ヨーロッパ旅行記4 (Venice part1)
1週間の仕事を終えた後、次の週末にはずっと行きたかったイタリアのベネチア、ヴェローナへ行きました。とにかく美しいというシンプルな言葉しか出てこない、非常に綺麗な街でした。私の人生初めてのイタリア旅行だけでなく、ミュンヘンからベネチアへの移動も初めてでスリリングな夜行列車でしたのでシェアしたいと思います。
ミュンヘンへ
10月末の金曜夜、仕事終わりにワクワクしながらDonauwörth駅からまずミュンヘン(München Hbf)に向けて移動しました。移動にはドイツの新幹線ICEを使用しました。2ヶ月ドイツで生活してICEは快適で好きになったのですが、定時性も含めて日本の電車が一番だと思います。
ユーレイルグローバルパス
この2ヶ月間色々な場所へ旅行に行きましたが、すべて電車を使用しました。そのときに使用したのがユーレイルグローバルパスです。当時の私の年齢だとユースの値段でパスを購入できたので、非常にお得でした。若いうちにこんな機会を得られたことに感謝しなければならないですね。私が選んだのは2ヶ月間好きな10日間を選んで好きな列車に乗って旅行をできるパスです。ディスカウントされたのと治安も少し心配だったので1等車に乗車できるパスにしました。パスポートを使用してスマホアプリで予約から検札まで完了できるので非常に便利でした。ただ、予約がうまくできておらずイタリアから戻ってくるときちょっとしたトラブルはあったのですが。。。それはまたおいおい。
ミュンヘンにて
ドナウヴェルトからミュンヘンまでおよそ50分かけて到着。この後乗車予定のナイトジェットの時間まで4時間くらい時間があったので、夕食含めてミュンヘンで時間を潰します。本当にノープランだったのでミュンヘンの駅周辺を散策してご飯を探しましたが、レストランはまあ入りにくい。。。結局、バーガーキングで済ませました。食後も夜遅かったので時間を潰す場所もなく、歩き回っているうちに足が痛くなってしまい、各国から来た電車を見たりしていました。
そして、そうこうしているうちにナイトジェットが到着しました。
ナイトジェット
出発時間の直前に電車が到着しましたが、どの車両に乗ればいいかわからない。。。雑にあっちの方やと言う車掌さんの言うとおり、その方向に向かうけどブダペスト行き⁉︎
後で調べましたが、途中でベネチアに行く車両とブダペストに行く車両に分かれるらしいです。時間もなく焦る中、ようやくそれっぽい寝台車を見つけ、車掌さんに聞くと部屋まで案内してくれました。とにかくめちゃくちゃ焦りました。。。
ナイトジェットには普通の座席から私が泊まったSleeper Cabinまでありますが、寝ている間に何か盗まれるのも怖かったので値段は張りましたが、個室にしました。部屋に入ると二段ベッドにスリッパやお水、朝食の選択できる紙が入った袋が置いてありました。朝食は好きなものを選択して車掌さんに提出すると翌朝、選んだものを持ってきてくれます。選べるなんてすごい仕組みだなと思いました。
案内してもらったあとしばらくすると車掌さんが再び来てくれ、ドアのロックの仕方の説明などしてもらい、ウェルカムドリンクのスパークリングワインをもらいました。部屋も2段目のベッドを片付けてくれました。頭をぶつける心配もなく一気に快適になりました。ワインを飲むと一気に眠気が来て、耳栓をしたらあっという間に眠りにつきました。
翌朝、車掌さんから部屋のノックがあり目が覚めました。ブダペストに行っていないか半分心配になりながらGoogleマップを開くとイタリアにいることを確認。また一安心です。そして、しばらくすると朝食が来ました。パン、ハム、チーズ、ヨーグルト、コーヒーというシンプルな朝食です。机がなくて食べにくいですが、味は美味しかったです。
朝食を済ませて目的地が近づく中、ベネチアに向けて進む車窓からの風景が非常に綺麗でした。
そして、ついにベネチア、Venezia Santa Lucia駅に到着しました。