
昭和の幻島と地球の穴とバード少将〜現在の変化

前回私たちのブログ
「たそがれ時のこいきなやつ等」
でご紹介した昭和50年代
一連のオカルト的先駆け本を
昭和の子どもたちは(全員じゃないがw)
ワクワクと戦慄トラウマの狭間を
右往左往してきたわけなのですが
何十年の時を超え、
こうして改めて読み返すと
当時の記憶がじわじわと蘇る感じもあります。
確かに自然の流れで記憶が
徐々に塗り替えられて
行くということです。
土台そのものは子ども時代あったとしても
特に近年はインターネットの普及により
あらゆる情報が蔓延しているからでしょうね。

※Wikipedia より。
今では普通に地球空洞説。
ある意味都市伝説的な役割を持って
語り継がれているので
それが定着して初めて知ったような感じに
なったりするのですが、確かに昭和50年代の
子どもたちも地球内部に穴が空いており
もう1つの地球があるという
仮説を読んでいました。
ただここで当時は
幻島と言うことも注目されていたのです。
20世紀の中頃には幻島は存在しないと言うことになり消滅。
すっかりクローズアップ
されなくなったわけです。
当時はサンニコフ島という場所が
最高機密島!?と囁かれていたのです。
ここで登場するのがアメリカの探検家、
海軍のリチャード・バード少将なのです。
1926年航空機で初の北極点に
到達した人物として有名です。
更に1929年には南極点に到達しています。
そして現在では、
地球内部のアルザルに
飛行機で迷いこんだという
仮説が定着していますね。
地底に行ってきた人物。

※画像は拾い物です。
昭和50年代に私が子ども時代読んでいた当時は
リチャード・バード少将は
サンニコフ島の発見者という
触れ込みがあり、
地球空洞説と幻島は別のものと区分けされていたのです。
◆バード発見の島は最高機密島⁉︎◆
1928年に一度飛行機でサンニコフ島発見を
企てましたが猛烈なブリザードで失敗。
それから20年後に
ようやく発見したとあります。
「緑の島だ。湖がある。着水してみる。」
「なんてことだ!温度は28度もある。
ここはパラダイスか」
再び空中から調査すると
絶滅したはずのマンモスが
いたという。
これらの報告は無線で全て本国に送られたが
何故かアメリカ政府は、翌日バード少将に
帰国命令を出したと言います。
現在このバード少将の探検メモや
数百枚にものぼる写真は
ボストン市バックベイの
自宅に保管されていて誰も見ることはできないとあります。
一体サンニコフ島にはどんな秘密が隠されて
いるのだろうか!というお決まりの謎言葉で
終わっているのです。
今なら自宅に保管?
軍に全部回収されたでしょうとわかるんですが
子どもは自宅に保管されているのかと
普通に思っていました。
◆謎の北極点とは?◆
バード少将の発見と関係があると
推定されているのが
アメリカ政府の出している奇妙な禁止令だ。
これには2つあって、航空宇宙局は、
北極点真上からの
撮影を厳禁している。
間違って撮影したらフィルムは没収され
また、極点付近で目撃したことも一切
発表禁止だ。
もう1つは、連邦宇宙局の禁止令だ。
アメリカの航空会社は、危険防止という理由で
極点上空の飛行を厳禁されている。
このため、ヨーロッパ北回りルートの
飛行機は、北緯77度以上へは行かずに
ヨーロッパに向かわねばならない。
※◆は昭和50年代の謎大百科より抜粋。
記述によればフィルム没収とあるのでw
バード少将の自宅に保管はありえないですが
そこは当時の挿絵と文章のマジックだよなあw
私個人は地球空洞説があってもおかしくないと
思うのです。ただ実際行けるわけでもないので
だからどうだということまでは考えてないですがw
という今日この頃。