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運営のつぶやき〜『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』拝読しました〜

みなさん、こんにちは!
かるがも〜学生きょうだい児の会〜運営のこっちゃんと申します。
note本格始動後2本目の投稿ということで、緩くお楽しみください!☺️

自己紹介

改めまして、かるがも会運営のこっちゃんと申します!
現在大学3年生です。
7歳上に自閉症と発達障害のある兄がいます。

かるがも会に初めてゲスト参加したのは2年前のことで、初めて似た境遇の人たちと言葉を交わせた安心感や嬉しさは今でも覚えています。
運営に参加したのはほんの3ヶ月前のことで初心者も初心者ですが、
どうぞよろしくお願いします!😆

「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」


全221ページ。軽快な語り口で、ガッと読めば2時間ほどで読み終わります。

2020年に出版されたこの本は、岸田奈美さん著の自伝エッセイです。
岸田さん家族は、父、母、岸田さん、弟から成ります。
これだけ聞くとごくありふれた家族のように思えますが、その詳細は
心筋梗塞で亡くなった父、車椅子に乗った母、ダウン症の弟です。

この感覚は、私にも覚えがありました。
自閉症で発達障害のある兄は、単なる「こちらが私の兄です」の一言では説明できないのです。
集団が苦手です、大きな音が苦手です、長い時間集中することができません…エトセトラエトセトラ…
相手にどう説明するべきかぐるぐると頭の中で考え、最終的には頭の回路がショートして、結局「あ、兄ですぅ…😅」に落ち着いてしまいます。
見た目でわかる障害ではないからこそ、言葉でどう表せば良いのか悩むところです。

泣いて笑って過ごす日々

一般の方々から見れば、いわゆる「大変な家庭」であろう岸田さんファミリーのエッセイ本ですが、その中身は笑いに溢れています。

車椅子でも自動車を乗りこなし、ブイブイいわす母。
おつかいをこなし、ドヤ顔で帰ってくる弟。
岸田さんに英語版ファービーを買い与えて、絶望させる父。

大変な日々であることは、どう足掻いても変わりません。
それを泣きながら、笑いで乗り越える強かさが大切だということを思い知ります。

「なんでそんなことするの…」
ということをして家族団欒のリビングを最悪の雰囲気にするのは兄。
「なんでそんなことするの?!😳😳」
ということをして家族を大爆笑させるのも兄。
すべてに真正面から向き合っていたら疲れてしまいますから、
泣き笑いしながら、日々をのらりくらりと過ごしていきたいものです☺️

📣お知らせ

最後に、次回のかるがも会のお知らせです!
次回のかるがも会は5月21日(日)20:00〜22:00、ZOOMにて行います!🎏

お申し込みはこちらから⬇️


みなさんには「思わず笑ってしまったきょうだいの話」はありますか??
たくさんのきょうだいさんと、いろいろなお話しができることを楽しみにしています!☺️
お気軽にご参加ください!お待ちしております〜♪

かるがも会運営 こっちゃん

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