柴犬みかんのゆるゆる読書散歩「問題は解決するな」
こんにちは。
フジワラさんちの柴犬みかんです。
フジワラさん、緊急事態宣言とかで、連休の予定が全部なくなっちゃったので、いろいろ本が読めるって喜んでるけど、ワタシの散歩時間長くして欲しいわ~
それでは、今日の本です
【タイトル】問題は解決するな
【著 者】Kan.
【出版社】フォレスト出版 2020年7月
【この本で知りたいこと】
Kan.さんと聞いて分かる方はスピリチュアルに詳しい方なのではないでしょうか。裏表紙によると、著者は、【天仙】とあり、クンルンネイゴンという道教に伝わる覚醒のための実践法の継承者のようです。問題に対して解決せずにどう対処するのか、それは何故なのかを念頭に読みました。
【ポイント】
① 人間が生きること自体、矛盾するものが出会うということ。
だから、問題は起こる。何をどうしても問題は起こってしまうのです。
自分に起こったことだから、「どんな問題が起こっているのだろう」と見ることは大事です。でも、それが100パーセント。
何かをするのは、酵母菌や酵素。つまり、時間や空間の役割です。
人間の仕事は、「これとこれは答えが出ないね」と知ることだけ。
② 問題を解決したいという気持ちは、「自分由来」ではありません。
「問題は解決しないといけない」と習ったから、そう思っているだけです。
今、毎日の出来事のほとんどが、「習ったこと」によって起こっているはずです。
「なりたい自分」がやりたいことは、結局、人との比較や過去、そして、教えられたことに巻かれたままの自己主張にすぎません。
経験は、捨てるためにあります。
何も持ってなくていい。何もしなくていい。
人や、未来や、教えられた何かのために、生きなくていい。
そのままの自然の発露として、その瞬間、何かをクリエイトしたいという気持ちから、
毎瞬毎瞬動いていく。
③ 社会が根底から変わっていく時代に、まったく未経験なことを突きつけられた時、自分や社会の記憶に倣っても、頼るものはそこにはありません。
だからこそ、いついかなる時も、どういうことがあっても生きられる、自分軸が重要になってきます。
「今ここ」とは「過去のものは役に立たない」ところに立つことです。
その覚悟があれば、新しい社会の価値観や新しいビジネスラインができたら、そこでもちゃんと生きることができるでしょう。
【読後のワン・アクション】
問題が、今この瞬間に対処できるものなら解決する。できないことは、諦めてさっさと逃げる。