僕が麻雀を趣味にするまで
2022年までは、仕事に追われつつにじさんじのライバーの配信を見たり、ソシャゲのイベントに忙しさを覚えつつ、今となっては同じ日々を繰り返していたと思う。漫画やアニメ、ゲームが大好きないわゆるオタク。
そんな僕が突然麻雀にハマった2023年上半期の話である。
拙い文章&長ったらしくなると思うけど、読んでもらえると嬉しい。
新春!にじさんじ麻雀杯2023
実を言うと、2023年から麻雀を知ったわけではなかった。
自己紹介がてら話すと、僕はにじさんじで社築さんが好きで活動を追っていた。
そこで、2022年12月に緑仙さんに麻雀を教えていることをふらっと見たのである。ただその時は本当に麻雀に興味があるわけじゃなくて、社築さんと緑仙のやり取りが面白くて見ていただけだった。
(因幡はねるさんや、松本吉弘プロのことも見ていたが、その頃は意識していなかった)
以下、きっかけになったであろう配信(曖昧ですみません)。
そして2023年1月7日。
いよいよにじさんじ麻雀杯が始まった。
シードに社築さんがいて、推しの一人である剣持刀也さんも参加していた。そして緑仙さんも練習の成果を出そうと頑張っていた。
そんな中、僕は麻雀のルールも役もまともに知らない中で見ていた。
(リーチつよつよ!と役満しか知らなかったと思う)
ツイートを見直すと、本当に麻雀は詳しくなくて、「ハピトリ(剣持刀也、伏見ガク、夕陽リリ、家長むぎのユニット名)の中で剣持さんだけ勝ち上がれなかったの寂しい~!」「あがれば強いんだ!!」「緑仙練習してたの見てたから頑張れ~!!」などなどライバーの応援を中心にしていた。
ただ、解説が舞元さん、力一さん、ルイスさん、社さん、と麻雀を知っていて、盛り上がりどころを拾ってくれるライバーさんが揃っていたから、楽しめたのだと思う。
優勝は準決勝で社さんと緑仙さん、桜凛月さんに勝った空星きらめさんでした(今思えば、きらめちゃんが優勝したのも面白い運命だったのかもしれない)。
感想としてはこんな感じだった。
にじさんじ麻雀杯が麻雀の面白さを教えてくれたきっかけになったのは間違いない。
いい打牌なんて分からずとも、解説が見どころを教えてくれたのは大きかったのだろう。
とにかく胸を躍らせながら応援していた。楽しい時間だった……。
雀魂を始めたきっかけ
ここで僕が雀魂を始めた話をしておこう。
おそらく時系列的にはここら辺から始めたはずである。
インストールしたきっかけはTwitterのフォロワーの一言。
「雀魂やらない?」
僕はその前からこのフォロワーの雀魂プレイツイートを見ていた。
そしてにじさんじ麻雀杯を見たことでどこかで「麻雀を打ちたい」と思い始めていたのだろう。
ちょろかった僕はすぐにでも雀魂をインストールして、チュートリアルを終わらせた。雀魂のチュートリアルは分かりやすくて良かった。
が、そのまま段位戦に挑む勇気はなく、CPU戦でぬるま湯につかる日々を送っていた。対人ゲームが苦手という、「麻雀向いてなくない!?」そんな人間だった。
だけど、1つだけ勇気をもらったのが歌衣メイカさんの初心者向け雀魂動画だった。あの動画がなければ、ずっと段位戦に行くことはなかったかもしれない。これも大きな出会いの1つだろう。
(こちらは僕が最初に見た動画ではないけど、最新の初心者向け動画。麻雀始めたい方におすすめ)
神域リーグ2022と最推しの出会い
ときに。こんなツイートが残っていた。
この時より前はまだ、神域リーグ2022の存在すら知らずにいた。
ただ、にじさんじ麻雀杯を見たせいか、2023年の1~2月頃にはYouTubeのおすすめ欄に神域リーグ2022の切り抜きやshortsが上がるようになっていた。
そこで見つけたのが、チームヘラクレス監督の松本吉弘プロだった。
ちなみに、松本プロの宣材写真がサムネに使われているのを見た第一印象は
「コワモテだ……!怖そうで寡黙な人かな……?」
というところだった。麻雀プロを初めて知ったのもあって、雰囲気はまるでつかめなかった(麻雀というゲームに対する負の先入観もあったと思う)。
しかし、神域リーグのshortsを見てその印象はすぐに崩れ去った。
リアクション芸とまで表現されるほどに、感情表現が豊かで、全身で感情を爆発させていたのである。椅子から転げ落ちたり、配信画面から消えたり。とにかく動いて、声出して応援していた。
あまりにも平凡な言葉だけれど、好青年だった。かわいさとかっこよさのハイブリッドとよく心の中で勝手に思っている。
ここで自分のことを挟むが、ギャップというものにすこぶる弱いというのが僕の特徴。いわゆるギャップ萌えというやつ。
