凡人でも銀盾!チャンネル設計の考え方とファン化の極意(仮)
はじめに
はじめましての方ははじめまして、ケイシー・マイロックと申します。
YouTube運営してるんだけど全然伸びなくてブチギレてる3年前の自分に向けてnoteを書いてます。全部無料で読めます。
自己紹介
YouTube歴3年、妻と一緒に複数のチャンネルを運営しているケイシー・マイロックと申します。いつも弊社のチャンネルをお手伝いしてくれているクリエイターの皆さま本当にありがとうございます!
ここから先は自分語りなので読み飛ばしてください。
YouTube始めるきっかけは、とにかく働くのが嫌だったからです。両親やまわりの大人、大学のときに行ったインターンシップ先の職場、どこを見ても楽しそうに働いてる人間がいませんでした。嫌すぎる。それが履歴書やポートフォリオ(デザイン系の作品集)や面接のときの態度に出るんでしょうね。見事に就職に失敗してキモオタニートの完成です。そこが人生のどん底でした。
拾ってもらった会社に務めるも、毎日辞めたいと思ってました。でもニートのときの恐怖があって、クビになったらどうしようみたいなことも同時に考えていました。当時の俺かわいい。そのときはハマってたアイドルだけが心の支えでしたね。
今の妻に出会い、会社を辞め海外に行きます。そこで初めてブログで1円を稼いだのがすべての始まりです。しかしセンスはかけらもありませんでした。自分の力だけで稼いだ経験にめちゃくちゃ感動して、妻に「お前もやれ」なんて言いました。しかし妻の方が優秀でセンスもあるためブログもツイッターもインスタもYouTubeも私の方が先にはじめたのに全部追い越されましたね。現実は残酷です。
子供が生まれるタイミングでまた就職しました。でもやっぱり働きたくなかったのです。赤ちゃんみたいな無能上司をあやすより家で自分の子どもをあやしたい。そう思って死ぬ気でYouTubeを頑張りました。何度も挫折しました。妻と何度も喧嘩になりました。ひとつめのチャンネルは1本あげて「これじゃない」と切り上げ、ふたつめは14本あげて損切り、みっつめは30本あげて損切り、そして妻の運営するvlogがヒット。まじすげー。妻すげー。
そしてようやく私も立ち上げから1年とちょっとでチャンネル登録者数10万人を超え、銀盾ユーチューバーになれました。はじめて月に100万円を稼ぎました。
このnoteでは、YouTubeを伸ばす秘訣、すなわちチャンネル設計の考え方とファン化の極意を書いていこうと思います。いくぞ!
伸びるチャンネル設計の考え方
YouTubeはリサーチが大事ってよく言われているんですけど、チャンネルが伸びるか伸びないかはこの段階でほぼ確定します。
誰しもが、新しくチャンネルを立ち上げるとき行うことがあります。それは、「仮説を立てる」です。
「こんな動画をあげたらウケるかな〜」とか「こういうチャンネルを作ったらいいかもな〜」的な感じです。
この仮説を立てるにも考え方がありまして、今回はその考え方を説明します。ざっくりとYouTubeチャンネルの運営とは何でできているか、分解してみましょう。
ズバリ。市場×表現方法です。YouTubeにある動画の全てにこれが当てはまります。ひとつずつ解説して行きます
市場選定の考え方
市場って言っても抽象的すぎるのでもう少し詳しくいうと「ジャンル」ですよね。そのチャンネルはなんのジャンルの動画を取り扱うチャンネルですか?まずはここを見ていきましょう。
よくある失敗の例としては、ニッチすぎるジャンル。いわゆる需要の少ないジャンルですね。ブルーオーシャンどころか魚がいなかった、みたいな。
YouTubeではレッドオーシャンに突っ込んでください。考え方のコツとしては大きい・大きい・小さいです。
例えば「漫画」があります。めちゃくちゃでかい市場ですよね。ざっくり漫画を紹介するチャンネルを立ち上げよう!としても市場がでかすぎて誰にも刺さりません。そこで、「ワンピース」を紹介するチャンネルにしよう!ちょっと狭まりました。ワンピースが好きな人には刺さるチャンネルができるかもしれません。さらにワンピースの中でも市場があるので、そこを選びます。それは「考察」なのか、「反応集」なのか、「まとめ」なのか、いろいろ考えられると思います。レッドオーシャンの中のブルーオーシャンを狙え的なことを言ってる人もいた気がしますが、ようはこういうことです。
ここでの失敗例はいきなり小さく入ることです。「漫画」は大きいからいいけど、「デッドデッドデーモンズデデデデストラクション」の考察チャンネルにしようだと、大きい・小さい・小さいなので失敗します。デデデの考察チャンネルあったら私は見たいですけどちょっとニッチ過ぎますよね。魚があんまりいません。
これとおんなじことがいろんなジャンルで言えるので、ヒットしてるチャンネルを見つけてこの法則に当てはめて見てください。これがリサーチのひとつです。
では実際にどんなジャンルに飛び込めばいいのか。これは目的によっても違うと思いますが、だいたいの人はYouTubeを使って稼ぎたいと思ってますよね。であるならば、より稼ぎやすいジャンルに突っ込むべきです。
稼ぎやすいジャンルがわからない!興味がもてないことは続かない!好きなことを発信していきたい!本業のことを発信していきたい!のであれば別にそれはそれでかまいません。人を刺すのに熱量ほど強力な武器はないからです。
