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映画を作るのにはタイムリミットがある(初心者の映画制作講座)

「自分の映画を作りたい!」

そう考える方は、こうも考えます。

「いつか映画を作りたい」
「準備ができたら映画を作ってみたい」

そんな方にお伝えしたいことがあります。

それは、

★映画を作るのにはタイムリミットがあるよ

ということなんです。

これまで約30年の経験を通して強く感じていること。

今回はこれについて生々しく書いてみたいのです。


 * * * *


「仲間ができたら、映画作りたいなあ」
「映画の知識ができたら、作りたいなあ」

こんなこと言ってると、どんどん日々が過ぎていっちゃいます。
年齢を重ねるごとに、月日は早く流れ始める。

いざ、作ると決めたとします。
(おめでとうござます)

しかし、脚本を書いてるうちに季節が変わっていきます。
日本は季節の移り変わりが早すぎ!ほんと。

「作ろうよ」「いいね」
と固い約束をし合ったはずの仲間たちも、
一人、また一人と消えていきます。

これは、ほぼ100%全員に起こります。

機材だって変化する。

「どれがいいんだろう」なんて考えても、
次から次へと新しい物が登場して選べない。

映像の作り方にも流行りすたりがありますね。
流行りのことはやってみたくもなる。

しかし、準備してる間に、
それもまた古くなっていく。
(で、やりたくなくなる)

映画を作りたい!と思う原動力だった、
みなさんの主題についても熱が冷めたりもする。

そしてもちろん、
みなさんの日々の考え、そして生活も変わっていく。

いつもいつでも、
今の日々は永遠じゃない。


 * * * *


スーパーで、とっても美味しそうな桃を買ってきた。

熟れごろに食べようと大事に冷蔵庫に入れておく。

しかし、桃はいつまでも待ってくれない。

甘い果実は、確実に腐っていくのです。


 * * * *


じゃあどうするか。
いつ、作るのか。

「今でしょ」
なんて言うとほら、古臭いでしょ。

そもそも、映画作りはいきなり
「はい、明日からやりまーす!」
なんて気軽にできるものじゃない。


映画を「いつか」作りたいみなさんに提供しているのが、

カルフの映画制作ワークショップなんです。

どなたでも参加できますが、
特に

◎忙しい社会人(30代から50代)
◎なかなか行動を起こせない年配の方

にこそ参加いただきたいなと思っています。

映画をゼロから作るのが難しいから。

10人程度で集まり、
何も知らない状態から、
2日間で映画作りを完成まで体験してもらう。

すると、次のようなことが、
パーっとわかるようになるのです。

  • このくらいのシナリオの量でこのくらいの撮影量なのか

  • このくらいの人数でこれくらいのことができるのか

  • このくらいのスタッフ/役者に指示を出すのはこんな感じなのか

  • 1カット撮るのに、これだけのステップがあるのか

  • このくらいの時間でスタッフはだれてくるのか

  • 自分はこれが好きで、これは苦手なのか


特に最後のが重要だったりするんですけどね。

僕は、映画制作において、
「カメラの使い方」みたいなことは、
最初はとりあえず一旦置いといていいと思ってます。

それより、
「映画を作る」という全体を最初に自分の体に覚えさせる。

これが、効く。

このワークショップ開催にだって、
タイムリミットがあるんです。

年中、いつでも開催できるわけじゃない。

スタッフ、役者の都合を僕はいつもチェックしてます。

だいたい半年以上前から押さえておかないといけないし、
直近になって都合が悪くなることだってある。

カルフのワークショップは、
東京開催は5月と10月くらいの年2回。

どちらも、暑すぎず寒すぎないだろう、
という時期を選んでるんです。

暑すぎても、寒すぎても、協力してくれる人は減っちゃうんです。
無理して呼んでも、次回は嫌な顔をされるかもしれない。

映画を作る土台にあるのは、
<時間>なんです。


 * * * *


僕自身振り返ってみると、
映画作りに最初に火がついたのは大学生の頃。

この時はもう、世界の中心は映画作り、でした。

しかしですね、
あれだけ夢中だったのに、
気持ちはその後、上がり下がりを繰り返し、

30代後半くらいで、
火はいったん沈静化してしまったように思います。

それでも結構続いた方なんじゃないでしょうか。

あくまで僕の周りでは、ですが、
社会人になると同時に、
映画づくりを卒業する人が多かった気がします。

人生の優先度がガラリと変化するんですよね。

僕は周りのその様子を見て、ヤバイ、と思いました。
このままだと自分も「ナニモノか」に呑み込まれちゃう!

ふつーの会社務めが始まった僕が始めたのは、
会社が始まる前に5分でも10分でもいいので、
毎日喫茶店にこもって、映画ノートを書くことでした。

僕なりに「ナニモノか」と闘い続けたんです。

ちなみにこの映画ノート、
今でも書いてますよ。

そしていつの間にか、
映像制作が生業になってしまいました。

(この辺りの話は長くなるのでまたいつか)


先ほど、
「火は沈静化してしまった」と書きました。

しかし、またしばらくして
「映画を作りたい」熱が再燃する可能性だってあります。

僕の周りにも、50代になって再び
映画をガンガン作り出した人がいます。

みなさんの「今の気持ち」には、
確実にタイムリミットがあります。

もし「いつか映画を作りたい」と思うなら、
その「いつか」を5月11・12日の土日に設定しませんか?

週末2日間だけで、
映画づくりへの考え方が確実に変わることをお約束します。

↓↓↓

第27回 映画制作体験ワークショップ
(2024年 東京開催)
5月11日(土)/ 12日(日)


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僕の30年近い映像制作経験と、20年の初心者指導経験がギュッと詰まってます。
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