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かーやんの「歌謡曲って何だ?」第20回「↓LIFEから30年後の未来の武道館にいます!の意味」

ども、かーやんです。前回の投稿から だいぶ間が空いてしまいました。

まずは前回 告知させて頂きました、ふわっちでのオンラインDJイベント『ゆるふわDJフェス』の事後報告から。おかげさまで大盛況・大成功・大団円のうちに終える事ができました。どうもありがとうございましたー!!

で、今回のトピックスは小沢健二。先日 名盤『LIFE』発売から30周年を記念したライブが武道館で催されて話題になりました。

『LIFE』小沢健二
プロデューサー: 小沢健二
94年8月31日発売。フリッパーズ・ギターを経て
リリースされた捨て曲無しの2枚目のアルバム。
90年代の最高傑作と推す声も多い名盤。
先日30年後の発売日に武道館ライブと同時に
『LIFE』のアナログ盤がリイシューされた。


で、今回は その武道館のエントランスにドドンと掲げられたビルボードに書かれていた

↓LIFEから30年後の未来の武道館にいます!

の意味を考察していこうかと。

僕はこのライブに行けませんでしたが、当日この現場に立ち会えたファンは さぞかし胸熱だったかと思われます(今回のお写真は実際にライブに行かれた友人のYさんから拝借しました。どうもありがとう)。
なにせ時代や世代を超えた名盤です。もちろん『LIFE』発売当初に生まれていなかった若いリスナーさんたちも多数ライブに来られていたはず。

となると、そんな時代を超えた名盤やアーティストは他にもいるじゃないか、もっと長く現役でトップランナーで居続けているサザンやユーミンのようなミュージシャンもいるじゃないかと思われる方もいるかもしれません。
でも少なくとも僕にとって『LIFE』というアルバムは僕が生きてきた時代の中の大きな転換点に位置する重要な1枚なのです。

この話題を耳にした時にまず思ったのはビートルズの事でした。
僕が腰を据えてビートルズを聴き始めたのは中学生か高校生の頃…つまり僕が若い頃に聴いていたビートルズは既に「30年前」の音楽だったのです。そしてその時にはもうビートルズはいなかった訳で。
でも小沢健二は『LIFE』の30年後にもそこにいてファンに向けて曲を届けているのです。そう思うと何か感慨深いものがあります。
そして30年前のそのまた10年前には『いとしのエリー』を聴いていたオザケンがいる訳で(『愛し愛されて生きるのさ』)。で、そのサザンオールスターズもまたこの令和の世に存在しているのかと思うと何かタイムマシンで未来に連れて行かれたような不思議な気持ちになります。

そう、30年後の未来には 小沢健二もサザンオールスターズもいたんだよという、94年の人からしたら信じられないような出来事が確かに武道館であったのです…というお話でした。

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