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石穿の囲碁問題 NO.228【補足】

今日はヨセのお話です。ヨセは詰碁のようなダイナミックさや序盤のようなスケールの大きな話ではありませんが、ヨセも囲碁の重要な要素です。


難易度目安

☆☆☆☆★:入門者の方向け・1手だけの問題
☆☆☆★★:初心者の方向け・3手以上の問題
☆☆★★★:中級者の方向け・5手以上の問題
☆★★★★:上級者の方向け・7手以上の問題
★★★★★:有段者の方向け・難問

復習:黒先

昨日の記事で白2に対して白全体を取れないですが黒3と打つのが良いです。

白を取ることはできませんが黒3から白陣地を削減します

正解例

改めて黒9まで進んだ図を見てみましょう。

黒9まで進みました。

白の陣地は2眼生きなので2ポイントです。

失敗例

黒3で外側から攻めると白の陣地は5ポイントあります。

失敗例

アゲハマ(取り除いた石で最後に相手の陣地を減らせる)も黒が2ポイント、白が1ポイントなので黒が1ポイント得をしています。正解例と失敗例では4ポイントも差が出たことになります。

囲碁は陣地の広いほうが勝ち

詰碁は相手の石をどうすれば取れるか、どうすれば自分の石が取られないかを考える問題です。しかし囲碁は石を取ったら勝ちというゲームではなく、陣地の広い方が勝ちなので、相手の石を取れなくても少しでもポイントを稼いだり、被害を最小限に食い止めることも重要になります。

今日は細かい補足的な内容でした。明日の朝はたまには囲碁以外記事を投稿してみます。

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過祭 進碁
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