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不定期囲碁日記 2022.9.15 名人戦封じ手予想
名人戦3局目
今回も名人戦の封じ手予想をしてみようと思います。
黒が芝野九段、白が井山名人で、初日は白82まで進行しました。
下辺から中央にかけて黒の厚みができそうです。実利でも黒は負けていないので、個人的には黒を持ちたい(=黒が有利という認識)と思います。
封じ手の前に
白18のケシ方がお洒落です。位置が高すぎるように思いますが、現代的ですね。黒19で十3と打たせれば、それだけで利かしと考えるのでしょう。
封じ手予想(黒番)
今回はA、B、Cの三択を挙げてみます(今回も難しいです)。いずれにせよ黒は白の弱い石(右辺の3子)を攻めながら厚みを活かしたい所です。
パターンA
二目の頭は跳ねよの格言通り上辺を封鎖して厚みを築きます。左上は黒薄いですが、白から切られても二4の一目噛み取りが残っているので致命傷にはならないでしょう。
パターンB
一間飛びに悪手なしの格言通りの進行です。白84は都合よすぎかもしれませんが、右辺の白が弱いので黒85まで打てれば黒が有利です。
パターンC
より攻撃的に右辺の白を攻めにいくのがパターンC。白から83に打たれると眼形ができるので、黒から白の眼を潰しにいき、上辺との連絡を強要させ中央に模様を作ります。
どのパターンにしろ、白の井山名人が中央の黒模様に侵入して2局目のように黒の芝野九段が厚みを活かせるかが勝負のカギになりそうです。
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