【囲碁】中韓の高い壁
今日は囲碁の国際棋戦に関する記事です。
第5回夢百合杯世界囲碁オープン
8月初めから中国主催の国際棋戦「第5回夢百合杯世界囲碁オープン」が行われています。
日本からは一力棋聖や井山王座を初め11名の先生方が参加されました。
中国主催だけあり中国の棋士が多く参加(32名)する他、韓国、その他の地域を合わせて64人のトーナメントです。
日本勢の1回戦突破は11人→6人
日本勢で1回戦を突破したのは11人中6人でした。
国際棋戦に強い井山王座が敗退してしまいましたが、一力棋聖、芝野名人ら若手を中心に初戦を通過しました。
2回戦突破は6人→何と…
そして2回戦が行われましたが、日本勢は何人3回戦に進まれたか予想してみてください。
結果は何と1人もいません。2回戦で日本勢は姿を消しました。
個人的には山下敬吾九段が惜しくて黒番0.5目負けでしたが、大会は中国ルールでコミ(後手から打つ白のアドバンテージ)が7.5目だったので、日本ルールの6.5目なら逆に山下九段の勝ちでした。
中国韓国の壁が高い
残念ながら日本勢はベスト16に進むことができませんでした(ベスト16は中国13人、韓国3人)。
日本の囲碁界は当面の間、中国・韓国の後塵を拝すしかなさそうです。
最後に中韓のレベルが高いのは事実ですが、日本のレベルも上がっていますので、引き続き国際棋戦での活躍を応援しています(囲碁に限らず他のSNSでは負けたら叩く記事やコメントを拝見しますが、国の代表で赴いた先生方を労うべきで、本記事もそうした意図は一切ありません)。
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