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【囲碁】を言語データで考える
言語データとは
言語データとは数値化できない言語情報のことです。
品質管理で作業手順書を作成する時に使用します。
例えばカレールーのパッケージに以下のような手順が書いてあったらどうでしょう?
まずは「じゃがいも」を用意します。
そして「馬鈴薯」の皮をむき「ポテト」を乱切りにします。
この際に「ジャガイモ」の芽が残らないようにしましょう。
「じゃがいも」を色んな書き方で載せましたが混乱しませんか?
「じゃがいも」という言語が統一されていないと「さつまいも」を用意してしまったり、乱切りではなく細切りにしてしまい、再現性が取れなくなる場合があります。そのため言語データは統一した方が分かりやすいです。
【囲碁】における言語データの例
noteで囲碁を普及する活動をしていますが、どうすれば分かりやすく伝えられるか常に迷っています。
例として【参考図】をご覧ください。
囲碁が少し分かる方は【参考図】を言語化(誰がどこに何するを説明する)してみてください。
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こんなの簡単じゃん!と思われるかもしれませんが、この時点で複数の言語の選択肢があります。
①誰が :{黒、先番、先手}
②どこに:{四16、16四、右上隅星}
③何する:{打つ、置く、指す}
パッと思いついただけで3×3×3=27通りの選択肢が出てきましたね。
私が選ぶなら黒が右上隅星に打つです。
正確な専門用語か簡明策か
囲碁は「打つ」が正式な用語です(将棋は「指す」)。
ところが私のnoteでは一貫して「置く」を使用しています。
掲載するための図を作成する際に「打つ」より「置く」の方が馴染みやすいと判断したのが理由です(「クリックする」、「選ぶ」なども考えました)。
この点は異論が噴出すること覚悟の上ですが、仕事がら正式名称より全員が理解し浸透できるワードの方が円滑に業務を行うことができます。
【囲碁】を言語データにするのは難しい
幸い読者の方から分かりやすい!というコメントを頂き嬉しいのですが、徐々に囲碁の難易度が上がるにつれ、解説する難易度も上がっていきます。
重要な項目は手厚く紹介していますが、もし分からない項目や聞きたい内容があれば是非コメントください(コメント返しや全部は難しいですが別個記事で対応致します)!
あと仕事同様にたまにケアレスミスしますが、作者疲れてるな~程度に思って頂ければ幸いです。
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