【囲碁】布石の後の選択（続・実戦紹介）
この記事は下記リンクの続編ですが、単体でも楽しめます。
前回のおさらい
それでも少しだけおさらいすると私が黒で白×を取って流れを掴み4隅で実利を稼いで有利な展開となりました。しかし私のミスで流れが変わります。
ミス
黒73が悪手でした。ここから白に反撃されます。
実戦（ケイマにツケコシ）
白74がケイマにツケコシの手筋で、打たれてヤバイ！と思いました。黒はどこかしら破られてしまいます。
実戦は中央の黒石を助けましたが黒△が白に取られてしまい、20目近く損しました。白×を取ったアドバンテージをすぐに吐き出してしまい大失敗です。
黒は助からない
検討してみましたが黒は守れていません。一例ですが白78で右下の黒石が分断されてしまいます。
本手
黒73は"カケツギ"で守るのではなく"カタツギ"で守るべきでした。白から分断しようとしても黒は何とか耐えています。右下黒の陣地を守りつつ下辺中央に黒石を延ばせば黒の打ちやすい展開です。
おまけ
実戦の白80以降は黒の私が苦しい展開になりました。幸いにも右辺に壁ができたので上辺を死に物狂いで強襲した結果、黒145で上辺の白石を取ることができて陣地の広さで逆転することができました。
今年の目標は実利と厚みのバランス感覚を養う！だったのですが、来年以降も継続した課題になりそうです。
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