ただし稼ぐを目的とするならば今トレンドに乗ってるものを、興味がなくても突っ込むべきではあります。YouTubeにはトレンドがあります。波ですね。
自分は全く興味も知識もないジャンルだけど、フル外注して運営してる。みたいな猛者もいますが、初心者向けではない気がします。
ちなみに稼ぎやすいジャンルというのは、広告単価が高いジャンルのことでし。もし自社商品があるのならば、それを売ることに徹底したいのでまた別の戦略が必要になりますが、ここでは広告収益の話をします。人生で必要な家であったり、お金であったり健康であったりは単価が高いです。また、ターゲットの年齢が高くなればなるほど単価が高くなる傾向にあります。ちなみに私の運営するチャンネルもおっさんがターゲットです。
あとは毎日投稿ができるぐらいネタがあるか?です。
大きい・大きい・小さいの法則に則って考えればこれはクリアできるはずですが、もし毎日投稿するほど見られるネタなさそう〜と思ったらそれは考え直したほうがいいです。ここでもリサーチをして、毎日投稿してるけどそれなりに見られてるチャンネルを探すことができるかどうかが判断材料になってきます。
こんな感じでジャンル選定において基準と項目を設け、取捨選択していきます。これが市場を選ぶ際の考え方です。では次です。
表現方法の考え方
表現方法とはズバリ、視聴者への伝え方です。いくつか例を挙げます。
・ゆっくり解説
・ずんだもん
・オリジナルキャラクター(Vtuberなど)
・顔出し
・声だけナレーション
・AIナレーション
ざっくりとこんな感じです。どんな手法を用いて、視聴者に伝えるか。を考える必要があります。勘のいい人ならここでわかると思いますが、仮説の立て方としてはこうです。
すごい人気のチャンネルがあるとします。そのチャンネルと参入しようとしてるジャンル、つまり市場が同じだったとします。それが例えば市場×ゆっくり解説だったとします。この「ゆっくり解説」の部分を「声だけナレーション」に変えても伸びるんじゃないだろうか?という仮説です。
これは逆でもいけます。
人気チャンネルの表現方法がオリジナルキャラクター(Vtuberなど)だったとします。このチャンネルが別のジャンルについて解説してたら同じように伸びるんじゃないか?みたいな仮説の立て方でもいいわけです。
ファン化の極意
チャンネルを立ち上げたらクオリティの高い動画をなるべく高頻度で出してください。その際、ベンチマークしてるチャンネルや競合が出してる動画よりも長い尺の動画を出すのがポイントです。ただし、ただ長くすればいいってわけじゃないです。内容もそれに合わせて濃くして言ってください。具体的には、競合チャンネルと同じ企画をやろうと思ったときに、その動画についてるコメントを見ます。コメントは、視聴者がその動画の何かに心が動かされてコメントするという行動を取らせたわけです。あなたのチャンネルの動画でも視聴者の心を動かす必要があります。心を動かしてチャンネル登録させたり、コメントさせたり、行動させるわけです。競合の動画についてるコメントにはそのヒントがたくさん眠ってます。これを台本に活かさない手はないのです。これもリサーチのひとつです。
その上でファン化とは。YouTubeを伸ばすに当たって非常に重要な要素として、「回遊率」というのがあります。あなたの動画を見た人が、ちゃんと別の動画も見てくれるのか。ちゃんと回遊してくれるのか。
「面白くて全部の動画見ちゃいました」←これベストコメントアワードグランプリです!脳汁出ます。
人が、このチャンネルの他の動画も見たい!そう思ったとき、それはなぜなのか深掘る必要があります。面白いからなのか、タメになるからなのか、癒しなのか。じゃあ「面白い」ってなんだ?分解していきましょう。
何が「面白い」のか。それは選定するネタ?企画?なのか。台本なのか。言葉遣い、言い回し、ギャグなのか。使ってる素材?写真や映像が面白いのか。ギャップとかも面白いですよね。はたまたその全てか。
結論から言うと「面白い」の要素は詰められるだけ詰めたらいいと思います。しかし何もない状態では人は「面白い」を作ることはできません。なので先ほど言ったリサーチが必要になってきます。コメントを見るんです。視聴者は何が「面白い」って言ってますか?
もうひとつは日常でできる訓練です。この世のあらゆるエンターテイメントに触れたとき、あなたが感じる「面白い」をちゃんと自分の中にストックしておいてください。私は毎日YouTubeを見て、漫画を読んでいます。人によって映画や小説、お笑いとかでもいいでしょう。そこで面白いなあと思った表現、言い回し、ギャグなんかを「小ネタ集」みたいな感じでメモってストックしてます。私は実際にNotionというアプリに「小ネタ集」というフォルダを作って面白いと思ったものをそこにぶち込んでます。面白いの引き出しを増やすんです。ゆっくり解説ってよく茶番があるじゃないですか。霊夢と魔理沙ふたりの掛け合い。寒いの多くないですか?あれ多分、運営者が自分の頭で考えてるんですよ。だからつまらない。自分が面白いと思ったものを引用してください。わかる人にはわかる、でいいんです。コメントに「1:30 ここ〇〇〇やんwwww」とかついたら最高です。
書くのに飽きてしまった。もっといろいろ知りたい人はスキするなり拡散するなりしてやる気をください🙇ほな