あまりにも大きいギャップに笑いを堪えられず、ずーっとshortsを繰り返し見ていたのを覚えている。
こうして、衝撃を覚えたことにより、僕の最推し麻雀プロは松本吉弘さんになったのだった。
そして、チームヘラクレスの雰囲気が温かくて「このチーム好きだな」と思ってもいた。
が、既に神域リーグ2022は終わっていたので、少し寂しくなった。応援したかったな。一緒に盛り上がりたかったな……。
体調不良とMリーグ
麻雀以外の話を入れるとノイズになりそうだけれど、ちょっと関係してるところもあるので、ここで少し自分の話を挟もうと思う。
実のところ、僕は2022年初冬から10か月続いていた仕事を休職していた。
適応障害という診断がされた。どうにも職場のストレスに耐えられなかったらしい。職場で涙が流れたり、職場に車を止めた途端に吐き気を催したり。
そうして、数ヶ月休み、2023年2月に復帰した。
が、3月の半ばにはまた再休職という形になった。
なんということだろう。自分は仕事が出来なくなってしまったのだろうか。もうどこに行っても働けないのだろうか。
そんな不安が自分を襲っていた。
しかも悲しいことに、その日は3月15日。自分の誕生日にである。嬉しい日に、こんなことになった自分を責めた。自分の仕事のスピードが遅かった。人間関係築くのが下手だった。今思うと、気にしなくてもいいことをずっと引きずって(周囲の人からも「仕事遅くないよ。ちゃんとできてるよ」と言われていたけれど、受け止められなかったのだと思う)。
ただ、この休職中に僕を支えてくれたのがMリーグの存在だった。
神域リーグに興味を持った同日、こんなツイートをしている。
元気の出るものを必死で探していたんだと思う。
ただ、心境としては、結構冷めた目で見ていた気もする。
(メンタル壊れてると、楽しそうなものに目を細めがち)
そして3月14日、いよいよ初めてMリーグをリアルタイムで視聴した。
以下、応援と感想ツイート。
以前知った松本吉弘プロが、渋谷ABEMAS所属だという事を知って、Mリーグでも自然と渋谷ABEMASを応援していた。
しかし、松本さんの愛称をどこで知ったのか。そしてMリーグ初リアタイ応援ツイだったのに、敬称を使わない自分に今でも驚いている。そんなに馴染んでたの?w
ただ、この頃はMリーグの対局が本当に楽しくて、心が熱くなったんだと思う。
そして、Mリーグを見続けたいと思った決定打となったのが、偶然にも自分の誕生日の2日後である3月17日。
多井隆晴プロのバースデー登板である。
2日違い。別に同じでもないのに。
それでも誕生日が近いことに少なからず嬉しさを抱いていた。
(ちなみにEX風林火山所属の勝又健志さんが僕と同じ誕生日だという事をあとで知った。これもまた驚き)
結果は2着1着の連対。2戦目にバースデートップを飾った。
それを僕は、自分のことのように喜んだ。
「ほんっとにおめでとう!!!たかちゃん!!!!」
そう見ながら叫んだと思う(家族には冷たい目で見られていたがお構いなし)。
あと、渋谷ABEMASの控え室動画が大好きになった日でもあった。
TwitterやYouTubeにあがる、応援動画。それがとても微笑ましくて。自然とこっちまで笑顔になって。あまみゃのクッションが常にあるのもまたかわいい。
こうしてMリーグ2022-23にて渋谷ABEMASファンとして、ときに元気をもらい、ときに応援の言葉を届けていく生活が始まった。
時期的に知っている方なら知っていると思うが、本格的に見始めたのはセミファイナルからである(レギュラーシーズンの苦悩は先日アップされた「熱狂」にて知った)。
ただ、そこから本当にABEMASは伸びていった。誰かがラスっても次の誰かがトップを勝ち取る。そんな見事なチーム戦を目にして、感動していたことを覚えている。
しかし、この頃あたりから僕は、知らないABEMASの過去を耳にしていた。
「ブロンズコレクター」
毎年ファイナル進出するも3位にとどまっていたことを。その悔しさやつらさは、もちろん僕には計り知れない。
だからこそ、そんなの関係なくABEMASを応援していたと思う。良い意味でも悪い意味でも(そりゃあ、全部知った上で気持ちを共有しながら応援出来れば本望だけど、知った時期がそれを許さなかった)。
そして、そんなABEMASはポストシーズンに爆発した。
ショウマツの存在をここで刻み付けてきたのである。勢いのある選手を出そうというオーダーによるものだったそうだ。
5月11日のダブルトップと、12日のダブル2着を今でも覚えている。
さらには5月16日、白鳥さんナイス耐えの2着から、松本さん86800点の特大トップ!
