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【囲碁】久々の実戦紹介!金毛流その1

先日の対局会より復習を兼ねて実戦を紹介します。試したい【金毛流】という布石を2回試す機会があったので紹介します。


金毛流

以前購入した書籍に金毛流という布石が紹介されていました。AIの金毛測試が得意とする打ち方で安定した序盤戦から徐々にリードを広げる戦法です。序盤が苦手なので取り入れてみることにしました。

金毛流の一例

テーマ図1

握って私の黒番です。白6と一間高ガカリできました。個人的に勉強して下ツケが実利を稼げるので黒9までは予定調和でしたが、最近見かけなかった白10とカケツギを打たれました。

黒11はどう打ちますか?

参考図

最初に考えたのは定石通り黒11にトビ、白14まで交換したのちに黒15かAの大場に回る打ち方です。

参考図

実利は稼げていますが右上の黒の陣地が完全ではない(三々が空いている)、右辺の白が安定している形になっているので実戦は積極的に仕掛けました。

実戦図

黒11は右辺を開き白に圧力をかける作戦を選びました。黒17まで下辺の実利を獲得できたので黒ペースになりました。

実戦図

テーマ図2

白52まで進みました。黒53はどう打てば良いでしょうか?

黒53はどう打てば良いでしょうか?

実戦図

実戦は黒55まで白×をシチョウで抱えましたが、白56が良い手で上辺の黒陣地を縮小されてリードを縮められてしまいました。上辺の黒の陣地が割られてしまい黒失敗です。

実戦図

参考図

黒53と上辺を守るべきでした。黒55で連絡させれば、後手を引きますが黒の陣地が大きく黒の打ちやすい展開です。

参考図

実戦の白56に打たれて困ってしまいました。
白56に対する変化図はまた後日紹介します。

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過祭 進碁
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