囲碁に興味のある方へ
学祭のお仕事(囲碁部)
OBとして学祭の囲碁部に手伝いに行きました。対局場を設けていて、卒業生や一般の方が来場されるため、主な仕事は来場者の受付け、接客の2つです。接客はある程度打てる方と対局、そして興味のある人へ囲碁のルールを教える2つに分かれます。
また将棋部と同じ教室で対局場を開催しているので、将棋部から流れてくる来場者の方もいらっしゃいます。将棋目的で囲碁は横目にチラッと見るだけの方や囲碁にも少し興味のありそうな方にも積極的に声をかけました。
「時間無いので…」と断られることも多いですが、秘密兵器を用意しています。
秘密兵器:よんろのご
囲碁普及に対するデメリットに「盤が広すぎる」「どこに置いたら良いか分からない」「時間がかかりすぎる」などがあります。
小さい9路盤であっても9×9=81カ所置く場所があり、初心者が終局までゲームを運ぶのは至難の業です。
そのための秘密兵器が入門者向けの囲碁パズル「よんろのご」です。
考案されたのは(私が個人的に応援している)プロ棋士の張栩九段です。
以前も紹介した内容ですね(ちょっと前だと思ったら2年以上前…)。
普及側の「よんろのご」のメリット
持ち運びが容易で子ども向けのイラスト
よんろのごは文字通り4×4=16カ所の超ミニゲームです(通常は19×19=361カ所)。コンパクトなため、どこにでも持ち運ぶことができます。
イラストも子ども向きで、碁石(本来は黒白)を林檎(赤黄)、碁盤を林檎の木に見立てているため堅苦しいイメージはありません。
盤が狭いためルール説明が容易で終局までが短い
盤面が狭いため置く場所が限られるため、ルール説明含めて10分あれば十分です。19路盤とは異なり即座に石(林檎)がぶつかるため、コウ、アタリなど基本的なルール説明と実戦も経験できます。サッカーのPK戦、野球のタイブレークのようなイメージです。
囲碁に興味のある方へ
囲碁を難しく考えずにパズル感覚で遊んで欲しいと思います。
丁度これからクリスマスの季節なので、知育のためのプレゼントとしてお子さんやお孫さんに贈ってみてはいかがでしょうか?
学祭でも「よんろのご」を用いてお子さんにルールを説明しました。「オジサン(私)の林檎無くなっちゃった~」なんて言うと喜んでくれましたね(笑)。地道かもしれませんが、少しでも囲碁に興味を持って頂くことで、普及に繋がることを祈っています。