「プラスヤバいなあ!!!!もってぃーー!!!!ありがとうーー!!!」
これには僕も感情が爆発してしまった。裏4のシーンとか特に。
(Twitter上でも控室もそうだけど、ショウマツコンビの良さをここら辺から知ったと思う。ショウマツはいいぞ)
そしてファイナル最終日。
多井さんが最終戦に登板し、フィニッシュをトップで飾った。
対局を終えて、ABEMASのみんなが集まってきて喜ぶ姿は今でも忘れられない。
渋谷ABEMASのそんなところ含めて大好き!
そうして僕は、5月19日に渋谷ABEMAS初の優勝を見届けたのだった。
今期初めて見れたのも含めて、「感動をありがとう」と。
優勝が決まった瞬間から表彰式。ずっと嬉しさと、心の熱さと、感動、なんかもういろんな感情がごちゃごちゃしていた。
そして松本さんの優勝報告配信で、休職した際に自棄買いしたお酒を開けた。薬飲んでるからほんとは良くないけど(その日は薬をパスした)。
推してよかった。
Mリーグを見ていてよかった。
麻雀ってこんなに面白くて熱いゲームなんだ。
心からそう思った。
そして、「ああ、自分ってこんなに感情が動くんだ」と実感できた。
ツイキャスのお話
麻雀との出会いはこんな形で幕を開けたのだと知っていただけたと思いたい。
ただ、あと個人的に話したいのが「松本さんのツイキャス」のことである。
Mリーグにハマったとはいえ、本当に実生活にはまだ活路を見いだせていなかった。楽しいことが見つかっても、先に進む勇気が出なかったのである。
4月から5月頃には「退職して転職だろうな」と思い始めていたし、職場からも選択を迫られていた。
しかし、どこまでも自分に自信が持てない。また失敗したらどうしよう、受け入れてくれる職場なんてあるのかな……そんな不安ばかりが頭をよぎっていた。
実はそう感じるより前から松本さんのツイキャスを聴いてはいた。
ちょっと恥ずかしいけど、コメント残してみたり……(あまり配信などでコメントを残すタイプではなかった)。
それも、随所随所で「みんなのコメントやリプ全部見てるからね。いつもありがとうね」と松本さん自身が伝えてくれていたのもあったと思う。ファンとしては本当に嬉しい言葉である。
「それなら、たくさん応援の言葉や、ツイキャスでコメントを届けよう」と思ったのもあり、わりと参加していたと思う。たぶん。
5月25日。
その日もツイキャスを聴いていた。
ただ、ふと弱音を吐いてみたくなってしまったのだ。
自分事なのに。他の人には関係ないのに。
こんなこと言って話の腰折りたくないな……と思いつつも。
「私事ですが、転職しようと思っています。不安ですが頑張りたいので少し背中を押していただけると嬉しいです……!」
一字一句同じではないが、こんな感じのコメントを残した。
ただ、流されてもおかしくないよなあと半ば投げやりに送った気がする。
でも、松本さんは拾ってくれた。
しかも、とても丁寧に優しいアドバイスをくれたのだ。
「初めてのことは何でも怖いのは当然。不安に思うことは悪いことじゃない。上手くいかなかったら、こんなもんかぁ。上手くいったらイェイ!と思えばいいよ。転職失敗してもまだやり直せるからね。大丈夫。
不安や怖いと思ってていいのよ。転職ってどうしてもネガティブなイメージになるし。いいんだよそれで。
転職、頑張ってね」
と(かなりはしょっているけど、アーカイブ残らないので)(ライブ感大事)。
さらには、ツイキャスのリスナーさんからも
「転職頑張ってください!」
「上手く転職できること願ってます!」
など優しくも温かいコメントをいただいた。
本当に嬉しくて、つい泣いてしまった。心の中で何度ありがとうを言っただろうか。
松本さんも、リスナーの皆さんも優しすぎる……。
これに限らない話だけど、本当にこのツイキャスの空間は優しさと温かさで満たされていると思う。
お仕事いってらっしゃい。頑張ってね。お疲れさま。えらちだねぇ!
