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ムアンスリン「九点倒立」レポ

お久しぶりです。先日私はムアンスリンの初単独ライブ「九点倒立」に参戦してまいりました。発表からの2か月の間常に私の頭の中には「ライブあるから嫌なことあっても頑張ろう!」となるぐらい今年で一番のビッグイベントでした。

ライブから約1週間も経っていることもあり私の記憶が薄れつつあるので自分で書いた殴り書きのメモやダイジェスト動画、ム声を踏まえて、ここでは完全なる私の感想を垂れ流したいと思います。ネタバレしないようにいい感じに書こうかと思っていましたが、この記事読んでる方はもう既にダイジェスト動画で何やっているか知っていると思うので完全にネタバレします。

会場に到着するまで

私は大阪在住のため、ムアンスリンに会うためはるばる新幹線を使って東京までやってきました。あまりにも知らない土地なので直ぐに会場となる池袋まで向かい、ホテルへのチェックインも済ませブラブラと歩いていました。
この後のライブを考え、気持ちもふわふわしながら歩いているといつの間にか集合時間となっていました。時間に余裕があったにもかかわらず私が完全に出口を間違えて迷子になってしまいました。私を探すためのスペースが開かれ(?)みんなが私のいるところを探してくれているなか1人池袋駅を爆走していました。割とすぐに元の集合場所にたどり着いたため、結局スペースもみんなの返信も無視したまままみんなと合流しました。(この場を借りて改めて人妻さん、北大路くん、酢醤油くんごめんなさい)

合流してからはマップを頼りにしながら歩いて行ったのですが、思っているよりも遠く感じてドキドキと不安でいっぱいでした。着いてみるとやはりゴリゴリのホテル街なのです。そして会場の周りにはおそらくライブを待つであろう人々!想像以上の女性の少なさにかなりたじろいでしまいました。おそらく女性は私含めて5人ほどだったと思います。1人では多分行けてなかったのであらかじめ待ち合わせしておいてよかったと心の底から思いました。

開演〜フリートーク

19時になると、客席に流れている「だがね」がフェードアウトしノキスプラッシュ1人で登場です。普段動画で見ていると気付きませんが生で見るとスタイルがとても良いのです。見た瞬間にこの人別の体にスプの顔だけつけた?って感じるほどガタイが良くて驚かされました。声がデカくてとにかく必死に喋ってました。多分そんな中身なかったです。しばらくするとカタギリさんがお辞儀しながら登場してきました。私はめちゃくちゃカタギリ顔ファンなので登場だけでテンションぶち上げでした。登場してすぐに「こんにちは」とこちらを見て挨拶してきて心臓止まるかと思いました。等身大カタギリがあまりにもかっこよすぎて開始10分ぐらいは顔直視できませんでした。ライブ中常に口にしてはいましたが緊張のあまりカタギリさんほぼ客席見てなかったです。上手側(カタギリさんがいる方)に座っていたということもあり、ほぼ横顔しか見えてなかったです。(ただその横顔も信じられないぐらい綺麗でした)そして和田さんが登場してようやく3人が出揃いました。登場した瞬間の「こんなに人がいるんだ」みたいな感じの表情を見せたのが人間味を感じてとても嬉しかったです。

3人によるフリートークが始まるわけですが、割と序盤でお客さんどこから来ました?みたいなよくある展開になり、今日新幹線で来た人?と聞かれ手を挙げるとカタギリさんがこちらに手を向けて顔を見ながら「どこから来ましたか?」と言ってきたのです!!!(手を挙げてるんだからそりゃそう)至って冷静に努めて「大阪です」と答えました。この時の私にアカデミー賞授けたいぐらいです。
この時点ではすっかり客席もしっかり笑い声や拍手が起きていたので、私も周りを気にせず声を出して笑ってました。

ラジオでも話していましたが、カタギリさんは序盤で暑いと緊張するをずっと言っていた気がします。ジャケットをパタパタさせて暑さを凌いでるカタギリさんはそれはそれはcuteなのでした。見ている側としては30分のフリートークはあっという間だったのですが、本人たちは「まだ10分なの?」とかなり不安げでした。

