名人 約5,100万円(+1,100万円)
4位 許十段 約3,200万円
5位 上野女流棋聖 約2,800万円
昨年は一力先生が井山先生から棋聖を奪取したので、両者の差が縮まる要因となりました(昨年まで棋聖戦の賞金額は4,500万円)。
賞金額に注目してタイトル戦を観るのもおもしろそうです。
タイトル戦の賞金額が減少しているのが気になる
棋聖戦は芝野名人が一力棋聖に挑戦していますが、気になることがあります。
今期から賞金額が4,500万円→4,300万円に減ってことです。
他の3大タイトル戦の名人戦、本因坊戦も過去5年以内に減少しています。
主催が新聞社なので、購読数が減れば賞金額も比例して減るのかもしれませんが、囲碁を盛り上げるという意味では残念です。
やはり新しいスポンサーを発掘して、独自のタイトル戦を開催するなど工夫を継続していく必要があると感じました。
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