(えらちってかわいい)(自分でもよく使っちゃってる)
元気をもらって、元気を与え合うそんな空間。
なぜか自然と自己肯定感が高まる。
ただ、不定期だから聴けたらラッキー!感覚で。
みんなにとってのやさいせいかつ。
ファンアートの描き始め
ツイキャスついでに、松本さんの話をもう少しだけ。
僕は、イラストを描くことを趣味にしている。
ただ、メンタル死んでるときって、趣味に手がつかないことが多い。
去年の終わりごろまでは本当に絵を描くことをほとんどしてなかった。
ただ、5月3日が松本さんの誕生日ということをTwitterで知った(はず)。
バースデーオフ会のお知らせとかだったかな。
ふと、「絵でお祝いしたい」と思ったのが5月1日くらいで、描き始めたのが5月2日だったかと。あまりにもタイトスケジュール。久々の作業と、ABEMAS4人描くのに必死で間に合うかどうかも怪しかった。
だけど、無事に間に合い、日付が変わったと同時に投稿完了。
正直、自己満足な部分が大きかった。絵が描けたという事実だけで嬉しかったから。
ただ、時間差で気づいてしまった。
ふといいねしてくれた方を見ていると、松本さん自身からいいねがきていたことに……!
あとでフォロワーと話した時には
「あれ?気づいてなかったんだ。おお、いいねされてるじゃーんと思って見てたよ」と言われた。
……通知に埋もれてたんです……;;知ってたらすぐにはしゃぎます……。
結局、あとになって大はしゃぎした。
何もかも慣れてないことだらけ。本人からいいね飛んでくるの!?見てくれているの!?えっ!??
初めてのことに嬉しさと驚きが頭の中を埋めていた。
そこからたまにファンアートを描くようになった。
それだけABEMASが大好きになってたし、ABEMASから受ける熱が大きかったんだと思う。
そんなお話。
(記事のメインにはったのは、ABEMAS優勝おめでとうイラスト)
イラストへのいいねやRT、感想など本当に励みになります。
ありがとうございます。
最後に
そんなこんなで麻雀界にしっかりハマっていった(沼に落ちたとも言う)のだった。
ちなみに、雀魂も段位戦を頑張っているところ。
四麻:雀傑1 三麻:雀士1
まだまだひよっこ麻雀ファン。
そして!嬉しいことに、神域リーグ2023が開幕している!!!
もちろん推しチームは「チームヘラクレス」!
新生ヘラクレスの活躍を応援できることが本当に嬉しい。
天開司さん、開催してくれてありがとう、開催おめでとう。
また、実況解説が豪華!いろんな麻雀プロの方たちが実況解説してくれます!
Vtuberと麻雀プロが織りなす神域リーグをみなさんもぜひ見て、一緒に盛り上がれると嬉しい。
また、Twitterも充実している。
というか、しすぎていて、ビビっているところもある。
麻雀プロの方々からフォローされるなんて思ってもみなかったですが!?
「プロからフォローとか飛んでくるんだ……」
とたまに寝れなくなったり、寝起きに飛び起きたり。
改めてここで感謝を。
フォローありがとうございます。
様々なリーグ戦を見たい気持ちも増えて、平日も忙しいですw(嬉しい悲鳴)
そして麻雀ファンとの繋がりも増えて、雀荘との繋がりも増えて(ここも驚き)。
個人的にベルバードさんにはいつか絶対お邪魔したいと思っている。それほど、Twitter上で良くしていただいている。嬉しい交流。
あと、麻雀ファンと繋がって、いつの間にかパイレーツの魅力にもハマっていた。とんだ沼に落とされたものである(褒めてます。本当にありがとう)。
そして、リアル麻雀はというと。
今は地域の麻雀サロンに通ってます!勇気出せた!えらち!
そしていつか、雀荘などのゲストイベントに行って、最推しの松本吉弘さんに会いに行こうというのが今の夢。
あと、ABEMASのオンラインサロン入会とオフィシャルサポーターになることを夢見て。
そのために、お仕事見つけて、頑張るぞー!
おー!!!
長くなりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。
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