ある休みの日に
ある休みの日に
夕方に本屋と時計屋に足を運びましたが終日よく休むことができました。時計屋には腕時計の修理をお願いしたからです。ひとり暮らしも長くなったせいか、最初に揃えたものが徐々に壊れたりすることが増えました。
鍋やフライパンの塗装が剝げて買い替えたり、眼鏡の度が合わなくなったり今回の腕時計のバンドが切れたり。最近、冷凍室に霜がつくことが多くなり次は家電を買い替える必要があるかもしれません。自宅の隅で細氷を砕きながらそんな予感がしました。
冷蔵庫で印象に残っているのが、梨木香歩さんの作品集である丹生都比売に収録されている「月と潮騒」です。冷蔵庫を開けると潮騒の音がして…という短編ですが、長い年月を共にすると家電にも付喪神が宿るという思想は昔からあります。今ある家電たちを大切にして日々を大切に過ごしていきたいです。
日々を大切にする_と書いてみたは良いものの中々難しいものです。
無いものねだりせず、今あるものに目を向ける。理解できないことも受け入れようとする。心は硝子のままですが、吐き出したい胸の内やこの記事みたいな些細な気持ちを文字に起こしてnoteに投稿できるようになったのは自分の財産になっています。
1,500回投稿を達成しました
投稿を続けて1,500回になりました。呟きや写真だけも含みますが、SNSに苦手意識があった自分がよくここまで続けて来られたな…と思います。最近はポジティブなリアクションを下さる方も増えているので、とても嬉しいです。
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