スプのトークとココロオドル

2人がスタンバイのためハケると、スプ1人のターンです。次2人が何してくれるのかなと考えていたので正直何話してたか記憶ないです。ただ1人になった途端に急に暑さを感じてカタギリさんの気持ちを理解し始めたのが面白かったです。

ライブだったら歌を歌いたいと前々から言っていたので、不思議ではなかったのですが歌なんて聞いていられるのか?とかなり不安に感じました。ところが始まってみると曲も相まって大盛り上がりでした。実はフリートークの時点でコールアンドレスポンスをやりたいと言っていたので今考えると、この歌を盛り上げるために向けたフリだったのではないかと思います。ダイジェストではカットされていましたが、合間に熱いメッセージを話している途中に気づいたら歌詞の部分に入ってしまい慌てて歌い出すくだりが何度も繰り返されてたまらなく面白かったです。

歌で大いに盛り上がった後、またスプのトークが始まりました。話している間も不安そうに何回も裏にまだ?と聞いて、カタギリさんに繋いどいてと返されているのがまあなんともらしさを感じました。あのグダグダ感でもどうやら歌はずっと練習していたそうです。2人はずっと準備してたけど、スプはほとんど準備らしいことはしていなかったそうです。(スプラッシュらしいですよね)他はAmazonで5000円ぐらいのセットアップを買ったらしいです。その分2人が何してくれるんだろうというワクワクが生まれました。

漫才

長かったスタンバイを終えて2人ともスーツで登場してきました。2人での漫才は予想していなかったので登場の瞬間に思わず変な声を出してしまいました。貴重なスーツ姿に対する興奮たるや言葉に言い表せないほどの感動でした。普段ゆったりとした服装が多いので、スーツを着たカタギリさんは細くてスタイル抜群でした。(まじ薄かった)

正確には時間測ってませんが10分以上はやっていたかと思います。流れとしてはツカミがあり、和田さんが小説(純文学)を書いてきたという鉄板のネタでした。完全新ネタではあるものの「逆も然りだよ」「書けすぎてお米が炊けるわ」など良くやっていたネタも入れてくれたのが個人的にかなり嬉しかったです。フリートークでもそうでしたが心なしか2人の距離が近くスキンシップが多かった気がして漫才っぽいやり取りだなと思いました。

何様だよって話だと思いますが、昔やっていた漫才よりかなりスキルアップしていたと思います。特にカタギリさん。昔の漫才の映像を見返すと、漫才やってますよ!感がとても強くぎこちなさがありましたが今回の漫才にはほとんどそれを感じませんでした。和田さんが噛んでしまうところからネタに戻っていく部分も上手く繋がっていて、これがYouTubeをやってきた成果なのかなと感動しました。ちなみに2人の昔の漫才は下の動画で見れます。


繋ぎ〜8番出口の気持ちになろう

漫才が終わりお着替えのためまたもやスプ1人でのトークタイムです。漫才中もスプは袖から見てゲラゲラ笑っていました。そして俺は2人がずっと準備してきたのを見てきたんだよという謎マウントをとってきました。何もしてない割に漫才のネタ仕上がってたよねという偉そうな態度が若干鼻につきました。また、なんとも嬉しそうに裏でカタギリさんがネクタイ選びに迷っていたことも報告してくれました。(悩んでる姿を想像してたまらなく可愛く思えました)

お着替えが終わると軽くトークに戻りました。すぐにカタギリさんに漫才の練習ちゃんと見ていなかったことをバラされていたあたり、やっぱこの人言ってること信用ならないなと思いました。練習ではちゃんと見てなかったくせに本番だけあんな笑っているのがムカつくというカタギリさんの意見を聞いて何だか安心しました。(?)漫才が終わって山場を超えたこともあり少し安心した感じのように見えました。終わった安心もあってか、会場に着く前にカラオケに入って漫才のネタ合わせをしようとしたらしいのですが、カタギリさんの足が震えすぎて1回しかできなかったという可愛いエピソードまで話してくれました。あと着替えて出てきたこの辺りでもうカタギリさんは汗だくでした。あの色白で陶器みたいにスッとしたお肌に汗がきらりと光っていていつも以上のツヤツヤ加減に何て罪な男なんだと頭を抱えるところでした。

