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水子の話

水子の定義はバルド・ト・ドゥルの『チベットの死者の書』では受精した時に既に『ガンダルバ』として飛来した魂が宿ると記されています。不思議ですね。

 現行法的に3か月以下は生命とみなさないなどの規定があっても堕胎・流産すればいずれも水子である。

 密教占星で見ると良家の生まれで頭も良いのに運が悪くて、病にさいなまれる人がいます。

 夜に「変なものを見る」と訴えたり、真昼でも白日夢を見たりして仕事が手につかなかったり…。そして『良縁の星』があっても独身で良い縁がさっぱりできないのです。

 その様子をタロットで占うと悪魔や死神(逆位置)が現れてくる。妖怪の雰囲気が察せられるわけだが実態をつかむには霊能力が必要。見えなければわからないのです。

 水子はある程度成長しなければ霊界の旅立つことができないので、この中浮界で霊のエネルギーをお乳のように吸うとされています。つまり、母に食いつき、父に食いつき、常にその魂を食って成長している。だから堕胎した子供が数人いれば数人体にくっついて親の霊気を食っているという姿が見えてくる。

 霊的には親の皮肉が食われ赤くただれた姿になっているとされています…。これは男性の方にも食べに行くから、町ゆく男性にもそんな姿の人が居る…。子供を捨てても、血が繋がって居れば子供はその血を伝って父親を見つけ食らいつきます。

 事故や病気で流産した子はしっかり寺で水子として供養してもらえるが、堕胎した子供にはそんなものが全くないのでその飢餓に任せて大いに泣き叫んで食いついていると。

 霊気が食われてボロボロになってしまってはいくら良い運命をもって生まれてきてもそれどころではない。だから、まずその水子を供養して霊界に送らなければ、自分も普通になれないのです。

 ここで、お祓いや呪詛跳ね返しのようなことをして追い払おうとするととさらにひどいことになるのです。水子はさらに飢餓に追いやられ霊界にも行けず、牙をむいて食いついてくる。牡丹灯篭の物語のように好いた骸骨がお札の破れた隙間から入り込むような恐ろしい展開が待っています。

 いろいろな寺院では供養法としてお経をあげてお代をとって塔婆を立ててとしてくれるが、なかなかそれで事は収まらない。だって死んだ水子も命がけで霊界に行くエネルギーがいるんです。

 とぼけて一生何もしなければ子供は両親が死んだ時、その体に食いついたまま霊界まで引きづられていくことに…。

あまり大っぴらにできないので、ここから有料とさせて頂きます。

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