どうなる囲碁の競技人口?注目のレジャー白書!
例年11月頭のレジャー白書で囲碁の競技人口が発表されます。右肩下がりの囲碁人口ですが今年も厳しい局面です。一力先生が王氏杯を優勝し"世界一"となった今が普及する最後のチャンスかもしれません(一力先生は今期の名人戦を制し棋聖・本因坊・天元と合わせて四冠となり囲碁界の顔となりました)。今日は下の記事の加筆修正になります。
どうなる囲碁の競技人口?注目のレジャー白書!
リリースされた速報版に目を通しましたが、今年も囲碁の競技人口は減る見込みです。推定で110万人くらいと考えています。
囲碁の競技人口は2012年は400万人いました。そこから2021年180万人→2022年150万人→2023年130万人と減少し続け、このまま減ると100万人を割る可能性も出てきました。
年代に沿った普及戦略が必要
囲碁普及には年代に沿った普及が必要だと考えています。
・大学生までは学校の授業に導入することで囲碁に触れる機会を増やす
・高齢者の方には認知症予防やコミュニケーションツールとして広める
・30代~40代のヒカルの碁世代の復帰を促すイベントを開催する
この枠組みに一力棋聖が世界一になった!名人戦を制した!という明るい話題を加え普及に繋げて欲しいです。競技人口が減っているのに危機感を持たれている方が多いので、プロアマを問わずイベントを開催したり情報を発信していく必要があります。応氏杯を日本棋院で観戦した際、一力先生のTシャツを着て応援されている方もいたので、推し活を含めたファンを取り入れて囲碁に触れる機会が増えて欲しいと願います。
サポートありがとうございます。微力ながら囲碁の普及に貢献したいと考えています。サポートは棋書や囲碁の遠征に使用させて頂きます。他にも囲碁の記事を投稿しているので、読んで頂けると嬉しいです。