1時間ほど経過したところでようやく企画コーナーに突入です。8番出口の気持ちになろうです。ノータッチなためものすごく不安を感じてるカタギリさんにスプが俺が一番不安だよとやり取りしているのが微笑ましかったです。毎回スプが準備のため引っ込むので私的には2人の会話の方がメインでした。個人的に良かったポイントとしてはまだ緊張が取れていないというカタギリさんに対して和田さんがお客さんの顔見ちゃおうと提案をしてきました。そして和田さんカタギリさんがくっついて(イメージ的にはCOWCOWみたいに和田さんが肩に手を置いてる感じ)一緒にこちらをジロジロと見つめ出したのです!!!見つめられたのはほんの一瞬でしたがあまりにも尊い空間でした。他にも何も知らない和田さんに8番出口のルールをその都度解説してあげるカタギリさんなど重度の和田片桐幼馴染関係性オタクの私にとっては致死量のやり取りを浴びせられた気分です。

ずっと緊張しっぱなしのカタギリさんに対してかなり緊張が取れていた和田さんでしたが、流石に漫才で噛んだ部分はかなり動揺していたようでした。ネタ作りの段階でカタギリさんが長くなるしここのやり取りは削ってもいいんじゃないという提案に、削りたくないと主張した和田さん自身が噛んでしまうという大やらかしがあまりにも可愛かったです。本編のスプが出てくる場面は正直ちゃんと覚えてないです。というかスプの異変を見つけなきゃいけないのに完全にカタギリさんしか見えてなかったです。ダイジェストに出てた最後の巻いて異変を見つける部分が一番面白かったです。

ぶっというどんを啜ろっかな〜エンディングトーク

ファン待望(?)のうどん企画がやってきました。ビールにおつまみと完全に食事を楽しんでいました。うどんに手を付けるまでも長かったですが、うどんを取り出して掴むまでもかなり長かったです。静かにカタギリさんがタルタルを食べてスプがビールを飲んで早く片付けさせようとしているところがさすがの連携プレーだなと思いました。エンディングトークがなぜか何話していたかほとんど思い出せません。ライブまたやりたいなみたいなことを言ってた気がします。

物販と写真撮影タイム

順番に並んで行儀よく写真を撮っていたのですが、自分の番になった時になんと手ぶらで3人の前に出てしまいました。写真撮影なのにうっかりさんですね。焦って携帯の電源を入れている間に3人それぞれにプレゼントを渡しました。渡してすぐにスプさんは中身出してもいい?と子供のようなテンションの上がり方をしていて、こういうところが人に愛されるんだなと感心しました。カタギリさんもすぐに中のマーベルの袋を見て気づいて喜んでくださって、悩んで選んだかいがありました。プレゼントの中にりんごの香りがするホットアイマスクを入れて名前を覚えてもらおうという小賢しい作戦にて、りんご飴と名乗ることに成功しました。
認知してもらうためにこれだけでは飽き足らず、ライブの前の週に三善さんのカレーを食べに行った私は、お店で購入した三善さんステッカーを自慢してきました。後で和田さんとお話しした際に、私が以前お店に行ってムアンスリンの動画を見てきたと三善さんに言った話を和田さんに伝えていてくれたことを話してくれました!数ヶ月前の出来事でしたが和田さんがその話を覚えていてくれたことがとても嬉しかったです。最後に1つ後悔があるとすればカタギリさんに個別で話しかけられなかったことですね。顔の良さに圧倒されて何話したいか完全に頭からすっぽ抜けてました。

まとめ

会場を後にした私たちは軽くご飯を食べてひたすらにムアンスリンについて話をしていました。後でカタギリさんとの2ショットを見返していたのですが、カタギリさんの方が顔小さいことに気づいて写真をそっと閉じてしまいました。(自分がきしょくてもう見返せない)

正直ライブ見終わっちゃったら、達成感というか会えた満足感でムアンスリンに対して熱が冷めてしまうんじゃないかと危惧していました。でも良い意味で裏切ってくれました。まだまだ漫才とコントのネタをみたい、トークみたい、企画やってほしいという次の欲求が出てきました。終わった後に純粋に次またやってほしいと思えるほどの楽しいライブでした。次はぜひ大阪でやっていただきたいものです。


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